【ZOOMで行うオンライン講座】画面共有って何を共有するの?
オンライン講座を受講したことのある方なら、講師が「ちょっと画面共有しますね。少しお待ちください」などと話しているのを聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
画面を共有する? はて、何のことでしょうか?
画面共有とは生徒に自分のPCの画面を見せること
「画面共有」とは、参加者(生徒)に自分のPCの画面を見せることです。
なぜ見せるのかというと、2つの場合がありますね。
① あらかじめ作っておいたプレゼン資料を見せる
座学の講座をやっている先生などは、ほぼこれですね。
あらかじめプレゼン資料を作っておいて、その画面を生徒に見せながら講義をするわけです。
プレゼン資料としてはPowerPointが多いですが、Macを使っている先生ではKeynoteを使われる方もいます。
その他、Canvaでも、Google Slideで作る人もいますね。このふたつは、ブラウザを使うオンラインツールですから、実際にはGoogle Chromeなどのブラウザの画面を見せることになります。
② ソフトウェアの操作画面を見せる
たとえば動画編集ソフトの操作のしかたを教えるオンライン講座だとすると、そのソフトの画面を生徒に見せながら操作を説明していきます。
手順は同じですが、この場合は生徒側の画面を共有してもらって、その操作を見ながら指示をしていくこともできます。
マンツーマンのレッスンなどでは、生徒側の画面を共有してもらうのが有効ですね。生徒の見ている画面を先生も見ることができますから。
ZOOMの画面共有の操作
ZOOMのミーティング中画面の下側に、ひとつだけ緑色のアイコンがあります。「画面の共有」と書いてあります。
画面共有の開始
「画面の共有」をクリックすると、どの画面を共有するのか選択する画面が表示されます。
ここには、PCの画面や、ソフトウェアのウィンドウが表示されています。
PowerPointなどを表示させるには、あらかじめPowerPointを立ち上げて書類を読み込んでおかなくてはいけないので注意してください。
ここでまず「何を共有するか」を選択します。
選択されたボタンの背景が青く表示されます。
「画面」と書かれている絵をクリックした場合は、PCのデスクトップそのものが参加者に見えます。
デスクトップがアイコンだらけで散らかっている、などの場合は、恥ずかしいので「画面」を選択しないでください。
ソフトウェアのアイコンのついている絵をクリックした場合は、そのソフトウェアのウィンドウが参加者に見えるようになります。
この場合は散らかったデスクトップを見られることはありません。
ただし他のソフトの画面を見せようと思ったら、一度画面共有を停止して、再度画面共有をする必要があります。
選択したら、右下の青い「共有」というボタンをクリックすると、画面共有がはじまります。
画面共有の停止
画面共有中は、ZOOM画面にこんな表示が出ます
「画面を共有しています」という表示の横に赤く「共有の停止」という部分があります。
ここをクリックすると画面共有が停止します。
iPhone/iPadの画面を共有
画面共有の選択画面に「iPhone/iPad」というボタンがあるのに気がついた方もおられるでしょう。
そうです。iPhoneやiPadの画面を参加者に見せることができます。
この「iPhone/iPad」ボタンをクリックして青くした後、共有ボタンをクリックすると、画面に指示が出ます。
この状態でiPhoneまたはiPadのコントロールセンターを開いてください。
四角がふたつ重なったボタンがありますね。
これは「画面ミラーリング」と呼ばれています。
このボタンをタップしてください。
ここで、PC側の指示画面にかかれていると同じ共有ネームが表示されているはずです。
これをタップすると、ZOOMの参加者にiPhoneまたはiPadの画面が見えるようになります。
動画を参加者に見せる
「画面を共有」ボタンをクリックした後に出てくる選択画面ですが、2ページ目があるのをご存知ない方も多いかもしれません。
ここに「ビデオ」という選択肢が表示されています。
これを使うと、参加者に動画を再生することができます。
ビデオのアイコンをクリックして青くしたら、共有ボタンをクリックします。
すると、ファイル選択画面になりますから、動画ファイルを選択して「開く」をクリックしますとプレイヤーがあらわれて動画が表示されます。
プレイヤーの再生ボタンをクリックすると動画が再生されます。
動画の再生中も参加者に向かってしゃべることができます。
ですから動画に音声をつけておかないで、ライブで解説をすることも可能です。
ZOOM上で動画を再生するのは、これが一番画質よく再生することができる方法です。
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