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漢検1級に挑戦される方へ(1/n)

いきなり文章を書いてみたくなったので筆を執りました。パソコンに文字を打ち込むことに「筆を執る」という表現を使うのは違和感を覚えていましたが、こういう時代に変わってきているんでしょうね。

さて、漢検1級のことで気になるのですが、なぜあなたは漢検1級に挑戦するのでしょうか?

資格(検定)として魅力的だから、準1級に合格したから、漠然と取ってみたいからなど、きっかけはいろいろあると思います。

僕は漢字が好きだからです。踏み込んで言うと、これを取ることで自分に自信を持てるから、というのもあります。紆余曲折ありましたけどね。

僕が初めて1級に挑戦したのは2009年の秋だったと記憶しています。当時高校1年生。学校の勉強そっちのけで日々直帰して勉強に励んでいました。僕が合格したのが2011年の夏ごろでした。だいたい2年で合格に至ったみたいですね。

漢検1級は、僕の体感だとここ10年くらい前から難化の一途を辿っています。よりマイナーな言葉・語彙の出現によって合格が難しくなってきています。僕は勝手に語彙力勝負と呼んでる。

初学者には大変厳しい状況にあります。

漢検1級はどこに向かっているのか、とよく考えますが、難化させてるのはいわゆるリピーターの存在だと思います。受かってもなお受け続ける方々のことですね。角が立つ言い方だとは思いますがリピーターの方々もそう思っていると思います。なんなら僕もそうでした。あまり深くつっこむと怖いのでこの辺で。

新しい級を設けるべきなどの意見はよく見ますね。僕もそう思いますがなにせ需要の少ない層なので、運営側としてはコストに見合うかどうかを考えているのではないでしょうか。

前置きが長くなる癖が治らないのですが、初学者、挑戦者は何から手を付けるべきか、ちょっと自分の経験を踏まえて考えてみました。

漢検 1級 分野別 精選演習

まずはここからかなと。何よりも基礎・土壌を作る所からですね。僕は完全征服をやってましたがもう売ってないんですかね。

頻出度順 漢字検定1級 合格!問題集

次にこれかなと。基礎ができた気がすれば次は数を熟していきましょう。

本試験型 漢字検定1級試験問題集

僕はこれ重宝しました。初合格を目指した10年前の話にはなりますが。ただ基礎を作るのに大きな助けになると思います。

これらの8割以上解けるようになれば、ざっくりですが本試験で100~120点くらいはとれるんじゃないかなと思います。え、合格点まで全然遠いじゃん。

ご存じの方も多いと思いますが、ネット上には弊模試も含めて有志の方々が模試を作成してアップされています。すごい時代になったものです。

ただ、それらは基礎ができたばかりの方にはまだハードルが高いと思います。弊模試も簡単な難易度を目安で出していますが、ある程度力が付いた方向けなのです。初学者向けの難易度で作られている方もいらっしゃいますが、ほとんどはもう少しレベル高めの方向けだと思います。

基礎作りが完了してから合格点に至るまでの道程はえぐいぐらい遠いです。ここからが大変だと思います。あと40~60点を埋める部分に一番時間がかかると思います。

よく120点の壁、140点の壁、150点の壁などと表現されています(一部で)。これ本当にそうで、それぞれの壁がとても高いのです。

じゃあどうしたらいいんだよ、と思うと思います。そこからの部分は、また別の記事に書こうかなと思います。

だらだら書くの得意になってきた。

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