【VALORANT】パール最新解説【編成,設置位置,エリア論などなど...】
はじめに
こんにちは。
Re:Vastというアマチュアチームのコーチ,アナリストをしています、カーくんというものです！
最近は国内やアジア圏のValoイベントが目白押しでしたね…日本でこんな大きなイベントが行われるとは夢にも思っていませんでした…しかもMastersまで…!!
そして、そろそろVCTの国内予選も始まるとのことで大会系の記事を書いてみようと思います。
第一回としてパール徹底解説してみようと思います。ただ、何しろチェンバーナーフなどの影響でサンプルとってもが少なくて…出すか迷いましたが需要がとっても大きそうなのと、まだ浸透してないことがたくさんあるマップなので取り上げてみることにしました。
今回はチーム向きの記事になっているのでランクのお話は抜きにしていきたいと思います！！！いつもとちょっと違う大会の見方ができたら幸いです。
1. 編成
今回は鬼のようにデータが少ないので統計は出さずロールごとに話していきます！（次回からはきれいにグラフにしますごめんなさい！）
デュエリスト
最初にして最大の難関デュエリストについて語っていきます。本当に群雄割拠です。
左右が使用率、上下が個人的な評価です。
使用率で言うとダントツ…というほどでもありませんが主にEU,特にトルコのリージョンでは固定といっていいほどジェットが目立っていました。
国内ではレイズやネオンが流行っていたイメージで今後増えていく定番だと感じました。突破力が違います…
今後サイファーが増えていく中でレイズが、キルジョイにはネオンが刺さるので今後も増えていくと考えてます。
個人的推しはDFMのレイナ編成です。結構真面目にパールではレイナ採用があると思っています。今レイナというキャラ自体が割と来ていてリーアの距離制限撤廃がとってもデカいです。索敵と合わせた時の強さやオペ持ち要員としても役割がありエントリーの概念が比較的緩やかなパールとの相性もいいと思います。
A,B両リンクの守り方が片方スキル、片方クロスを組むが主流なのでチーム戦であればあるほど強いと思います！
TSMとかいう変態チームやC9はヨルを採用してました。このチームは遊んでいるのか真面目なのか難しいですが…トンデモスタッツで勝っていてビビりましたwいつか大舞台で見たいですねw
デュエなしの編成でいうとFOKUS,FUT当たりの編成が面白かったです。（チェンバーナーフ前ですが…!）
Aメイン以外のデュエのエントリーの役割を薄く見たエリアコントロール重視の編成も今後注目してみたいですね…!!
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追記 1/13
こんなに早く追記するとは思わなかったですが、デュエリストの環境部分が変わりつつあります。
どこかというとネオンの評価が下がりジェットの評価が上がってます。
ジェットの採用理由の主としては「オペが持てる」「耐えモクに対する無理矢理のエントリー」「キルジョイ増加、サイファー減少による環境有利」などです。
別リージョンを見ていて強そうと感じる点は多かったですがアジアリージョンも相当数ジェットが増えている印象です。
ただ、他マップよりもジェットが使いやすくて採用というよりチームのジェットで採用のイメージが強いのでランクで強いかと聞かれるとそうでもないのかな...といった印象です。
以上追記でした。
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センチネル
センチネルは左右差なしです。ここではあえてチェンバーは上げてません。おそらく採用するチームはありますがやることあんまり変わらないのとチェンバー環境が僕は好きじゃないので！ｗ
このサイファーキルジョイは正直コンセプトや先述したネオンを見るかレイズを見るかなどの差で変わってくると思います。
個人的にはレイズ入りの編成時はタレット反応グレができ、設置解除阻害ができるキルジョイが少しだけチーム適性が高いと感じてます。（カメラグレあるからあんまり差はないです）
今度キルジョイサイファーの記事上げますのでそこで詳しくお話ししますがちょっとだけお漏らしを…
ここのジョイウルト、アセントやヘイヴンみたいにウルトグレできたりします。ランクでも使えちゃうのでぜひ…!!
イニシエーター（索敵）
イニシエーター、特に索敵の考えは日本遅れているので徹底解説します。この記事作った意味の一つがこれです。
現在の競技シーンではフェードが使用率多め、最近の大会でちょくちょくソーヴァが見え始めてきました。NAVIやDFMが使っていましたね。
個人的には圧倒的ソーヴァがおすすめです。理由はフェードより索敵で殺せるからです。
今のチェンバーが死滅したBロングの守り方はスモークによる耐え方が主流です。その時にフェードのプラウラーでどかすことよりもドローンで刺して殺せるのがとっても強みです。また、フェードのホウントよりもリコンのほうが定点なくカウンターやいい位置に刺しやすいです。
ただ味方との合わせや、レイズとの相性もあるのでそこは編成と相談してください。フェードも今まで使われてきただけあって強みはたくさんあります。
スカイもランクだと強いのですがチーム戦だと今のところ評価低めです。理由はkayoフラッシュに役割取られがちなのとソーヴァが台頭してきていて今のところ役割かぶりな感じですね。ただ今後の研究やメタ次第で化ける可能性は大です。
イニシエーター（サポ、フラッシュ）
サポ、フラッシュ系のイニシエーターについてです。
正直もっとパワー差あると思いますが二人しかいないのに画像大きくするのに抵抗があってこうなりました…w
メタは圧倒的にkay/oです。お気づきかもしれませんが先程上げた構成の多くにkayoが入っています。最近の試合になればなるほど増えているので今後に注目です。センチネルがサイファーキルジョイになったのでカウンターとしての採用やスモークによる守りに対してのカウンターとして用いられます。
まれにですがブリーチ編成も見られました。面白い試合もあったので紹介します。
https://www.twitch.tv/videos/1670108325?t=02h20m40s
PRL vs SMBの試合です。ファーストラウンドのセットがわかりやく面白かったです。エントリーの概念が少ないこのマップで索敵フラッシュを手ごろに実現してエントリーしていていました。このようなセットの研究が進むと採用もあるのかもしれないですね…!
コントローラー
ここも賛否あると思います。とりあえず評価表を。
左上飛びぬけてるのがアストラです。圧勝です。正直こいつでいい気がしてます。ウルトも強くて回収も強い。さいつよです。
問題はヴァイパーの立ち位置です。個人的には2スモークは減っていくと思います。
理由は守り方が研究されてきたのと、他に欲しいキャラが増えてきたからです。エリアの取り方次第で2モクが欲しい場面が少なくなるのでチーム戦では評価が下がってきていると思います。
オーメンはシンプルに強いです。ランクだとアストラと並ぶかもしれませんが回収の差がデカくてアストラに負けてます。
パラが刺さる場面はとっても多いと思うので採用してくるチームはいると思います。面白いセットがみたいですね。
あとはブリムについてです。個人的には好きなのですが中身ぎっしりスモークが…いまの環境にあってませんね…。ウルトだったりモロトフだったり強いところは多いのですが…今後に期待キャラです。
ハーバーは…w
今後に期待しましょう。きっと誰かがすごい研究をして救ってくれるはず((
セージについて
この記事書いた理由の一つです。端的に言うとセージいりません。
どこのチームも採用していませんし強くありません。
Bサイトで説明します。設置にもエリアにも共通するのですが今一般的に意識されているエリアが黄色、チーム戦で取るべきエリアが赤色です。
この差が非ｯｯｯｯｯ常に大きく、世界中に言いたい点です。これをするだけでセージの役割が相当薄くなります。アイスボックスのように採用されていますがここはアボとは違いエリアが取りやすいにもかかわらず設置壁がたかれ続けています。
チームをやる際は意識してみてください。
編成まとめ
以上が役割別の環境でした。僕が推しなのはやっぱりFNC , BOOM , DNGの編成ですね。
ここら辺の編成がメタになって回っていくと思います。VCTたのしみですね。
2. 設置位置
設置位置もいくつか伝えたいことがあるので書きます。
黄色がデフォ、緑が安全、赤がCT設置です。
Aサイト
デフォはAリンクとメインから見やすいこの設置です。アート側が完全に取れていることが必要ですがその分、後からのラークが刺さりやすいです。
もうこれは見たくありませんｗ
Bサイト
デフォルトが超重要です。サイト安全でモクたけてるときはここ置いてください。セージいるときなんてここしかありえないくらいです。理由はいくつかありますが抜かれないこととロングから見やすいためです。
CT設置もいくつかありますがここが一番択が多く、少人数戦で設置できたら強い場所です。置かれるとわかります。どこから来るか分からないです。
お願いなのでココに設置しないでください…。ここの設置はメインから見えない位置が生まれるのでﾔﾒﾃｸﾀﾞｻｲ…。ｵﾈｶﾞｲｼﾏｽ…。
3. エリア論
大事な場所だけしっかり解説、あとはさらっと行きます。
大事なエリア
平たい言い方ですが要はバインドで言う「浴場やランプ」アセントの「ガーデンやマーケット」みたいなものです。
パールでは「アート」と「Bロング」です。
このマップの僕の中のイメージはアイスボックスとヘイヴンが混ざったようなマップで、アイスボックスのBロングとヘイブンのDDが大事な感じといえばわかりやすいでしょうか…？
アートが大事な理由はAメインからだけのラッシュがとｯｯｯｯｯてもきついからです。逆にアートに圧力をかけるとAサイトの取れてるエリアの形がきれいになったり、カバーに寄ろうとする相手のBロングが外れたり、Bリンクも動かせたりとメリットが多いです。
また今はBリンクからの展開がとってもきつい印象です。ジャッジはいるは、アラボ系スキルが大体置いてあったりだとかで壊すエリアコントロールが主になっています。今後大事なエリアではあるのですが今のところはヴァイパーワンウェイやkayoキルジョイグレで封殺されがちなのでゆっくり展開以外で使いづらくなっています。取った後もエリア自体が縦長でコネクタからの合流に裏取られたりと事故ポイントが多いんですよね…。
かといってmid展開を怠るとこのマップはジリ貧必死なのでアートへの圧力が強力になっています。VCTでもAの挟みやアートラッシュ、スローピックのアート進行や守りのアートのセットアップをたくさん見ることになるでしょう。本当にヘイヴンのDD状態です。
Bロングが大事な理由はアクションが見やすいのに攻めるまでの時間が長いので、圧をかけないと一生一人で、もしくはスキルで見られてしまうからです。
なので回収モクからのピークなりラークを初動で起こすメリットが非常に大きいです。これだけでエリアコントロールといえてしまうくらいのアクションになります。
この二つは取っとくだけで大きく得なエリアです。「とりあえず取るか」のエリアではこの2つが重要エリアになるので競技シーン見どころポイントになると思います。
Aメイン
Aサイトはこのマップ唯一のエントリーやセットの概念がとても大きい場所です。kayoやブリーチの腕の見せ所その1として使いやすいです。
先ほど大事なエリアに挙げませんでしたが初動Aメインを取りに行ってホールド、アートからもう一回Aサイト…のような初動で使えたりもします。
ただし現状だとアートとのタイミングが良くないと攻めづらい印象で、ここをうまく使うにはmidのコントロールがすんごく必要です。
守りは詰めるのが結構お得だったりします。レイナだったりレイズだったりはスキルもらってガンガンポイントの一つです。索敵もここに入りやすいので攻守ともに騙しあいの場所ですね。
ただエリアが微妙に長いのが厄介で詰めても詰めきり辛く、守りもホールドしたはいいもののローテし辛いので固執しすぎはNGだと思ってます。
Bリンク
ここだけ現在わかりやすく守り優勢のエリアです。取られたらきついエリアですが守り方が多種多様で本当に攻めづらい。特にジャッジとかジャッジとか…。行くなら犠牲を顧みずスキルマシマシで、必ずコネクタからの抜けやミッドからの裏を見るためにひとり残して行きましょう。本当に事故起こりやすいので。ただここ取れたら超展開しやすいのでモクを巧みに使ったり、フラッシュと索敵合わせたりでセットを作るのが意外と強かったりします。（そのぶん守り側もセット組みやすいですが…w）
midについて
気になる点として守り側のmidどうしよう問題があると思います。「詰めるの？」「入れさせていいの？」などなど…
本当にチームのコンセプト次第だと思うのですが、「詰めなくていい」と「センチネルを配備しましょう」と「オペワンピック場所」と「困ったらジャッジ」の4点を抑えるとわかりやすくなると思います。
本当にきつくて詰めたいなら…なんとなく詰めるだと絶対に崩壊するので3or4人でセットを作ってぼこぼこにする勢いが超重要です。
今まで行われてきた試合でも微妙に守り側が詰めて滅ぼされるのを何度も見てきました…
あとはアートの詰め返しも超難しいです。ランクだとぶっ刺さると思うのですがチーム戦だと穴になりやすいです。人数有利の詰め返しは超危険なので気を付けてください…w
エリア論まとめ
ここに関しては今後のVCTでたっくさん見れると思いますので面白い試合があったらマッチごとに詳しい記事を書く予定です。
みんなでメタ研究しましょう(ΦωΦ)
ここに特に参考にした試合を乗っけておきます。
さいごに
ここまでお読みくださりありがとうございます！
これからもお役立ち情報やコーチとしての記事を、大体週１で上げたいと思っていますので是非noteやTwitterのフォローをお願いします！
宣伝なのですがスキルタウンというコーチングのサイトでコーチングを行ってます…!こちらもぜひよろしくお願いします！
次回はチェンバーがいなくなってセンチネルどうなる…?っていう記事を出したいと思っています！それではまた次回！
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