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【ZOOMで行うオンライン講座】ZOOMの初期設定

ここからは、オンライン講座のためのZOOMの使い方を解説していきます。
まずはZOOMの初期設定についてです。

ZOOMの設定画面は2つある

ちょっと複雑になっているのは、ZOOMの設定画面ってふたつあるんです。
ひとつは、ZOOMのサイト上にあり、もうひとつはPCにインストールされたZOOMアプリにあります。

サイト上で設定する画面のほうは(ミーティングスケジュールなども表示されますけど)、最初に設定しておけば普段はあまり触る必要のない設定が集められています。

初期設定(サイト編)

サイトの方で行う初期設定のほうを先に説明しましょう。
まずはZOOMのサイトにアクセスします

サインイン(ログイン)の画面です。
メールアドレスとパスワードでサインインしましょう。

※ちなみに私は後で述べるGoogle Calendarとの連携のため、Gmailアドレスでログインしています。

サインイン後はスケジュールなどが表示された画面になります。

サインイン直後の画面。左側がメニュー

左側のメニューにある「設定」をクリックして設定画面に入ります。

待機室

待機室を設定しておきます。
こうするとオンライン講座のURLにアクセスしてきた参加者(生徒)がいきなりミーティング画面に入るのではなく、一度待合室のような場所に入って、ホスト(講師)の許可を待つというかたちになります。

「待機室」の文字の右側にあるスイッチをクリックする。青くなったら待機室がON

待機室はONにするだけでなく、カスタマイズしておきましょう。
下にある「待機室をカスタマイズ」の青文字をクリックするとこんな画面が表示されます。

待機室に表示されるタイトル・説明文・画像などはカスタマイズできる

上記は私の待機室の設定です。
ロゴの代わりに顔写真と、
「すぐにミーティングへの入室を許可しますので、少しお待ちください。カメラON、マイクONの状態で入室してください」
という説明文を表示させています。

タイトルには自分の名前や教室名を載せておきましょう。
説明文には上記のような文章を入れておき、すぐに入室許可をする旨を知らせます。

ちなみにこの待機室をONにした状態だと、参加者はホストが許可を出すまで入室を待たされることになります。
参加者がアクセスしてきたということはミーティング画面に表示されますので、こまめに許可ボタンをクリックしてあげてください。

待機室では動画を上映することもできます。
ただ私は、動画を上映している待機室でうまく入室できないことがあったので、自分の待機室では動画上映はしていません。

それにすぐに入室許可を出してしまうと、動画を全部見てもらえない、ということもありますしね。

招待リンクにパスコードを埋め込む

「ワンクリックで参加できるように、招待リンクにパスコードを埋め込みます」という文字の右にあるスイッチはONにしておきます。

こうすると招待リンクを発行した時に、ワンクリックで参加できる招待リンクが発行されます。
セキュリティ的にはよくないかもしれませんが、生徒さんがカンタンにアクセスできるようにするために、ここはONが望ましいでしょう。

ホストビデオ、参加者ビデオをONにする

ホスト(講師)も参加者(生徒)もビデオをONにして顔を見せる設定にしておきましょう。

ミーティングの音声だけを電話にする設定もあるが、必要ない

オンライン講座の場合、相手の顔が見えないのはやりにくいものです。
先生はもちろん、生徒も顔を見せる設定にしておきましょう。

初期設定(アプリ編)

アプリの方でもしておいた方がいい初期設定があります。

ZOOMアプリを起動すると、右上の端に自分のアカウント画像があり、その下に歯車のアイコンがあります。
初期設定はこの歯車アイコンをクリックして行います。

ZOOMアプリの設定画面。上は「一般」項目を表示。左側はメニュー

設定画面の左側はメニューになっていて、項目名をクリックすると右側に設定項目が表示されます。

一般:開始時刻のお知らせ

「予定されているミーティングの※分前にお知らせてください」(原文ママ)という項目にチェックを入れると開始予定時刻の数分前にデスクトップ告知を出してくれます。
つい作業に夢中になって、講座開始時刻を忘れるといった事態を防ぐことができるのでチェックを入れておくといいでしょう。
お知らせの時間は「5分前、10分前、15分前」から選ぶことができます。

一般:ZOOM更新

ZOOMアプリは頻繁に更新を繰り返しています。
「ZOOMデスクトップクライアントの自動更新頻度」にチェックを入れておくと、更新があった時に自動的にダウンロードしてインストールしてくれます。
更新頻度は「低速」と「高速」を選ぶことができます。

ビデオ:カメラ

左のメニューから「ビデオ」を選ぶと、ウェブカメラ関係の設定を行うことができます。

使うウェブカメラもここで切り替えることができる

複数のウェブカメラが接続されていた場合は、ここからカメラを選択することができます。
その下の「HD」という項目は、High Density(高解像度)の略です。
手のスキルを見せるオンライン講座の場合はチェックをしておきましょう。

ビデオ:マイビデオ

マイビデオをミラーリング」という項目にチェックを入れると、自分のPCに映る自分の顔を鏡のように左右反転にします。
これは、目の前に映る自分の顔が鏡と一緒でないと気持ち悪い、という方のための設定です。

※よく「ビデオの画面が左右反転していて文字が鏡文字になっています」と訴える方がいますが、この設定にチェックが入っています。
ただ、この左右反転はあくまで自分のPCの画面だけです。
他の参加者には文字は左右反転せずに見えています。

外見を補正する」という項目は美肌効果です。
ここにチェックを入れるとスライダーがあらわれ、右にスライドするほど肌がツルツルに見えます。
ただ、人形のように不自然にも見えますので、ほどほどにしておきましょう。

低照度に対して調整」は画面の明るさの調整です。
画面が暗く思える方はこの項目にチェックを入れてください。
調整のしかたは「自動」と「手動」が選べます。

オーディオ:マイク

左側のメニューを「オーディオ」に切り替えると、マイクなど音声関係の設定を選ぶことができます。

外付けマイクを使っている時はマイクを設定しておこう

外付けのマイクを接続している人は「マイク」の項目に使いたいマイクが表示されていることを確認してください。
もし違っていれば、マイクの名前をクリックすると切り替えることができます。

※「マイクのテスト」というボタンをクリックすると、録音状態になるので、何か声を出してください。
一定時間経過すると録音された音声が再生されるので、ちゃんと録音されているか確認することができます。

マイク音量を自動調整します」という項目にはチェックを入れておきましょう。

こうするとマイクの音量が小さすぎて、相手に声が届かないという事態は避けることができます。

バックグラウンドノイズ抑制」はほとんどの方は「自動」でいいでしょう。
周辺の雑音が多くて気になる方は、その程度に応じて「低」「中程度」「高」を切り替えてください。


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