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日比谷街歩き謎解き、ときを超えて新たな意味をつけられるものたち

日比谷の街歩き系謎解きに参加してきた〜

参加費用:謎解きキット購入時に500円

この日はまず都内のスイーツビュッフェに行き、思うままに食べまくり13:30に終了。
わたしと夫はビュッフェが大好きで、よく都内まで食べに行くけど、ビュッフェのあとに何して過ごすかがいつも悩むところ。
関東に住んでいるけど都内ではないので、せっかく都内に行くなら何かして遊びたい。だけど都内で遊ぶような趣味がない…
過去には伊東屋に行って文房具を買ったり、丸善に行って本を読んだりしていたけど、最近は物欲もなく、家にある大量の積読を消費したいので極力本も買いたくないのだ。
映画館で映画鑑賞も好きだけど、映画って高いからもったいない気持ちになる。サブスク登録してるから配信を待ちたいと思ってしまいがち。
そして有力候補となった遊びが、謎解き!
しかも日比谷謎解きは500円。安すぎです。

ちなみにわたしの謎解き力は以下の通り。

・小学生のころ謎解きを題材としたシリーズ小説やミステリー小説にハマってた

・小学生のころ数独、クロスワード、お絵かきロジックにハマってた
(これらにハマった理由として、友達から「パズル解いたら懸賞がもらえるやつがあるんだよ!」と教えてもらって懸賞目的だったのですが、親に頼んで買ってきてもらったところ懸賞パズル雑誌ではなくひたすら数独問題集みたいなやつで、なんの疑問もなくその問題集で懸賞がもらえると思ってひたすら解いてました)

・過去の謎解き参加はジョイポリス(難しくて解けなかった)、USJのコナンくん(解けた)

で、日比谷の謎解きは、と〜〜っても良かったです

問題のレベルとしては、「中の下」くらいではないでしょうか。
謎解き経験値が低いのでなんとも言えないけど…
一応言っておくと、謎制作をされたNAZO×NAZO劇団のサイトでは「初心者にも安心」と書かれていました。

わたしなりに頭を結構ひねったりして、最後で驚かされたり、かなり楽しんで謎解き欲を解消できたし、かつさらなる謎解き欲を生み出しました。
(もっと謎解きした〜い)

ただ、謎解きだけではなく、街歩きもとっても楽しかった!
街歩き謎解きって、街歩きの楽しさ50:謎解きの楽しさ50をみんな期待しているだろうから何を当然のこと言ってるんだと思われるかもしれないけど、日比谷の今まで全く知らなかった場所を探検することができて嬉しかった。
そういえばわたし、小学生のころ探検ごっこするのが好きだったな〜と思い出した。

特に面白いと感じたのが、街の中のオブジェ・モニュメントなどのアートを謎解きに利用していること。
(謎解き界隈では言及するまでもない日常かもしれないけど、わたしにとってはとても新鮮だった)

ときを超えて新たな意味をつけられるものたち


街のオブジェってなんのためにあるのかと考えると、街の景観づくりであったり話題作り、最近だとSNS映えを意識してのことであったりするのであろう。
モニュメントであれば、歴史的な背景や縁やゆかりがあってその地に作られたんであろう。
会社の敷地内にオブジェやモザイクタイルアートの床などがあったりするけど、会社の雰囲気や理念を表現したり、単にオシャレにしたかった、建設当時の社長の趣味など、そういう理由なのかな。

とにかく何かしらの理由があって、街にあるアートたち。
それに「謎解き」という新しい役割をつけているのが、面白く感じる。
存在理由のあるアートだとしても、関係のない人からするとその理由は不明であり、「ただそこにあるアート」である。
(アートなんだから「ただそこにあるアート」であるのは、何にも不思議なことではないんだけれども)

目に入らないかもしれないし、たまたま目に入ってじっくり見るかもしれないし、事前に調べてそれを見るためだけに現地に行くこともあるかもしれない。
これからもずっと、多分何十年もそこにあり続ける。存在理由を知っている人がどんどん少なくなっても、あり続ける。
それに、後の人々が理由をつける、役割をつける。「これで謎解きしたね」という思い出や価値がつく。

これって「聖地巡礼」も同じことかも。
ただのアート、ただの駅、ただのショッピングモールが、とあるアニメ作品で登場人物がそこにいるシーンが描かれるだけで「聖地」として新たな価値が付着する。
「聖地」という価値は、そのアニメ作品のファンからすると遠くからわざわざ行って何枚も写真を撮るほどのものすごい価値かもしれない。
アニメ作品を全く知らない近隣住民からすると、とりあえずは「ふーん」くらいかもしれないけど、久しぶりに帰省した家族に「そういえばここアニメに出たんだってさ」と話したり、アニメに興味を持ってみ始めたり、そういう価値ができる。

なんだか、そうやって、すでにあるものが、時を超えて次の世代の人に新たな意味づけをされて、新たな価値がついたりしながらずっとそこにあり続ける、これが歴史か〜と感じたりした。

日比谷公園でみつけたものたち

ルーパロマーナ像
さっぱり知りませんでしたが、ローマを建国したといわれる初代皇帝ロムルスと、その弟レムスの幼少期を表したとても重要な、ローマのシンボルともいわれる像のようです。
視界に入ってきた時の衝撃がすごかった。
日本で3番目に古い装飾用噴水。上へ上へと吹き上がる水がかっこいい。
正真正銘のレトロ、雰囲気のある売店。
この日はしまっていたので廃墟か?と思ったけど、調べたら今も営業しているっぽい?
この売店を背景にしてウエディングフォト撮影のようなこともしてた。
ファンタジーにしか見えない公園の風景


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