漁港と海とハンバーグと@用宗

財布に忍ばせていた青春18切符をJRの駅で提示する私。
月曜の朝に駅員さんにスタンプをおしてもらい、るんるんで改札を通る。

予定だと仕事を終わらせてからグリーン車で飲みながら向かう予定だ。ったのだが、これがなかなか終わらず横浜でずっと足止めをされてしまっていた。

とはいえ、昼休憩を返上しなんとか仕事をきりあげ18時ごろのグリーン車にのれた私。もちろん片手にはクラフトビールだ。

しかもラッキーなことに目的地まで限りなく近くまでいける電車にのれたのだ。
今回もやっぱり私はついている。

沼津からの乗り換えでおどろいたのはとにかそこからの電車気持ちよく3時間かけて到着したのはしらす漁でも有名な湊町、用宗だ。
ホッピングを始めて3ヶ月目に突入してようやく関東から脱出したのだ。

用宗駅に到着したのは10時すぎ。千葉の房総半島よりかは遥かに明るいが、横浜に比べると遥かに暗い。買ったばかりに懐中電灯を片手に本日のおうちに向かった。

駅から約10分ほど歩いたところに見慣れたADDressのマークのある一軒屋が見える。家の中からはなんとなく人がいそうな気配がしたのでインターホンを鳴らすと穏やかなマダムが鍵を開けてくれた。

今回の同居人はこのマダムらしい。

そんな前日から用宗に住んでいるマダムに近隣情報を聞いてみると近くに温泉やその隣にはブルワリーがあるとのことだ。流石に10時すぎにブルワリーは空いてはいなかったがどうやら温泉は空いているとのことだ。

緊急事態宣言禍にもかかわらず銭湯等の入浴施設は関係なく空いているのは本当にありがたい。

お家からは少し距離があるが長距離移動であればまあ苦ではない。むしろようやくたどり着いた感があって至福の時間である。

実は今回の滞在の入浴のほとんどは用宗みなと温泉に通うことになる(まさかそんなに通うとはおもってもいなかった)。

そんな温泉に癒された翌日もかなしきかな仕事である。

昨日温泉に行く時にフラフラ近隣のお店をみたところ、家の近所にはノマドのできそうなカフェが悲しいことに見つからなかったため、静岡駅まで足をのばしてみることにした。
そういえば静岡駅には、カフェで仕事をしつつ、静岡県に来る目的のひとつでもあるハンバーグがあるではないか。いい感じに昼の時間を避けてさわやかにむかった私が待ち時間の発券をしたら待ち時間は1時間以上かかるらしい。さすが静岡名物である。

再度カフェに入り、さわやかのカフェでノマドるあたし。本日2軒目である。楽しみで胸と腹を高ならせる私。そんなあたしにさわやかから通知がはいる。ちょっとはや足でお店まで向かうとスムーズに席まで案内いただいた。1番の人気メニューのげんこつハンバーグのオニオンソースを注文してワクワクしながら待つとジューシーな音をたたてハンバーグがやってきた。

ゲンコツほどの大きさのあるおおきなハンバーグを目の前で半分にしていただき耳から鼻から目から空腹中枢を刺激される。ワクワクしながら一口いただくあたし。
期待通りのジューシーで肉汁の溢れる味に食べる手が止まらない。

美味しいハンバーグにお腹も仕事への意欲もみたされるんるんで3件目のカフェにむかった。

この日はハンバーグのパワーもあってか、夜8時までしか空いていないブルワリーに間に合う時間に仕事と入浴を終えこの後はパソコンを見ないで心置きなくクラフトビールを飲める、と言う、珍しくホワイトな働き方をできるタイミングがあった。普段の稼働状況を考えると奇跡的である。

しかも、そのままビールをいただき可能な範囲でブルワリーを覗かせていただけた。先月の焼酎蔵に続き、お酒を作っている現場を見せていただける機会が多く幸せである。

スタッフのお兄さんと意気投合し、飲み倒していたことは言うまでもない。

ただでさえラッキーな平日だったのにもかかわらず、今回は休日をはさんで漁港を満喫できた。

海が徒歩5分、漁港は徒歩20分と言う好立地のお家。しかも今日は気持ちのいいほどにはれている、すてきなお散歩日和だ。とりあえず昨日購入したビールを飲みつつ、海沿いを歩きながら漁港に向かう。

海のにおいや音、景色など、やっぱりきもちがいい。
やっぱり海沿いは好きだ。景色だけで日頃の疲れが癒される、目の保養である。

海沿いを飲み歩きながら漁港に向かった目的としては用宗漁港の名物であるシラスがどうしてもたべたいのだ。

訪ねたタイミングはまだしらすの禁漁期間で残念ながら取れた手の生しらすは食べられないらしい。まあ、その土地っぽいものをたべられればよよしとしているため、もう生でなくてもいいかもとかおもってしまっている。そんなゆるい感じではいった海鮮丼のお店でみつけたのは、生しらす丼(冷凍)だ。あのとぅるんとした感じが好きすぎるため、解答した生しらす丼をたべれてすでに大満足である。

さあ、漁港にも満足もしたので、このあとは金のしゃちほこを見に行こうか。


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