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わたしが、母の日に

先日、夫に八つ当たりをしてしまい、家の中が険悪なムードになりました。


この翌日、起こった出来事について一緒に振り返り、反省会をしました。ごめんなさい。

そして、仲直りをした翌日が、母の日でした。反省会をして、やんややんやお互いに思いの丈を言い合い、ふっと雰囲気が和らいだタイミングで。


「明日は母の日だから、ママ、ひとりでお出かけしてきたらいいよ。」

と、夫から言われました。

「え!?いいの??」と、内なるワクワクが溢れて止まらないのと同時に、「わたしも、母の日の対象になったのね…!」と、改めて自分が『母』であることを認識させられたのでありました。なんだかいまだに不思議です。わたし、お母さんなんだなぁ。



これまでの母の日の思い出といえば、「お母さんが喜んでくれるプレゼントを渡したい!!」と、花屋に行ったり雑貨屋に行ったりして、母の反応を期待してウキウキしながらプレゼントを選んでいたことを思い出します。



でも、母になって思うのです。

母が一番欲しかったものは、『自由な時間』だったのでは?と。


もちろん、わたしがプレゼントしたものはどれも嬉しかったと思うし、喜んでくれていました。わたしだって、娘からのプレゼントには、何をもらっても喜ぶと思うし、泣いちゃうような気もします。


それでも、もしタイムスリップして、過去の母の日に戻れるのなら。


その日の家事を全部担ったり、ゆっくり寝てもらったり、ひとりでのお出かけを促したり、逆にわたしたちがみんなで外に出て、母にはお家でひとりで過ごしてもらったり。

母には『自分の時間』を、プレゼントしてあげたいなぁと思うのです。

といっても、過去に戻ることも、時間を巻き戻すこともできないので。今度母に会ったときに「こんなことを思ったんだよ。いつもありがとう」と、過去の分まで感謝の気持ちを伝えるのと同時に、今を生きる母の時間を自由に楽しんでもらえるよう、わたしがあまり母の重荷にならないように、気を付けたいと思います(笑)



そして自由な時間をいただいた私は、コメダモーニングへと行って参りました。

いつもこの組み合わせ


母の日は日曜日だったので、ひとが多いとちょっといづらいなぁなんて思っておりましたが、割と空いていて、居心地よく過ごせました。


何も気にせず、自分のペースでごはんを食べられる幸せ。
ゆるりとスマホをさわってみたり、読書をしたり、ふぅっとぼんやりしてみたり。
ゆったりと流れる時間が心地良い。


コメダまでの行き帰り、ひとりドライブの時間も、ものすごく楽しかった。後部座席に座っている娘のことを気にしなくていいだけで、ひとりカラオケができちゃうぐらい音楽を楽しめる余裕があるんだなぁと、しみじみ。

母の日だけれど、母ではない自分になれたような。どんなわたしも『自分』であることに変わりはないのだけれど、『自分』を取り戻せたような感覚になりました。



おまけにスイーツなんかも頼んじゃったりしてさ。

さくらんぼかわいい🍒



初めて食べたクロネージュ。
実はコメダに来たかったのは、ガーナコラボ商品が食べたかったからでもある。

しっとりしたバウム生地に、甘いチョコレートと冷たいソフトクリームがよく合いました。美味しかったです。しあわせしあわせ。


初めての母側の母の日でしたが、今度の父の日には、夫にも自由な時間をプレゼントしたいな。ありがとうの気持ちを込めてね。


おわります。

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