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上京2年目の私が、東京ー岡山間の格差に挑む話



この度、岡山大学に特化した地方就活支援サービス 
【 Wallase ウォーレイズ 】をリリースしました。

▶ Wallase ウォーレイズとは?

岡山大学のOBOG訪問プラットフォーム。
ウォーレイズLINE公式を「お友達登録」してもらうと、
簡単に岡山大学のOBOGにコンタクトが取れます。

OBOGの登録人数は現在9人です。

今後は、登録者に企業からスカウトが届く仕組みを実装する予定です。



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お友達登録はコチラから! 

▶ LINE公式 URLはコチラ
https://lin.ee/8Cssj3D

▶ QRコードはコチラ画像1


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なぜ作ったのか

なぜ作ったのか。

私は、地方の「岡山」という国立大学に進学しました。
大学時代は、4年生までほぼ部活とバイト中心の生活、
4年生の夏から5年の春までは留学しており、
「働く」を意識したことがほぼありませんでした。

「就職活動」が始まってから、地方と都市部に様々な格差があり
それが選択の自由を阻んでいるということに気が付きました。

具体的に言うと、大きく3つの格差があるなぁと。

1.体力格差
2.金銭格差
3.情報格差



〇 体力的、金銭的格差

東京から岡山の距離と費用は(往復)
・飛行機:東京駅ー岡山駅 3時間程度 *20,000円~30,000円
・新幹線:東京駅ー岡山駅 3時間半 *35,000円
・夜行バス:東京駅ー岡山駅 8時間~10時間 *4,000円~12,000円

移動だけでも恐ろしい費用がかかります。
(夜行バスは安いですが...到着したその日にテストや面接なんて、集中力半減です。)

それにプラスして、
・宿泊費
・カフェ代、オフィス利用代
・ご飯代
など、出費がかさみます。

>関東の学生の平均費用が約13万円なのに対し(--中略--)
四国地方の学生が就活に使った費用の平均は約43万円とダントツで高く、次いで高いのは中国地方の学生の23万円となっています。

出典:楽天 みん就 
https://www.nikki.ne.jp/magazine/entry/2017/08/2406

大手就活サイトの調査で言及されている様に、地方就活生の
体力的、金銭的負担は大きなものになっています。


〇 情報の格差

もう一つの大きな格差が【情報】です。
そして、この格差が今回私達が解決したい課題です。


就職活動中、東京の学生と出会って、彼ら彼女らは、
働く事への解像度が高くて、
働く事の下地ができている。

と感じました。

正直、全体的に「働く」ことに対して事前準備ができていて、
モチベーションが高い。就職活動に慣れている。


どうやって差がついていくのか。それは、
身近に情報があるか否か、それだけだと思うのです。

そもそも東京には様々な企業が密集していて、
働く社員さんや先輩に気軽にコンタクトをとれる
勉強会やイベントも豊富
学生の数も多いので、情報の流入経路も多い。

ちょっとずるいな...というかうらやましいな...というか、
はっきりと、地方と都市の格差を感じました。


〇 情報格差に直面して

このままではまずい!という思いと、
何かしら自分の就職活動で得たものを還元したいとの思いで、

東京に2か月家を借りて就職活動中をスタートしました。

とりあえず沢山の企業を受けて、
グルディスで知り合った人に情報を流してもらったり、
出会い系appで行きたい業種に就いている人にアポをとったり、
行きたい会社の目の前で社員さんに声をかけたり、

とにかく格差を埋めることに尽力しました。
(色々、問題が発生したことは想像に易いと思いますが割愛します)


〇 就職活動のその後

自分の就職活動が終わった後、
「やったー!終わり」という解放感はほぼ無くて、

「情報格差」が「放っておけないもの」としてずーっと心に残っていて、
地方就活生向けのブログを作ったり、独自にOG訪問を受けたりしていました。

先日、後輩からOG訪問を再度受ける機会があって、
自身の就職活動時代について思い返すことがありました。

自分の就職活動のやり方は、
かなりアグレッシブルで特殊だったと思います。
で、そんなやり方をしなければ受からなかった企業も沢山あったと、
振り返って思います。


でも、その努力って正しんだっけ?
そういうやり方を大学の後輩に進めるって正しいんだっけ?
そもそも、そんなことしなくてもいいように、私達が何かできることがあるんじゃないんだっけ?


そんな思いがぐるぐるしていました。


〇 サービスに行きつくまで ①

この地方就活の実態、実は結構色んな人に話ているんですけど、
反応は様々。反対意見も意外と多いです。

 ・大学時代に「東京にでる」という選択を取らない、
  取れない時点で努力してないよね
 ・いつまでもそんなことにこだわってるって、

  マインドが幸せじゃないよね   などなど。

反論したいことはあるけど、

一方で、

確信したことが、

この課題って、実は
私達(地方の大学を卒業して)しか気づけないもので、
私たちにしか解決できない課題
なんじゃないか、
ということでした。

これはもうやるしかない。

地方と都市部の情報格差をなんとかしたい。
後輩たちの、選択の自由を増やしたい。


そのために、就職活動を越えていった岡山大学OBOGの知見を
集めて、後輩が気軽に相談できるコミュニティづくりをしよう。



〇 サービスに行きつくまで ②

後輩がOG訪問に来てくれた直後、
コロナの影響で合同説明会が無くなり、
ますます地方就活生の情報入手が難しくなりました。

合同説明会は、あまり意味がないともいわれています。
しかし、企業とタッチポイントが皆無な私達地方勢にとっては、
合同説明会はかなり参考になる有益なものです。


ただでさえ、情報格差があるのに、
今回の移動の制限やイベントの廃止はさらにその壁を大きくするんだろうな....
かなりリアルに危機感を感じました。

また、このタイミングがアイデアを世に出すときだと確信しました。


▶ サービスができるまで 

簡単なLPを作ってInstagramに載せたところ
岡大の友達数人からリアクションがありました。
また、個別で相談した友人からも、是非一緒にやりたいという
暖かいリアクションを貰いました。

みんな地方と都市の情報格差に課題を感じており、
それを解決したいという想いを持っている

その思いを知れただけでも、激アツです.....!!

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リリースすることを決めてから、

どうやったら、
後輩が気軽に相談しやすいんだろう。

タッチポイントはどこに作るのが良いんだろう。

とはいえ開発コストはかけられないし.....

様々な条件からベストな方法を考え、辿り着いたのが、
LINE公式を利用した相談フォームでした。


自分が就職活動をしてからずっと抱えていたもやもやを
解決するための第一歩として
地方と都市の情報格差を是正するための第一歩として

【地方就活支援サービス Wallase ウォーレイズ】
をリリースします!!

※補足として、
岡山大学は本当にいい大学で、ここを選んだことに後悔はありません。ここに入れるまでの教育を得られたことは相当恵まれていて、親や周囲の人には感謝です....!!



▶ 今後の展望

ゆくゆくは、
就活費用が最も高く、就職活動が大変といわれている中四国地方に広げていきたいのですが、なんせ資本力と人材力がまだまだ足りないので、
まずは、母校である【岡山大学】からスタートします。

また、登録者に企業からスカウトが届く仕組みも実装する予定です。
まだまだ、登録してくれるOBOGさんを探してます!
興味がある方はぜひ一緒にやりましょう!!

(他大学でもやるよ!という方いらっしゃったら嬉しいです!)

---CONTACT---
Twitter   @unapimu_kana
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▶ Special Thanks

Instagramの何気ない投稿をみて、一緒にやってくれると一番に
名乗り出てくれた、さおっち

初期登録メンバーとして登録してくれた、
ちーやん、まいまい、湯川くん、かじもん、あべさん、てよ、
ももかちゃん、本当にありがとう.....!  


最後になりましたが....

▶ 目指す世界

地方と都市部と【情報格差】を是正することで、
大学の立地に関係なく、誰もが自分のキャリアを
自由に選択できる世界をつくる

を実現できるように頑張っていきます!

よろしければサポートお願いします!