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オタクに理屈なんて必要あります

8月30日、Jams Collection(以降、ジャムズ)のファーストワンマンライブがTSUTAYA O-EASTで開催されたので、参加してきました。

当初、8月10日に予定されておりましたが、世間的な情勢、及び内部からの感染者もあり延期になっていました。


結論から言って、素晴らしいライブでした。

今のグループの勢い、メンバーの気持ちが全て詰め込まれた素晴らしいライブでした。すっかりこのグループの魅力に取りつかれてしまいました。


僕がジャムズに通い始めたのは5月くらいからでした。比較的短期間でハマったと言えます。

オタクはアイドルのどこに魅力を感じ、どうやって沼にハマるのか。僕のジャムズの事例から考えて見たいと思います。


①納得感の先取り

1つ目の要因は、ジャムズがFES☆TIVEと同じ、ライズプロダクションのオーディションから生まれたということです。

このため対バンライブ等でジャムズを知ることができました。しかし大事なのはこの「ついで」で知ってもらうことです。



そして僕は、気づいたら次のライブの時には保科凜ちゃんの特典会列に並んでいました。


アイドルは囲い込みビジネス、いかにリピーターを巻き込むかがカギになります。

そこでオタクが何度もお金を出すために必要となるのは、「納得感」です。

オタクが選択した行動に対して「ああ、お金を出してよかったな」と思わせせてあげる事が必要になるのです。


その意味でFES☆TIVEという実力派と、MyDearDarlin'という絶賛売出し中アイドルと同じ事務所からデビューしたジャムズは、メンバーの努力の甲斐もあり最高のスタートを切ったと言えるのでしょう。


②草分け的フリーミアム戦略

これに加えて、ジャムズはワンマンに向けて新規向けの企画を沢山打っていました。

・無銭ライブ2~3回
・無料Zoom通話
・新規無料チェキ


コンテンツの魅力を「フリーミアム戦略」として先に無料で提供するのは既に定着しつつあります。

ここで働いているのは、返報性の原理といわれる『ほかの人から何かをもらったとき「お返しをしないと気が済まない」と感じる心理』です。




しかし、戦略はあくまでも戦略。戦略を実行するのは人です。


ここにさらにブーストをかけたのはジャムズメンバー自身の努力です。どのメンバーもほぼ毎日SHOWROOMやOnly Five、SNSでの返信など、事務所の力に頼らない、地道で草分け的な活動を積み重ねていました。

これこそがオタクとの結束感を生み、多くのファンを獲得するに至ったことは言うまでもありません。


③感情のジェットコースターに乗る


ここまで「事務所対バン」「無銭イベント」という手段が、僕をジャムズ沼に引き入れた原因ではないかという話をしました。

しかし、アイドルに1番大事なのはなんでしょう?



そう、ライブです。


いくらお客さんを呼んでもライブがつまらなければ意味がありません。楽しいライブと特典会こそが、最高の納得感を与えるのです。

しかし、ジャムズに関してはその心配は杞憂でした。期待に違わぬ素晴らしいライブを見せてくれました。


そして最後に大事なのは「感情のジェットコースターに乗り遅れない」ことです。

ライブの終わりに、間髪入れず、全国ツアーの予定を発表しました。


オタクが、「来てよかったな」という納得感を感じているタイミングで次の選択肢を提示するのです。

①先に納得感を与える
②草分けフリーミアム戦略
③感情のジェットコースター


こうして、僕はただの「お財布」へと変身してしまったわけです。

しかし、この仕組みに気づいてしまえば、ハマりたくないオタクはいったん踏みとどまることだって出来るはずです。

自分が「意図せずお金出してるかも?」と感じた時には、一度これらの戦略のどれかに乗せられていないかを考えてみてもいいのかも知れません。


おわりに

まとめます。


考えないほうが、幸せなことだってある。


以上です。


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