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【VALORANT】ロータス最新解説【編成,設置位置,エリア論などなど...】

はじめに

こんにちは!IGZIST Valorant部門 Analystのカーくんと申します!

ロータス実装から始まったVCJが終わり、気づけばMasters Tokyoまで終わってしまいましたね。
ロータスもやっとメタが固まってきたのでここらで喋っちゃおうかなと思い今自分が思うすべてを書いちゃいたいと思います。

書けるかわからないんですが具体例にしたい試合がMastarsで見つかったので出来たら後編として出すかもです。

前のパール解説と同じ流れで「構成」「設置位置」「エリア論」の3つと+aの形で書いていきます。
ランク用とチーム用の考えが氾濫してるかもですがあしからず…。


1.構成

本当に構成が多いです。間違いなくValorant史上一番多いのでスパッと書いちゃいます。

「Mastersの構成一覧」「自分の思うテンプレの編成」「注目キャラ」の3つに分けて書いていきます。


Mastersの編成一覧

最初に先日行われたMasters Tokyoの編成一覧と考察から行きます。

Masters Tokyo / Lotusにおけるピック・編成表

頑張ってまとめました。Mastersの構成と考察です。ロータスは構成数が多くて面白いですね。

伝えたいことは主に4つで、1.「デュエはレイズ、ジェット、ネオンの順にピック率も勝率も高い」2.「レイズ入り編成はフェイドのほうが勝率が高い」3.「センチネルはキルジョイ」4.「天才アストラがいない限りモクはオーメンです。」の4つです。

特に伝えたいのは2.の「レイズ入り編成はスカイよりフェイドのほうが勝率が高い」という点で、レイズ入り編成の勝率がはっきり分かれていました。

これはシーズとグレの合わせや、細かなエリア取り、当たる場所の考え方が他構成と違っているからだと考えています。詳しくはエリア論で書きます。

ただ逆にジェット編成やネオン編成はスカイのほうが多く、やはり広いエリア取りが楽に行えるというメリットが大きそうです。


テンプレ編成

つぎに自分が思うテンプレ編成から話していきます。じつはTwitterでちょっと出したのですがここでちょい解説します。

こんど出しますがPremier用も含めてランクなどで使える構成を紹介していきます。

Lotusにおけるテンプレ編成

1つ目の編成の2モクレイズフェイド編成です。
これらは上位チーム、特に勝率が高かったチームが使っていた編成で、1キャラ違うだけでこの編成に似たものが非常に多かったです。

メタ的にZmjjKKを除いてオペがあまり強くなくなり始めていることや最初に書いたレイズとフェイドの相性が大きく起因しています。

2つ目の編成がEGやASEなどが使っていた1モクジェットスカイブリーチの編成です。ヴァイパーがいない分の防衛をカウンターで補うようなパワー系の構成です。
特にA,Cのカウンターやプッシュで積極的にエリアを取りに行く形が強力で、あとでエリア論に書きますが理解できれば簡単に強いエリアを作りやすいです。


注目キャラ

最後に注目キャラです。現環境では数こそありませんが増えそうなキャラや、ランクで強いキャラをちょこっと紹介します。

Lotus注目キャラ

1キャラ目はゲッコーです。
画像に書いたのはウィングマン設置の話を書きましたが、解除も強いですしカウンターや使いまわせるスキルでのメイン取りも得意です。
分かりやすい例だと、FNCが見せていたB前のブームボットコントロールと同じようなことがウィングマンで出来ます。

2キャラ目はKAY/Oです。
現在採用しているチームはだんだんと減っていますがFUTが国内リージョンから頑なに変えず使ってくれています。
比較対象をブリーチとすると、Aメインの取り合いもCセットも、情報の面でもブリーチより強力で、ウルトも同じレベルでラウンドを取れるのでロータスというマップが深まれば深まるほど強くなると考えています。

3キャラ目はアストラです。この子のためにこのコーナーを作りました。
現在マスターズではFNCしか採用していませんでしたが、多彩な作戦や今後の可能性を見させられました。
正直このキャラについて書いたら1記事分くらいの分量になってしまうので省きますがFNCの試合をミニマップで全部見てください((


2.設置位置

ここからは絶妙に難しいLotusの設置位置をサラッと解説します。

Aサイト

Aサイトからです。このサイトは「どっち」が2つあります。
両方ともおすすめを教えます。

Aサイト設置位置

1つめはデフォルトの箱、右設置か左設置か問題です。
個人的な答えはランクは左チームは右でも左でもいいです。

ランクが左な理由は、ガーデンが先に死んでしまい、Aリンク・階段が最後に生き残るシーンが多く、オープン気味なこの設置のほうが強いからです。

対してチームだと最後にガーデンが残ってるのが強い、というのを共通認識として持っておけば最後の駆け引きでとてもつよい配置が出来るからです。(FNCはガーデンを最後に残す意識がすごく、右設置に固定していました)

2つ目はオープンの位置、上か下か問題です。
これの個人的な答えは、基本下、階段側にエリア伸ばしていそうなときだけ上です。

Aオープン設置、上か下か問題

基本下な理由は各アングルが強く、ヘブンからの射線が増える上設置の利点が発生する割合がかなり低いからです。


Bサイト

Bサイト設置位置

Bは簡単です。逆に言うとここの2つ以外は厳しい設置になります。チームだとこのCT設置強いので覚えておきましょう。

ヤムチャ設置について

よくいうヤムチャ設置について解説します。個人的にはこの設置はほぼなしですけど、アッパー&メイン(Aリンク)に人が残る状況以外は弱くなってしまうと考えてます。
なので基本はデフォの設置以外に設置する意味は薄いのかなと思っています。


Cサイト

Cサイトはまだまだ開発途中というか、みんな迷ってるサイトだと思います。ここは細かくいきます。

Cサイト設置位置

ちょっと順番変ですが1・2番から順に解説していきます。
1番はランクでもよく見るCT設置ですが、2番の設置はなかなか見ない設置だと思います。解除視点に立つとわかりますが、サイト中からもCTからも滝からも見えるすごく強力な設置です。

3番は隠れ設置でモクが切れてるときや設置だけすれば…というときに使います。ですがこの設置とてつもなく弱いのでこの設置をするなら4番の設置にしてCTの射線を切りつつ、無理やり設置したほうがいいと思います。

そして一番大切なのは4番と5番のどっちに設置するか問題なのですが、これは基本5番の位置のほうが強いです。というか4番設置にしてメインから抜くのがあまり強くないです。

まとめると … 基本5番設置、CT設置でCTにエリアを伸ばすなら1番、滝川にエリアを伸ばすなら2番設置。設置だけできればいいやの日は3番。
というイメージです。


3.エリア論

一番書きたかったです。ここを書くためにこの記事を書きました。


お願いします。開幕とりあえずAに行かないでください。

題名の通りです。お願いなのでAに行かないでください。理由を解説します。

端的に書くとAメインの開幕戦闘が毎回起こっている(グレや毒、その他投げ物)のにもかかわらず、フラフラ~とAに行く人がチームでも多すぎます…!!!!!

例としてはこんな感じのセットが毎回来ているのに対して、Aに構っているのが超絶もったいないんです。

なぜかというと行かないで様子見しているだけで相手は1回止めれるスキルをタダで吐いてくれていて、時間をかけて後取りする状況がとてもしやすくなるからです。

よく見る流れで言うと「Cメインテイク+Bメインガジェット壊し→Aメイン後取り→最終A or C or B挟み」の王道展開みたいな感じです。
それに対して相手がAメイン開幕スキルを使わなくなったタイミングでAに行きたくて…という考え方がとっても強いので覚えていってください。


Aリンクの扉の壊すタイミング

ここから先はめちゃムズです。チームの人向けです。

攻め視点でも、守り視点でも扱いが難しいあのAリンクの壊せるドア。
あの扱いについて話していきたいと思います。

先に攻め視点から話していきます。攻め視点でドアを割りたいタイミングは階段前までエリアが取れているタイミングです。

攻め視点取りたいエリア

ここまでエリアが取れていて、かつドアが割れていると防衛はAに来たいのかBに来たいのかわからない状況になります。攻め視点ではこの形を作りたいです。

逆に防衛視点だとその逆です。防衛視点でドアを割りたいタイミングは開幕A詰めの時、階段前と挟めるとき、リテイクの時の主に3つだと思います。
開幕A詰めの時は逃げ先になるため、階段前と挟むのは下で解説します。リテイクの時は挟みたいからですね。
防衛では攻め視点の逆で、「階段側まで攻められていてもABどっちかわかんない」状況を作らないようにしたいです。対応としてはBメイン詰めやAカウンターみたいな感じです。


4.+α豆知識

ここからは具体例でじゃあ何したらいいの?を解説します。

設置後配置・FNCの階段カウンター

これ見てロータスやっとわかりました。っていうシーンです。

https://youtu.be/SZ9tSpuHrsU?t=4072

このシーンです。EG対FNCの2-10の1stラウンドで、Cテイクからの後取りA展開なのですが、ここでFNCが取った配置はAサイト中無し、Aリンク2でした。

FNC ピストル

これはドアと階段で挟みつつ、早めにリテイクできるというとんでもない形です。

カウンターエリア

この赤く囲ったエリアがカウンターで絶対殺すエリアです。これは上手すぎますが、こういった返しができるとAに来てもBに来てもどっちでも大丈夫な形が作れていてとんでもないと思いました。


さいごに

短く、簡単に書こうと思っていたのに気づいたら4000字近くになってしまっていました…w

今後も頑張って書こうと思っているのでよろしければnoteとtwitterのフォローをお願いします!!!!!!!

ではまた次回!!!!

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