『サンタクロースはいる!』ことにした。
小6の娘がいます。
そして約10年ほど、サンタクロースも我が家にやってきます。
2年前くらいから「サンタはパパなの?」と言われるようになり、はぐらかしつつ、近年は「パパはサンタに派遣されている」と答えていました。
サンタクロースについては、諸説あると思います。
おうちおうちで、その存在はいろいろでしょう。
最初からいない家もあるし、早々にネタバレするおうちもあるし、必ずしも欲しいものをくれる人ではないこともある。
そもそもこのサンタクロースというイベントに否定的な人もいるでしょう。
それは学校でも話題になり、学年が上がるにつれ懐疑的になり…娘もそうでした。なので先日、彼女にこう伝えました。
「サンタクロースを信じなくなった瞬間、もう子どもではなくなり、サンタは来なくなるんだよ」と。
現代のサンタクロースの定義とは
・クリスマス(イブの夜中あたり)に、そっとプレゼントを置いていく
・誰も見たことがない
・子どもにしかプレゼントをくれない(子どものための存在)
ですよね。
そう、サンタクロースは子どもにしかプレゼントをくれないのです。
誰にも見られることなく(トナカイは別かな?)そっと贈り物を置いていくのです。
つまり《関係者にしか見られることなく、子ども(信じている子)へのプレゼントを置いていく人=サンタクロース》ということです。
サンタクロースは誰なのか?
特定の誰かじゃなくても良いのではないだろうか。
豊かなひげの、赤い衣装の、体格の良い若くはない男性(そして西洋人)じゃなくても良いのではないだろうか。
だって、子どものことを想い喜ばせたくてそっとプレゼントする、私たちの『気持ち』そのものがもう『サンタクロース』なのだから。
「サンタが来るとか来たとかは、もう信じていない、つまり子どもではなくなったお友達に言う必要はないよ」
「あなたが信じ続け、お手紙を出し続ける限り、きっとサンタは来てくれるよ」
そう言うと、ホッとした表情の娘はまた、丁寧に丁寧にこんなお手紙を書きました。
サンタさんへ
こんばんは。毎年すてきなプレゼントありがとうございます。
もう私も6年生なのでプレゼントは無理かなー…など思っていました。でも手紙は書きます。
(中略)
わがままですが、サンタさんがうちに来てくれるととてもうれしいです。
(ちなみに最近ノラネコぐんだんという本にはまっています)
クリスマスの日に私からスコーンを置いておきます。家族にも好ひょうだったのでぜひ食べてみてください。
この手紙だけでも、うけとってもらえるとうれしいです。
いつもありがとう!○○○より
大丈夫、きっとサンタさんは美味しくスコーンを食べてくれるよ。
ノラネコぐんだん、もらえたらいいね。
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