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iPad(2024)を購入する際の注意点(購入をためらったポイント)

昨夜23時にAppleのイベントで新型iPadとアクセサリーが発表された。

 ざっくりいうと新型iPad Pro(以下、M4Pro)はメジャーアップデート、
新型iPad Ai(以下M2Air)rはマイナーアップデートといった感じ。

どちらも魅力的な製品なのだが、知らずに買うと後悔するような点が
いくつか見つかったのでまとめてみた。
これを機に新規購入する方や買い替える方の参考になれば嬉しい。

【注意点① Apple Pencil】

新しいApple Pencil Proは今回発表されたM4ProとM2Airしか使えない。
同じM2なのに旧モデルのiPad Proが使えないのは
少々腑に落ちないが仕方ない。

 更に新型iPadでは第一・第二世代のPencilは使えない。
機能をいくつか削除したUSB-Cのみ対応可能!
Apple Pencilを使い回そうとしている買い替えユーザーや、
Apple Pencilは中古で、と思っている方は注意!

【注意点② 物理SIMが使えない】

従来通り新型iPadもWi-FiモデルとCellularモデルがあるが、
CellularモデルはeSIMのみ対応で、物理SIMは使用不可!
筆者はminiとProの2台で必要に応じてSIMを入れ替えて使っているが、
このように複数のiPadをSIMを入れ替えて運用しているような方は要注意!

 【注意点③ 削除された機能もある】 

M4Proではコストカットのためだろうが下記の機能が削除された。
・超広角カメラが削除
・5マイクが4マイクに変更

マイク品質は実際に使ってみないと何ともいえないが
超広角カメラは特に困ることはないだろう。
個人的にはLiDARスキャナもコストカットしてほしかった。

 【注意点④ キーボード】 

M4Proは新しいMagic keyboardのみ対応!
M2Airは旧型Magic keyboardのみ対応!
そしてSmart keyboard Folioはどちらも使用不可!

つまり新型iPadでは安いSmart keyboard Folioは使えない。
高価なMagic keyboardしか選択肢がないということ。

「トラックパッドは要らない」
「タイピングだけできればいい」
という希望は叶わない。

【注意点⑤ CPUとメモリ】

旧型M2Proはストレージによってメモリが16GBになったが、
今回のM2Airは1TBを選んでもメモリは8GB.のまま。

負荷が高いゲームや動画編集アプリ、外部ディスプレイで
ステージマネージャーを多用するような使い方をするなら
M4Proの1TB以上を選んだ方がいいかもしれない。

M4Proはストレージが512GB以下と1TB以上で下記の点で異なる。
・メモリが512GB以下は8GB、1TB以上は16GBになる
・CPUのコア数が512GB以下は9コア、1TB以上は10コアになる
・1TB以上のみ、オプションでNano-textureディスプレイが選択可能になる
ストレージ容量でチップの性能やオプションが変わるのは初めてだと思う。

【まとめ】

色々書いたが、すべてを気にする必要はない。
Wi-Fiモデルを選ぶなら物理SIMが使えなくても問題はないし、
Apple Pencilやキーボードが不要の方もいるだろう。
CPUとメモリもライトユーザーには関係ない。
特にCPUの1コアの違いは日常で違いを体感することはまずない。

早く実物を見てみたいと思えるほど
どれも魅力的な製品なので、それぞれの使用用途や
目的に合っていれば買って後悔することはないだろう。

仮に自分に合わなかったとしても、
Appleの公式ストアで購入したもので2週間以内なら返品可能!
時間の許す限り使い倒してみてはどうだろうか。
(筆者はまず店頭の実機を見てから判断したい)

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