#4 愛する17歳の君へ。《「ナニモノか」になんて、なろうとしなくていい》
「あの人、すごいなあ」
って、思うことあるよね。
「あんなふうに生きられたらいいのに…」
って、羨ましくなったりするよね。
『なにか』になりたい、その夢はとてもいい。
目指すものがあったら力になるし、希望になってくれる。
もちろん、そういうものがなくてもかまわない。
これから見つけるのもいいし、見つからなくたっていいんだ。
けれどもし、君が『ナニモノか』になりたいと思うとき
その想いは君を『心地よく』してくれているだろうか?
「あの人みたいになりたい。羨ましい」