B級グルメとカプセルホテルとインスタと@名古屋

ゆっくり休んで青春18切符を片手に電車に乗る。

いったん浜松に立ち寄り、友人と静岡麦酒で浜松餃子を食したり、

花の舞酒造で試飲(車だからといって私のためだけに動いてくれたイケメン)したり、

蒲郡駅で蒲郡みかんチューハイのんだり

そのまま途中下車して、神の井酒造にたちよって特別に試飲させて(マイぐい呑みありがとう)頂いたり、

と、青春18切符をとにかく使い倒しながらいい感じに飲んだくれをしながら到着したのは名古屋駅だ。

ちなみに3月は「働きながら青春18切符でどこまでいけるのか」という最終到着地点のきまっていない旅をしている。

名古屋には何回か訪ねたことはあるものの全部経由地としての利用だったため、きちんと名古屋の食や街を楽しみにきたのは今回が初めてである。

楽しい感じにお酒がまわってきたところでようやく名古屋に到着した。

今回の名古屋滞在は珍しいことに、同じ土地なのに途中でおうちが変わるという私の生活のなかでのレアケースが今回の名古屋だった。

まず一軒めの名古屋のおうちは9hというカプセルホテルだ。
このカプセルホテルとコラボしたリュックで動いているため、実はずっとこのカプセルホテル憧れていたあたし。想像以上に綺麗な空間と、気になっていたところに泊まれたことにキュンキュンしてしまう。

シャワーと就寝準備を完了させて向かったのは地元にも進出している地方チェーンの立ち飲み大黒だ。名古屋名物味噌おでんが楽しめるので学生時代から通うぐらいに好きなおみせの一つだ。

1年以上行っていなかったため、もはや懐かしさを感じ、幸せになる。

そんな幸せな気持ちで眠りについた翌日は怒涛の業務とその隙間時間を縫った転居を行わなければならない。
もはやそんな多忙さを考えただけで昨日の大黒で蓄えたライフは0である。

そんなテンションで起きてしまった朝6時。起床とスムーズに稼働するために朝食をもとめて移動するあたし。昨日飲みすぎたこともあり、胃腸に優しい名古屋名物をさがして行き着いたのはきしめんだ。

疲れた胃腸だけでなく肝臓にも染みる。もともとうどんは関西だしの方が好みのため、このタイミングのきしめんはどんぴしゃである。

そのまま始業時間になり稼働するものの、これがまあ驚くほどに忙しいのだ。しかし、忙しいことが好転し、見事に昼食にピークの時間とずれた。午前中の稼働時間、約5時間。頑張ったご褒美ぐらい自分にあげても良いだろう。普段はあまり一人で贅沢をすることはないのだが、今回どうしてもたべたかった、おそらく名古屋名物で一番の贅沢品であろうひつまぶしをさがす。

googleを頼りに美味しそうなお店をさがして入店した頃にはもう14時はとっくにすぎていた。
ワクワクしつつ、メールチェックもしつつ、料理をまっているところに、店員さんがおぼんを私のテーブルまで運ぶ気配がした。

「お待たせいたしました〜」

の声に、仕事なんてどうでもよくなりそうなほどにテンションがあがる。わくわくしながら料理の蓋をあける。

これが日常では食べれない高級品か(安月給)、、、!

空腹にまかせて一口くちに運ぶと、口の中にうなぎとタレの香りがふわーーーっと口いっぱいに広がる。美味しすぎる。あまりの美味しさに食べる手が止まらなく、気がついたら完食していた。

さあ、エネルギーもチャージしたこともあり、いったん今日のおうちにかえらなければならない。

今回の名古屋駅から15分ほどあるくと見えてきた今日の家は円頓寺商店街の中にある小さなゲストハウスだ。そして素敵なことにカフェ併設である。どうやらここのカフェはタマゴサンドが有名らしい。

宿泊初日はそのカフェを無償でコワーキングスペースとして利用できるらしい。いったんチェックインをすませ、併設のカフェにもどると帰りがけに驚きの自体が発生した。

実は私の名前はわりと聞き返されるようなめずらしい名前だ。しかし、今回の家守さんの一人に同じ読み方をするスタッフさんがいたのだ。なんたる偶然である。なんとなく髪型も年齢も近いそのスタッフさんに会えただけで、名古屋にきた意味があったかのようにかんじてしまう。

そんな驚きの禍中にいる私にそのスタッフさんがひとこと。

「時間あるときで全然構わないんで、お店のインスタにあげる写真一緒にとってくれませんか?」

「いいですよー」

まって勢いでいってしまったけども人から写真をとられることに全くなれてない私はあとから我にかえってちょっと同様してしまう。

まあ、慌てようが慌てまいが了承してしまったものは仕方がない。悩んでもどうにもならないのでとりあえずその日は寝て全ては明日の仕事の流れに任せることにした。

そんなテンションで目を覚ました朝、荷造りを終わらせて名古屋の朝ごはんであるモーニングを食べに近所のカフェにむかう。

そうだよこれだよ念願のモーニング。
もう名古屋にきたかいがあったのよ(2回目)

モーニングにテンションが上がって思い立った勢いで移動のために、チェックアウトに向かいそのままインスタの撮影だ。ちょっと緊張している私と手慣れてるお姉さん。さすがである。

写真も終わり、とってもよくしてくれた家守の皆様に挨拶をして、そのままあんかけスパゲッティをいただいた。

ひたすらに名古屋グルメも満喫したことだし、次の目的地の京の都にむかおうか


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