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非情報系が応用情報技術者試験に受かった話

 令和2年秋期応用情報技術者試験に受かったので反省点などをまとめておくノート。
 令和元年秋期にFE合格し、春期にAPの申込みをしたがコロナの影響で中止になったので秋期受験となった。FEに合格した時点でAPへのやる気も高かったため過去問等を行っていたが、中止になったことでやる気も激減し直前に少し過去問を見直した程度で終わってしまった。勉強時間は記録分+αで合計50時間程度になる。
 試験本番では午前が思うように解けず、午後の問題を貰うつもりで受けた。自己採点等もしていないので合格の通知が来たときは驚いた。結果は午前61.25点、午後70点とぎりぎりの合格だった。

AP22ャ

午前対策

 午前対策はやはり過去問だと思う。過去6回分の7割で肢のどこが間違いか正しいかを理由付で答えられるようになったら十分合格できる。
 自分は1回分をまとめて時間を計って解いていたが、過去問道場を使ったスキマ時間の利用でも良い。​

午後対策

  午後は、どの大問にも記述問題が必ずあるため対策が必要。記述問題を大別すると、用語やその意味を書かせる知識問題と問題文から内容を抜き出し適切な形で答える読解問題となる。IPAは問題ごとの配点を公開していないが、一般的なテストと同様に配点がなされているとすれば、原則として、選択問題≦知識問題<読解問題の配点になると考えられる。
 そのため、実務で行っているまたは得意分野以外は、大問を固定せずに、ストラテジ系やマネジメント系で簡単に答えられそうなものを探す時間を作っておいた方が安定して点数を稼げるようになると思われる。文章中の抜き出しのみで簡単に答えられる例として平成30年春期試験の問11をあげておく。

 本番では、経営戦略、システムアーキテクチャ、プロジェクトマネジマント、システム監査を選択した。itecの自己採点表を用いたところセキュリテイ5.5点、経営戦略10.5点、システムアーキテクチャ18点、プロジェクトマネジメント18.5点、システム監査3点の計55.5点だった。厳しめにつけているので予想よりも点数がもらえてる記述が多かったようだ。

使った参考書等

使ったもので新版が出てるものは新版をリンクにしている

2020 応用情報技術者 午後問題の重点対策
おすすめ度:★★★★☆
 FEでもお世話になった午後本のAP版。午後の全分野が載っているのでどの分野がどれくらいできるか確認するといい。FE合格者なら午後はこれで十分だと思う。

令和02年【春期】【秋期】 応用情報技術者 合格教本 
おすすめ度:★★★☆☆
 全体の教科書的に1冊購入したもの。FEのキタミ式よりも固い内容でマンガ等が不要だった自分としてはこっちのほうがあっていた。

令和02年【春期】 応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集
おすすめ度:★★☆☆☆
 ITパス、FEと使ってきた過去問のAP版。早期発売を目的としているらしく、回答が独自なものになっているため、午後の過去問としては使いにくかった。年度別の過去問を買うならIPAの公式発表後を踏まえたものがいいと思う。

応用情報処理技術者ドットコム
おすすめ度:★★★★★
 午前ならまずここというサイト。絶対に嫌な理由がない限りここが最もよい。

所感

 落ちたと思って放置していたので雑になっているが、AP合格について簡単にまとめた。文系なら応用から受験でもいいというのは、午後のマネジメントやストラテジ系がある程度解けるのが前提であって、全くの素人から午前に合格するまでに知識を習得するにはFEに合格するのと同じくらいの時間がかかると思う。今後SGとFEがずっとCBT形式で行われるのであれば、とりあえずAPを申請し、同時並行で勉強するのもよさそうである。
 令和3年春期には、SCを受験しようと思っているので、合格したらまたノートを書きたい。

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