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怨讐星域 I〜III 梶尾真治著 ハヤカワ文庫(2015年5月発行)

これはSFマガジンに2006年5月号から2014年11月号にかけて不定期で連載された作品を3冊にまとめて出版されたものです。長くなりますが、3冊まとめてご紹介します。

トンデモ設定満載だけど主眼はそこではない

設定に関して言えば、太陽フレアと膨張は違うのでは?とか、地球が焼きつくされるほどなら異常気象の前に海が干上がるぞ!とか、中間部まで加速し続けるんかい!とか、宇宙船内で自由恋愛を認めてはいかんだろう!とか、170光年先の系外惑星なのに詳しいな!とか、ツッコミどころは満載です。

いっそのこと、ある日突然青い顔の異星人がやってきて

「太陽に間違ってミサイル撃ち込んじゃってぇ、あと5年ぐらいで爆発しちゃうみたい。移住先の惑星データと3万人が乗れる宇宙船の設計データをあげるから許してねん。」

と言われる方が腹におさまりやすいですね。

ただ多分、この物語の主眼はそこでは無いと思います。きっかけはむしろ何でもよくて、地球に居られなくなった人類の行く末が二つに大きく分かれるようになった結果もたらされる怨讐を描くことが一番の主眼だと思われます。

この辺りについては後ほどまとめるとして、読む前にもう一つ気をつけることがあります。文庫本第I巻の裏表紙にある概要説明によると

太陽のフレア膨張による地球消滅から逃れるため、アジソン米大統領と選ばれた3万人だけを乗せた世代間宇宙船ノアズ・アークが、密やかに出航した。残された人々はノアズ・アークを呪い、大統領の娘ナタリーの恋人が発明した星間転移で決死の脱出を図った――。2つの人類の目標は、172光年先にある約束の地。生き残りを賭け闘う人間それぞれの受難、愛憎、そして希望を通して、世界の喪失と再生を描く、SF大河ロマン。

とあり、これだけを読むと数世代にわたる壮大なSF叙事詩のようにも思われます。作者の他の作品から見ても、例えばスターウォーズのように雄大な時の流れの中でアクションシーンが連続していくような作品でないことは予想できますが、少なくとも個人的には「SF社会シミュレーション」のようなものを想像して読み始めました。しかし!

たしかに、世代が進み社会もいろいろと変遷はしていきますが、そこで描かれていたのはどちらかと言えば日常のちょっとした事件。プロットだけを取り上げれば他の作品にも当てはまりそうです。この作者の多数ある作品のうち、ドタバタ系が大好きなのですが、全体的にはエマノン系に近いかなと思います。

そのため、一大長編として捉えるのではなく、二つの異なる世界を舞台にした連作短編集として捉えるのが最も適していると思います(作者もあとがきで言ってるし)。そう思い始めてから、物語にひきこまれるようになりました(それまではどうだったのか?というのはおいといて)。

対立構図で見てみるとおもしろい

地球人類が異なる二つの方法で地球を脱出し、地球が予定通り消滅した頃から物語が二項対立で語られるようになります。それぞれの詳細は後段でまとめる各巻のご紹介で触れますが、先発と後発、後着と先着、文明と未開、絶望と希望、衰退と発展、西洋と東洋、混沌と調和などなど・・・

先にあげたのが宇宙船ノアズ・アーク号、後ろにあげたのが星間転移で約束の地までジャンプした人々です。ただ物語には完全な二項対立にならない事柄もあります。例えば宇宙船の航海の最初では、地球は無事かもしれないから戻った方が良いのでは?と迷いますが約束の地にジャンプした人々に引き返すという選択肢は存在しません。

また、約束の地ではノアズ・アークへの怨みを抱きつつ時が流れますが、ノアズ・アークではそのことを知りません。自分たちだけが地球人類の遺伝子を継ぐものだと確信しています。

この異なる世界に分かれてしまった地球人類が、数世代を超えて再び出会う時、何を考え、何が起きるのか。物語の結末に向けての興味が増してきます。

怨讐星域I〜ノアズ・アーク

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全体で9章立てになっていて、基本設定が整理されています。原則として各章ごとに一つの世界、となっていますが冒頭の章のみ約束の地と地球が交互に描かれます。

「約束の地」:約束の地、地球

約束の地にジャンプしたマサヒロの視点から約束の地での生活環境が語られ、同時に回想としてジャンプに至った経緯が語られます。この時点でノアズ・アーク号は出航済みなのですが、残された人類の大多数には不明確な噂としてしか情報が伝わっていません。異世界におけるサバイバルといった雰囲気です。

ギルティヒル:地球

前章より時が少しさかのぼります。太陽の異常を受けて限られた人々を載せて宇宙に旅立つ決心をしたのが米国大統領アジソン。物語はその娘ナタリーと後に転送装置の開発者となるイアンとの恋物語として描かれます。不本意ながら脱出するナタリー。自分の不甲斐なさに落ち込みながら転送の技術開発に成功するイアン。二人の行く末は物語に大きな影響を与えていきます。

スナーク狩り:約束の地

約束の地への転送精度は極めて低く、無事に転送された人々は文明の利器が何もない状態で寄り添いながら暮らしています。なんとか捕獲して食料にできる生き物がいる一方で、手も足も出ないそして正体も不明な生物がいます。それがスナークです。湿った夜更けに突然現れて人間を襲います。多数の犠牲者を出しながらたどり着いたその正体とは。

ところで転送する際に幾ばくかの種とか開拓用機材とかを送れなかったんですかね。ちょっと気になりました。

ノアズ・アーク:ノアズ・アーク

ここで初めて宇宙船内の様子が明らかになります。出航から八ヶ月が経過しています。どうやら宇宙船はグレアム・ランバートの財団の協力で建造されたらしく高齢の総帥はじめ、多くの関係者が搭乗しているようです。

地球人類の絶滅を防ぐためじゃなかったんかい!と気持ちはすでに約束の地チームを応援する方へ傾いています。船内では宇宙船でのアテもない長旅に疲れ果てた人々の自殺が増え始めています。これを防ごうとアジソン大統領はじめ管理者たちが一つのイベントを企画するのですが・・・

ハッピーエンド:地球

ほとんどの人類がジャンプを終えた後、自ら地球に残ることを選択した人々の姿が描かれます。人気の少ない早朝に偶然出会った若い男女。物語はこの二人を中心に進んで行きます。地球消滅が確実視されていく中、意外なほど整然と社会生活が営まれているように、そこに暮らす人々も人間らしい生き方を心がけている人々。他の章で語られている宇宙船と約束の地での描写とは大きく異なる優しい世界が広がっています。単独の短編であっても充分に読める、大好きなお話しです。

エデンの防人・誓いの時間・鬼、人喰いに会う:約束の地

3章を費やして約束の地における二つのグループの出会いが描かれます。世代としては最初にジャンプした人々の子供がある程度大きくなった頃らしいので、20年経っていないぐらいでしょうか。狩りを中心にしながら社会秩序が保たれ、学校の設立や一部では農耕も始まっているようです。

グループ同士の出会いはまず不幸な誤解から始まっていました。地形によって分断されていることから互いを同じ地球人類として認識できず災いをもたらす在来生物と思っていたのです。

前の章を見る限りやむを得ないのでしょう。そんな中、一人の子供をきっかけに急速に互いの理解が進んで行きます。

特に際立ったエピソードが述べられているわけではありませんが、約束の地が発展していくための重要なポイントとなっています。ただ、「今読んでいるのはABどっちのグループの話?」となりました。なんか、みんなの名前が似てるんだもん。

閉塞の時代:ノアズ・アーク

詳しい世代は不明ですがエピソードの主役はノアズ・アークで生まれた29歳のマイケルです。彼の仕事は船内の宇宙農場でトマトをつくることでしたが虫のいない船内で手作業で受粉を続けています。

恒星間宇宙船なのになんて原始的な!と思ったのですが、航行中のリスク回避で虫は禁止され、それに代わる様々なロボットもうまく稼働せず、現在に至るようです。

そんな中、実はこっそり虫を育てているクルーと知り合い、それを受粉に活用しようとするのですが・・・

と、ここで読むのを辞めました。虫、というのが世界で一番嫌いな「ヤツ」だったので。日本語はもちろん、英語で呼ぼうが略称で呼ぼうが愛称を付けようが嫌いなものはキライです!とりあえずどんな話か知るために一行飛ばしに斜め読みを追加して最後までは行きましたが、ああ、気持ちわる!

怨讐星域II〜ニューエデン

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全体で12章になっています。連作短編集の色合いが特に濃い一冊です。一つの話が複数章にわたっているものが多く見られます。ちなみにニューエデンとは約束の地に作られた新たな街の名前です。

降誕祭が、やってくる・アジソンもどき・失われし時をもとめて:約束の地

3章を費やして降誕祭での出来事が語られます。ここでいう降誕祭とはジャンプにより最初に人類がこの地に降り立った日のことであり、同時にその日が1月1日とされています。

世代は移住から四世代を終えようとしている頃。だいたい100年前後が経過しているところでしょうか。この間ニューエデンでは劇的に科学技術が進歩し、生活に困らない水準に達しているようです。

物語はイースト専門校に通うタツローと彼らが降誕祭で披露する演劇の顛末が語られます。出し物は「アジソン征伐伝」。自分たちを置いて地球から逃げ出した怨みをぶつけます。

準備を進める中で彼らがアジソン役に白羽の矢を立てたのが町外れに住む正体不明の男性。演劇への参加を承諾してもらい、いざ本番となるのですがそこで驚愕の事実が明らかになります。果たして男性の正体とは!

減速の蹉跌:ノアズ・アーク

行程も半ばとなり、着陸に向けた減速の時期を迎えたノアズ・アークでしたが船長室、および制御室で原因不明の事故が起こり、誰も入れなくなってしまいます。中には船長をはじめとするクルーとメンテナンス・チームがいますが連絡が取れません。

このままでは中間地点を越えても減速ができず、目的地にたどり着くことができません。メンテナンス・チームに所属する父をもつアケルは、自ら作り上げた小型蜘蛛型ロボットを操り、状況打開を目指すのですが・・・

この事故について「思いもかけない」と言うニュアンスの書き方がされていますが、宇宙空間においては真っ先に考慮すべき内容であることに合わせて、船内のチェック・修復システムの杜撰さが明らかとなりました。この宇宙船がいかに急拵えで深い考えもなく作られ、出航したのかが伺えます。

生存の資質・ノアズアークの怪物:ノアズ・アーク

2章を費やして、結婚を希望するダンとアミの話しが語られます。ダンは筋骨隆々のアミの父親にいわれ、心身を鍛え直すことを決意するのですが、そんな中船内に怪物が現れると噂が立ちます。あれ以来ジムの責任者を務めるダンもその騒動に巻き込まれていきます。

船内事故から世代が一つ過ぎているようです。ストーリーとしては明解なのですが、なぜここでこの話?という感が拭えませんでした。長旅で船内の人々の体力が低下しているという伏線でしょうか。

テンゲンの山頂にて・アダムス小屋:約束の地

高齢で意識の混濁が進む大伯父に思い出のたまごご飯を食べさせようと、シャドーカラオケの巣を求めて、ミツヒロはテンゲン山へ足を踏み入れます。そこであまり親しくはしていない同級生のテングと出会い、共に巣を探し始めるのですが・・・

高齢となった大伯父タツローはおそらく降誕祭で演劇を企画した彼のことと思われます。世代としてはその降誕祭から7〜80年後というところでしょうか。約束の地における社会システムがかなり充実してきているのが伺えます。

同時に、ジャンプ当初にあれだけ悩まされたシャドーカラオケを野生ではあまり見かけなくなった様子から、人類というのは、どこに行っても他の生物にいやな影響を与えてしまうのだなぁとしみじみ思います。

深淵の選択:ノアズ・アーク

いよいよ10年後には約束の地にたどり着く、という時期に上陸方法をどうするか十七代大統領が悩んでいます。船内では人口も3分の2まで落ち込み、さらに全体の3分の1程度の住民が惑星の重力に耐えられないのではないかという報告も届きます。

だから、自由恋愛はダメって言ったでしょ!というツッコミを入れながら読み進めるとどうやら上陸に関しては居住区を解体してシャトルをつくるようです。豪快に居住地を解体していきますが、1〜2年ぐらいかけて慎重に上陸すれば良いから、そんなに作らんでも、と再ツッコミしてしまいました。この話は大統領が悩んだまま終わります。

ウィリアム・ガズの部屋:ノアズ・アーク

船長が同じなので前章の続きと見るべきかもしれません。居住区を解体するからには移転が伴うのは当然で、移転の依頼などをする係のサチオが主役です。

彼が相棒と訪れたウィリアム・ガズという老人は室内にいることが確認できているにも関わらず、何一つ応答をしてくれません。困っていたサチオは他の現場でガズを知っているという男性に出逢います。その情報を手がかりに再度ガズの部屋を訪れますが事態は進展しません。最後の手段として強制執行が始まりますが彼らは室内で思いもかけないものを発見します。美しく終わるストーリーではありますが一方で物悲しい気分にもなります。

自由教会にて:約束の地

一人の男性の懺悔にまつわるストーリーです。世代はわかりにくいのですがノアズ・アーク到着まであと数年というところでしょうか。

近年、ニューエデンではノアズ・アーク号に対する過激思想が幅を利かせています。とある出来事から宇宙船の接近を感知したことによるのですが、懺悔に来た男性は過激思想が流行っているのは、自分の軽率な行動によるのではないかと悩んでいます。そんな彼に対して、応対した聖職者が意外なむかしばなしを始めるのでした。

なんだかいっぱい食わされたような奇妙なストーリーですがそれより驚いたのが、今までどちらかといえば東洋的(というか、日本的というか)な雰囲気で約束の地のことが語られてきたのに、いきなり西洋的雰囲気を持つ教会の話しですから。

文中では特定の宗教について触れられてはいませんが聖職者、懺悔、父・母・兄という時点でだいたい見当は付きますね。西洋と東洋という対比で物語を進めている、とにらんだのは間違いだったか、と一瞬思いましたが、物語後半で極めて日本的なアイテムが出てきて安心しました。

七十六分の少女:ノアズ・アーク

シャトルの部品製造を仕事とするジョナが主役です。世代はこれも同じぐらいで約束の地到着まであと10年とされています。

惑星開発の道具作製に必要な複写装置の部品製作を依頼された彼は、2時間程度で部品を作り上げると指定の場所に納品に出向きます。そこで出会ったのが体に光をまとい、聴き慣れない言葉を話す少女でした。

その正体は地球からジャンプしている途中の少女でした。読者には自明ですが、そもそもジャンプの存在を知らないジョナは一生懸命に少女とコミュニケーションをはかり、介抱します。

著者が得意とする、美しく、悲しくて、それでいてちょっと温かくなるいいお話しでした。

怨讐星域III〜約束の地

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さあいよいよ物語も佳境に入ります。約束の地に近づくノアズ・アーク。その接近を察知して体制的、思想的に宇宙船の乗組員を殲滅する準備を整えるニューエデン。どんな結末が待っているのか、時間を惜しんで読み進めました。

この巻は10章で構成されています。前巻までのように短編風のストーリーもありますが、全体としては来るべきその日に向かって話が着々と進んでいく印象を受けました。各章の概要をご紹介すると、それだけで物語の進む方向が見えてしまうのでぼやっとした感想だけにさせていただきます。

全体としては進展が着々すぎて、展開が遅い!という印象は否めません。一冊分は多いよね。手ぐすね引いて待ち構えるニューエデンに対して、目指す惑星に先住している知的生命体が自分達と同じ地球人類であることを知らず一生懸命にコンタクトを試みるノアズ・アークの人々。

ニューエデンでは過激思想の持ち主であるアンデルスが首長となっています。とてもじゃないけど平和的解決は望めないと思いながら読んでいったのですが・・・

この大きな物語は、「ラストシーンはこうじゃなきゃ!」というのが思いつかない物語でした。どんな終わり方をしても納得できるし、その一方で物足りなさも感じたと思います。そんな中、選ばれたラストシーンは完全な納得こそ出来なかったものの、ここまで読んできてよかった、と思わせてくれる満足できたシーンでした。

全体的な感想として

読了して思ったことがありますので最後に少しだけ。

全体としてとても「中途半端さ」を感じました。この中途半端とは、基本設定の時点で2020年代における科学技術をベースとしているのか、空想SFに出てくる超技術をベースにしているのかが曖昧で、時に都合よくどちらも使われている、という意味合いです。

そもそも系外惑星に人間を転送するという時点で超技術を使っているので、宇宙船にしても最新以上のシステムを備えていて良いはずですが、そうはなっていないため、航海中に様々な事件が発生してしまいます。

まるで「いや、そこは取り寄せバッグ使えばすむだろう!」と思う気持ちに少し似ていて、その都度引っかかってしまい物語への没入が妨げられます。

それ以外にも目的の地が約170光年先というのも中途半端に近い気がします。別に14万8000光年先まで行けとは言いませんが、170光年を光速に近いスピードで進めば、ウラシマ効果により船内では出航直後に生まれた子供が、生存したままで約束の地に着けてしまうのではないでしょうか。

惑星上で考えた時でも、いくら科学的知識を持つとはいえ、裸一貫で投げ出された人類がかなり高度的な社会生活を営むには170年はやや短い気がします。

とはいえ、ニューエデンにおける人類の悪戦苦闘は興味深いのですが、世代にこだわりすぎた感が強く、とても狭い範囲で物語が終始している印象を受けました。いっそのこと主役家系みたいなものを設定していただき、その奇妙な冒険を通じて時を過ごしていく感じが共有できたら面白さが倍増したと思います。

他にもタイトルがあまり適切ではなかった気がします。「怨讐星域」というカッコいいタイトルであるだけに、もっと深く暗く激しい物語を連想してしまい、実際の物語との違いに、ページをめくるスピードが鈍るときがありました。

最後に一つ。この物語を二項対立で読む、と言いましたが、支配と共生という比較が読んでみたかったです。人類の歴史を振り返ると、富の蓄積などによって東西を問わず必ず支配層が現れます。ニューエデンでは全員が、いっせーのせで知らない惑星に放り込まれるわけですから、人類がかつて経験したことのない完全なる共生社会を描いて欲しかった(方向性としてはそうなっているのですが)。

一方のノアズ・アークは宇宙船という資源的にも限られた空間で、しかも地球人類の存続という大義名分があるのだから、一部の支配層によって完璧に管理された社会で無ければならないはず。この対比で物語を描いていただいてたら、この長い物語も「一気読み」できたかもしれません。個人の好みにもよりますが。

一般読者として好き勝手書かせてもらいましたが、ここまで書く気になったというのは、それだけの面白さがあった!というわけでして・・・

個人的な一番の感想は「終わらずにずうっと続いて欲しかった」ですね。

ちなみに三冊の表紙は続き絵になっています。こっちを見ている三人はだれなんでしょう。

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