見出し画像

マワシヨミジャンプと記憶

どうも。
Kabaddiです。
今日は好きなサービスについて。

マワシヨミジャンプと記憶

マワシヨミジャンプというサービスをご存知でしょうか。

https://www.shonenjump.com/app_mawashiyomi/

地図上に漫画が表示されており、実際にその場所に行くことでその漫画を「拾う」ことができ、それによってその漫画を読むことができる、というサービスです。

読み終わったらその場所に漫画を「捨てて」いくことができます。

位置情報を活用した興味深いサービスとしてリリース当時には大きな話題を呼びました。

このマワシヨミジャンプ。
大事なのは「拾う」ということ。

つまり、読みたい作品があったとしても自分の近くに読みたい作品の「読みたい巻」がない可能性があるということです。

そこには偶然の出会いもあるだろうし、読み込んだ漫画を再び読むきっかけにもなるでしょう。

よくできた仕組みだと思います。

この仕様を聞いた時、昔友達の家で漫画を回し読みしていたときのことがフラッシュバックしました。

漫画をたくさん持っている友達の家でサイダーを飲みながら読みたい漫画を探して、読んで、続きを探して、読む、を繰り返す。

そんななか、読むペースが合わない友人が1人でもいると、「読みたい巻」がない時があります。

そんなときは違う漫画の適当な巻を、なんとなく眺めてその「読みたい巻」が自分のところに来るのを待つしかないのです。

そのなんとなく気だるい空気と、甘ったるいサイダーの味がなぜか脳裏に刻まれています。

デジタルなサービスはアナログな記憶を呼び覚ましてくれる。

これも現代に生きている楽しさだと思っています。

今夜はこの辺で。

Twitter:https://twitter.com/KabadieCarolan 2019年9月より毎日更新継続中。日常の何かを切り取って考察や分析をしてみたり、提言したりしています。よければ読んで、よければスキを押して、フォローしてリアクションメッセージをご確認ください。