kaaisz

バンクーバー、東京、トロント。プロダクトデザイナー(UI/UX)、元フロントエンドエン…

kaaisz

バンクーバー、東京、トロント。プロダクトデザイナー(UI/UX)、元フロントエンドエンジニア・Webディレクター。

最近の記事

生成AIと数ヶ月触れ合ってみて考えたこと

2022年冬?のChatGPTの登場以降、どこに行ってもAIは脅威か、AIは人の仕事を奪うか、という話が盛んに意見交換されてて気がつけばもう生成AI元年となった年から2年も経つのか、という感じですが、個人的にAIを色々触った上で思うところがいくつかあったので自分の備忘録的に記事にしておこうと思います。 なお、この話は自分が職を持つデジタルプロダクトデザイン領域とその周囲にフォーカスした話です。そのため、たとえば事務職とか通訳のような仕事の話の「業界的内情」はわかりかねます。

    • (改めて)私についての自己紹介

      2019年?18年?ごろからnoteの記事を細々と投稿し始めて何年か年数が経っているのですが、そういえば私の経歴は何も書いたことがないのに前提条件をはしょってるな〜と思うような投稿をしがちになってきたので、改めてここで自己紹介をしようと思います。 なお、このページは定期的に更新される予定です。 現在の状態(2023-24年)現在は、U-NEXTというビデオや電子書籍を配信してる会社でUIデザイナーとして働いています。NetflixとかPrime Videoの国内版ですって言

      • 社会人美大生1年目(3年生)を振り返る

        (サムネイルに使用した画像は没にした課題の一部です) 前回の更新は去年秋ですが、大学には4月から在籍していたのでもうすぐ早いもので在籍から1年になり、来月には翌年度の履修登録が始まります。しかし大変だったし1年は本当にあっという間だった。 とりあえず1年の間に何をしたのか、理想とのギャップ、来年度はどうするのかについてざっくり話をしようと思います。自分のプライベートに踏み込んだことだったり、学校のポリシー上SNS投稿禁止の事項が多く、あまり多くは語れないですが、参考程度に

        • 30代中盤ですが美大に進学し(て)ました

          タイトルの通りです。 この度、武蔵野美術大学(ムサビ)の通信に入学しました、というか実はもう今年の4月に入学していました。実はこれ仕事場にはつい最近お知らせした話で、かつこの記事は5月にすでに書いていたものを色々な事情でずっと伏せていました。時間の問題によりかなりの事後報告になってしまったのですが、タイミングもそうだしあくまで仕事が優先です!というのをお伝えしたかったのが理由です。会社関係者その他の皆様を驚かせてしまったらすいません。 で。 当方デザイナーなので、最近多くの

        生成AIと数ヶ月触れ合ってみて考えたこと

          私なりに考える、ひらめきの見つけ方と視野の広げ方

          この記事はDesign Matters Tokyo Eve Meetupのために作成したLT資料の日本語版、兼、完全版です。 デザイン = 理解+咀嚼+可視化これは私が日本語圏以外で仕事やデザインをしてみたことによって強く感じたことですが、プロダクトデザインやコミュニケーションデザインにおいてはまず間違いなくそれを提供する対象となる人がおり、その人に理解してもらうことで初めて心が動かされるプロダクトなりコミュニケーションが発生します。 ですからいいデザイン、いいクリエイテ

          私なりに考える、ひらめきの見つけ方と視野の広げ方

          私がどうやって英語を習得したのか、についての一考察

          日本に帰国してはや一年半くらい、時が経つのは早いものですがその間にいくつかのMeetupにジョインしたり、それ以外でも日本人外国人問わず多くの人と知り合うチャンスに恵まれたのですが、共通して 「なんでそんなに英語喋れるんですか?」 「ハーフですか?」 と聞かれることが大量にあったので、これはもしかしてその辺についての考察を書いとくとなんか需要あるかも?と思い、こちらにしたためることにしました。 (ちなみに名前と顔のせいでハーフですかと聞かれること90%くらいなのですが、

          私がどうやって英語を習得したのか、についての一考察

          2021年と2022年の2年間を雑に振り返る

          去年は振り返りnoteを書こうと思っていたら年末of年末に怒涛のように忙しくなってしまったので(詳細は後述)、書くタイミングを完全に逃してしまった振り返りを忘れる前に雑に書くことにする。と言っても、2022年ですらあっという間なのでもう2021年の話なんてあんまり覚えてないけど。 2021年2021年の記憶はスーパー雑に振り返るだけにしておく。むしろこれだけのための記事をどこかに書きたいくらい結構ビビッド、かつとても忙しい一年だった。 2020年末に予期せず決まってしまっ

          2021年と2022年の2年間を雑に振り返る

          転職の鬼が国内外のIT企業で内定を勝ち取るまでとそのコツ

          2018年春にカナダに移住(?)し3年を経て最近日本に帰ってきました。 順当にいけば今頃は永住権の申請準備に入っている頃だったのですが、コロナの到来により転職やリモートワーク、リモート転職活動、果てはフリーランスになり、帰国して正社員になるなどカナダに来る前は全く想像してなかった展開になってしまったため、せっかくなので海外リモート就職事情も交えつつこれまでの就職遍歴から日本でも海外でも両方で使えそうな転職成功メソッド的なものをご紹介しようと思います。 ご意見ご質問はtwitt

          ¥300

          転職の鬼が国内外のIT企業で内定を勝ち取るまでとそのコツ

          ¥300

          海外でブラック企業から逃げようとしている話と、海外でブラック企業に引っかからないために。

          え?海外にもブラック企業あるの?あるよ。 私がカナダに来てもう早いもので2年。前回のエントリ公開から約1年以上とか早すぎるのですが、実際この期間何してたんだよと言われると、仕事してました。それはもう結構な量の仕事をしていました。というか今もしています。もうしたくないこんな仕事。 ラッキーなことに私は「このコロナ流行の最中も」「海外で(リモートで)」働けている身です。が、正直よく海外留学系のエージェンシーが紹介しているインタビュー事例ほどキラキラした会社や環境には、実はとて

          海外でブラック企業から逃げようとしている話と、海外でブラック企業に引っかからないために。

          YMS(俗に言うイギリスワーホリ)に当選して辞退するまでの経緯

          2019年1月上旬、カナダ生活が10ヶ月目くらいになった私は年齢の問題とキャリアの問題、そして今後の人生の問題に板挟みになりかなり悶々としていました。とりあえず応募ならタダ、今までの人生クジ運ほぼゼロだったし抽選になんてあたりっこないだろう、という気持ちでYMS(俗に言うイギリスワーホリ)に応募したところ。1月23日、イギリスワーホリの抽選に当選していたことが発覚しました。 こんなこと書くと落選してしまった人たちからはもしかしたら非難されるのかもしれないと思い公にはあまり話

          YMS(俗に言うイギリスワーホリ)に当選して辞退するまでの経緯