財務劣等生その2:奨学金と言う名の借金

こんにちは、週末ベーコンです。

財務劣等生シリーズ、今回は奨学金です。

私は某MARCH私大を現役で入学、4年で卒業しています。
優等生のようですが理由があり、浪人・留年は絶対NGが親から提示された進学条件だったからです。
団地暮らしの貧しい実家でしたが、小中高(公立)の学業成績はそこそこ良く、大学ぐらい出ておけと先生やクラスメイトの空気に流されての大学進学でした。
親も、上記の条件はありながらも進学には前向きでした。
7教科の国公立大に独学で合格する自信が無く、塾に通うお金も無かったため、受験科目の少ない私大に絞ったのが奏功しました。

私大で問題になったのは学費です。自営で当時は体調が優れない父親と母親のパートの稼ぎでは全額を賄う事はできず、日本学生支援機構から奨学金を合計約290万円借りました。260万円が卒業後15年返済の無利子第1種、30万円が有利子の第2種でした(詳細覚えてませんが、入学金にあてる目的だったと記憶します)。
大半が無利子、有利子分も低金利のため卒業後就職して楽に返せるだろうと甘く見ていました。。。

卒業後、現在の会社に就職(リーマンショック直前の就活で幸運でした)。
返済を開始してみると、
独身実家住まい時代は、奨学金+愛車のカーローン(過去ログ参照)があっても大きな負担には感じなかったものの、やはり結婚後、家計を圧迫していくことになりました。

しかも、妻も大学進学に奨学金を借りていました(推定約200万円)!
家計にダブルパンチです!!
クルマ、奨学金✖️2人、住宅ローン(別途投稿予定)の多重債務です!!!

妻の奨学金は自治体からの貸与(無利子)で、日本学生機構より返済の融通がきいて、一時は返済を猶予してもらっていました。最近ようやく元の返済計画に追いつく目処が立ちました(ホっと一安心してはいけませんが)。

私は奨学金を一概に否定しません。
使ってでも大学に進学、卒業して良かっと思っています。
勉強はろくにしませんでしたが、小中高と遊びをあまりしてこなかった自分に、自由で楽しい時間をたくさん与えてくれました。それでいて大卒ブランドだけで就職もできました。
でも、妻も奨学金を借りていたのは想定外でした。自分も借りているしそれでどうというのはありませんが、将来家庭を築く時に家計を圧迫することは理解しておくべきでした。

長くなりましたが、奨学金から学んだことをまとめます。
・奨学金は、奨学金と言う名の”借金”。
・無利子・低利子でも借金は借金。将来確実に家計を圧迫する。
・配偶者・パートナーの奨学金有無を早いうちに把握しておくこと。そしてお互いに奨学金返済を念頭に置いたお金の使い方を話し合っておくこと。
・奨学金借りてでも大学進学したいなら、うまく活用するべき!(私は進学してよかった)。
日本学生支援機構だけで無く、自治体や他の無利子、低利子のものを探してみる(これはもっと時間をかけてやってもよかったかも)。

参考:
過去ログ 








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