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立ち戻る、その地点

人はそれぞれ
『人生のどこか』で
立ち止まってしまって、
そこから動けなくなって、

そこに【自分の一部】を
置いてけぼりにしたまま、
半分抜け殻みたいなまま、

何も考えず歳をとったり
ルーティンをこなしたり
人生の転機を迎えたりする
んだと、思う。

その『どこか』がどこだったかな?
って最近よく考える。

『そこ』にきっと忘れてきた自分がいて、
"そいつ"とちゃんと向き合わないと、
【ここ】から動けないんじゃないか。

そんな風に思う。

先日尊敬している友達に言われた、
『そろそろ不幸に飽きて幸せになって欲しい』
という言葉が重い。優しくて、重い。

重いし、とても有難い。
厳しさは優しさだと思う。

ぬるい不幸は、楽だからだ。

でも、慣れた自分には難しい。

落ちることを考えず、
落ちることを恐れず。

登ろうとすることは怖い。
維持するのはもっと怖い。

でも。
行きたい、そう思う。

190708.

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