筝曲 上高地

上高地を筝で表現した自作曲です。

景勝地として有名な上高地は、長野県松本市にあります。

中部山岳国立公園の一部で、標高約千五百メートルの高地です。

コロナ禍で減ったと思いますが、平均して年間100万人以上の人が毎年上高地を訪れています。

しかし、上高地の観光地としての歴史は浅く昭和時代になってからで、それ迄の上高地の利用目的は、材木伐採が殆どでした。

1915(大正4)年6月には、焼岳が爆発し土石流によって梓川が堰止められ、そこが現在の大正池になります。お気付きかと思いますが、大正時代に出来たから大正池と名付けられました。

昭和初期に山岳ブームが起こり観光客が増え始め、その後、鉄道や道路の整備、そして自動車が一般に普及し、現在の様に大勢の人々が、上高地を訪れる様になりました。

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