【VALORANT】チェンバーナーフ後環境考察【キルジョイサイファー研究会】
はじめに
こんにちは!
Re:Vastというアマチュアチームのコーチ,アナリストをしています、カーくんというものです!
第二回として前回の大きなパッチ、特にチェンバーナーフが大きな影響を与えたと思うので今回はセンチネルにスポットを当てた記事を書こうと思います。
今回は得意分野ではないかもしれませんがチームランク両方にスポットを当てた話題について書いてみようと思います。チャレンジですw
基本チーム単位の話を書きますがなんとなくランクに変換しつつも見れるように書くつもりです!新環境の考え方のお手伝いができれば幸いです!!
1. チェンバーってまだ使えるの…?
いきなりぶっこんだシビアな話題です。単刀直入に言うとチーム単位だといけなくもないけど別キャラでいいに落ち着くと思います。マップごとで使えなくもないかな…って感じです。
理由はレイナヨルがちょっとずつ台頭してきているのと別センチネルでとれる戦術がとても多いこと、またナーフ内容のアラボの修正がとっても痛いことが大きいです。
使えるマップを挙げるとpearl , havenの2マップは採用が可能だと考えています。両マップとも「ヘブンに帰る」を意識するとギリギリ使えます…w
ランクは相当なことがない限りきついと思います。全部役割そろってて自由枠に入れるならワンちゃん…くらいですw
(新マップ、ロータスがワンちゃんありです…増えてほしくないですが…w)
2. キルジョイとサイファーの強み
パッチノート5.12でとっても大幅なアップデートがありました。
個人的にはここのインパクトがすごかったです。
実はこのキルジョイの強化がメタを荒らしに荒らしています。
いままで索敵キャラのメタは圧倒的フェード環境でした。ですが、度重なるフェードの弱体化とこの強化によりソーヴァを採用せざる負えないマップが増えてしまっています。
ロックダウンはすぐにわかるやばさですが、ナノスワームのHP増加もショーティーで壊しづらくなったり、逆にショックダーツ壊しが強くなるような調整にもなっています。
サイファーもワイヤーの距離増加やウルトの強化など全体的に追い風ではありますが、キルジョイが強すぎて現在はキルジョイ > サイファーになってます。
正直キルジョイいつナーフ来てもおかしくないです...w
サイファーの明確な強みは現在唯一の距離制限なしの裏見とキルジョイには無い索敵力です。比較的キルジョイよりも一人で完結しているのも強みですね。ランクの使い勝手はとても高いと思います。
ただ、使用率の高かったブリーズとバインドがなくなってしまったことによりだいぶ使用機会が減ってしまっています。使えるマップはどれほどあるのでしょうか...?
3. 各マップキルジョイサイファーどっち
バインドブリーズを除いて書いていきます。
アイスボックス
ここの考え方が他マップの考え方にも通ずるのでアイスボックスから書きます。
ここのマップの競技はキルジョイほぼ確定です。過去の世界大会でサイファーが出たりもしましたし、ワイヤーも新しいのができましたが基本キルジョイが強いと思います。
ここのマップはちょっと深堀します。キルジョイサイファーの大きな違いとして「守りにおける役割が明確に違う。」という点が大きいです。
キルジョイの利点として大きいのは他のキャラで見づらいミッドを(ほぼ)一人で守れるところ、そして設置解除阻害キャラなところです。
ミッドの話からします。このマップで、キャラ性能でミッドが守れるキャラはキルジョイ、ソーヴァ、セージ、フェード、ハーバーが多いです。
最近はセージ壁をチューブに置くことはなかなか見なくなってきたので基本的にはソーヴァかキルジョイだと思うのですが、キルジョイだと非常に楽です。他のところに貴重な索敵を裂きたいのにリコンやドローンを使いたくないです。
また、設置解除阻害の役割に関してはヴァイパー、ソーヴァ(ウルト)に並ぶ強さです。この役割が他マップと比べて非常に大きいです。
一方サイファーは設置させる前に一方的に倒す性能とサイトを守る性能が高いです。現在セージの採用率の高さやヴァイパーによるエントリー阻害、設置阻害などによりこの役割は重複していると言えます。
どちらも強いのですが今他のキャラで代替できないのがミッドの守りなのでキルジョイのほうが優先順位が高くなっています。
アセント
ここのマップはチェンバーがいてもキルジョイが採用されることが結構ありましたね。
現環境ですがだいぶ変わらずキルジョイが多いと思います。サイファーも一定数いると思いますがわかっていてもキルジョイウルトが強力過ぎて…
サイファーも意表を突けたりウルトの強化により結構ありですがランク向きだと思います。
得意な方を、楽しいほうを使いましょう!
ヘイヴン
こちらもキルジョイ優勢のマップです。書いているうちにキルジョイ有利マップしかない気がしてきましたが…ウルトが強すぎるので、仕方ないです。この後サイファーも出てきます。安心してください。
やはりキルジョイウルトの存在がとっても大きいです。
キルジョイのせいでイニシエーターのメタすら捻じ曲げてしまっていて、フェード、スカイがソーヴァに代わってきています。ウルトが壊せるからです。
いままでブリーチのアフターショックで壊せてた部分が無くなったためですね。
また、単純にキルジョイのほうがミッドを取りやすく、保持しやすいのも特徴ですね。タレットと一緒にピーク出来て強いです。
サイファーもチームならありだとは思いますが現在の守り方のセオリーやグレ役の有無、ウルトの戦術的価値が高く、キャラパワー的にキルジョイが多くなると考えてます。
スプリット
ここはメタが固まっていないので何となくで聞いてください。
おそらくキルジョイサイファー、同じくらいだと思っています。
ただ、おそらくキルジョイのほうが強いと自分は考えています。
やはりウルト強いに帰着してしまうのですが、現状のメタではスキルで壊せないのが結構えげつないです。
索敵ソーヴァの選択肢がほぼ無いこのマップで、壊せるのはブリムかレイズグレくらいです。壊しやすい位置のウルトが多いのは確かですが、それにしても使われるだけで壊滅的なレベルのウルトなので魅力的です。
今のところ一般的にはサイファーのほうが多いと感じています。ワイヤーの長さが変わり、たくさんワイヤーができました。
このマップはミッドの守り方が確立されつつあり、サイトなかで耐えられる力、削る力が求められます。やはりケージで耐えてワイヤーで抜いて殺す動きは強力です。
カメラも知られていないものがたくさんあるのでランクで初見殺しはサイファーかもですね。
パール
この記事の本番です。前回書けなかったものを中心に書いていきます。
まず前回も書いたようにこのマップにおけるキルジョイとサイファーの強さの差はそこまでありません。
ですがチームでは明確にキルジョイの採用が増えてきました。
理由はリテイクにおけるウルトの影響力、キルジョイの大きな欠点である行動制限の克服があげられると思います。
近々のVCJ split1のpick率を見てもkilljoyが61.76%(42/68) Cypherが22.06%(15/68)となっていて大きな差が出ています。これは国内のデータですが海外の大会のいくつかもこのような比率で推移しています。
やはり守りも攻めもロックダウンが強力です。
ここのマップはまだセンチネルの知識が普及していないので強い場所や使い方、役割のヒント的なものを置いていきます。
リテイクにも使えてセットにも使えて、ちょっと空いた場所にグレを入れるセットも作りやすくて…など、とてもチーム向きかつ強力です。
タレットも他のキルジョイの強いマップと同じようなタレットがおけます。
特にミッドの引きめタレット2つが強力で最初に書いたアイスボックスと同じように、ほかのキャラが抑え辛い場所をカバーできています。
サイファーは知られてなさそうなのだけポコポコおいておきます…!!
ご参考までに…!!!
ここのマップはセンチネルの役割が大きくミッドの大部分を背負っています…w
みんなで自分に合った使い方をたくさん研究しましょう!!!
フラクチャー
フラクチャーは現在サイファーの方がピックされている印象です。国内大会や国外を見ても少しの差ですがサイファーのほうが多いマップです。
これはキルジョイの得意分野である1つのエリア、サイトを強く守るのが厳しい事による使いづらさが原因です。
ですがなぜここまでピック率の差が無いかというと、やはりウルトが強すぎるからです…w
現在、このマップではソーヴァのピックがほぼ無く、ウルトのカウンターがしづらい状況です。そのため行動制限があり、使いにくいにも関わらずキルジョイの採用が多くなっています。
正直大会ではどのようになるのか、一番予想がし辛いマップです。
4. 実際のpick率
お前アナリストだろ!!!はい、そうです。データ見せろって話ですよね。
ちゃんと画像作りました。
書いている途中に行われて、かつデータ数がとっても多いVCJ予選のデータです。
わかりやすくキルジョイの採用率が高いですね。なんなら全キャラ中ピック率1位がキルジョイでした。
これからの流れにも注目ですね!チェンバーが返ってくる世界線はあるのか…
さいごに
ここまでお読みくださりありがとうございます!
前回の記事からだいぶ時間がかかってしまいました…なにを書けばいいのか迷走してしまいまして…noteって難しいです…
これからもお役立ち情報やコーチとしての記事を上げたいと思っていますので是非noteやTwitterのフォローをお願いします!
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