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話し言葉の書き方(Udemy用粗稿)㉗

話すのではなく演じよう

UT06_02

今度は、自分でカメラの前に立って話をしてみた経験からお話ししたいと思います。

話すための原稿を作って、その原稿にもとづいて話をする、というとどうしても「原稿を読む」と思いがちです。

実は、この時に3つの考え方があります。

ひとつめは「原稿を読む」。

ふたつめは「原稿にもとづいて話す」。

そして3つめは「原稿の内容を演じる」という3つです。

原稿を読む

まず「原稿を読む」という考え方はよくありません。

よく政府の閣僚などが記者会見などする時に、下を向いて原稿を読みあげていることがありますね。

こういう時は記者に「原稿を読んでばかりいないで、ちゃんと話をしてください」と声をかけたりされます。

つまり「原稿を読む」行為は「話して」いるとはみなしてもらえない、ということです。

原稿にもとづいて話す

原稿を書いたとしても、あくまでもそれは話す内容のメモであって、一言一句そのまま読むことはしないほうがいいのです。

自分で読む原稿の場合は文章ではなくて、箇条書きとか単語の羅列のメモ形式であるほうが上手くいく人もいます。

そうでなくても、読みながら時に文章を変えたり、言葉を入れ替えたりしながら話す、としたほうがうまく行きます。

下読みはしていたとしても、読みながら「こっちの言葉のほうがいいんじゃないか」と思うことはしばしばあります。

そういう時は、どんどん言葉を替えてみましょう。

原稿はあくまで、トラックに引いたラインみたいなものです。

そこから大きく逸脱しなければトラックの右側を走ろうと、左側を走ろうと大丈夫、と思ったらいいんです。

原稿の内容を演じる

もうひとつ、身振り手振りを入れると話に抑揚がつきます。

私は、顔出しをしない時でも、けっこう身振り手振りをしながら声を録音することがあります。

身振り手振りをすることによって、話をする、さらには原稿の内容を演じるという考え方のほうに自然とシフトしていく感覚があります。

伝えるという行為は、もともと身体全体を使うものです。

面と向かって話をしていると、自然と身振り手振りも入ってきます。

身体を使うことによって、そういう感覚が戻ってくる。

だから、より伝わりやすくなっていると私は感じます。

録画はしてないから身振り手振りは不要、ではなくて全身を使って「原稿の内容を演じている」つもりになってみたらいかがでしょう?

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