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あれもこれも、言わば「編集」ではなかろうか。

10年もWEB編集という職務に携わっていながら、最近は、「編集」とはなんなのだろう?と思うことがよくあるのだ。


だって、とどのつまり、
あれもこれも「編集」では?
と思うことが多いからである。


(なぜ論文調なのかは、分からないのである。笑)


例を挙げると、
芸能マネージャー。

タレントさんのスケジュールを管理したり、
ブランディングに沿ったお仕事をとってきたり、
今ではSNSのプランニングもしたりするのだろう。


その① スケジュール管理

急ぎインタビューをさせてください!
という依頼に対し、
明日は1日中撮影だけれど、途中空き時間が1時間ある。その間リモートでどうでしょう?
なんて判断をするのではなかろうか。


時間を編集しているよね。


これは、芸能マネージャーに限らず、誰しもが日常生活でしていることだと思う。


その② 売り込み

将来大河ドラマの主演をしたい!
という夢を持つタレントさんに対し、
どういう道筋で、どういう経験をさせ、その夢への道のりを辿らせるのかを考えるのではなかろうか。


計画を編集しているよね。


これもまた、自ずと誰しもがしている。
将来の夢を考え、そこからの逆算で学校を選択している学生さんも少なからずいるだろう。立派な編集だ。


その③ SNSのプランニング

SNSから仕事に繋げるためには?
という課題に対し、
まずどのSNSを運用するのか、面白いことを書けるタイプだからXか?いや、写真を撮るのも上手いからインスタか?など思いを巡らせるのではなかろうか。


メディア編集をしているよね。


いやもう、これって自然とみんなしてる!
自分にはXがあってるとか、インスタとの親和性の方が高いとか、判断できちゃってる。


純粋にすごくないですか?????


で、冒頭の言葉に戻りますが、
とどのつまり、あれもこれも、
言葉を変えれば「編集」なんですよ。


だから、WEB編集という自分のキャリアに貴重性を感じなくなってしまい、「編集」とは?と考えるのである。



自分にしかできない編集とはなんなのか?



その答えが出る日、私はひとりで立てるようになっているはずだ。

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