SRv6のSID圧縮②(RFCのバトル?)

SRv6は魅力的だけど、ヘッダーサイズが大きいのが課題だよねというのが前回のお話でした。

課題の対応方法はご存じの通り、課題のポイントと対応方法を検討していくことになります。

どうしてヘッダーサイズが大きくなってしまうのかと、その対処方法はひらめきやアイデア等々合わせて様々な方法があると思います。

そして提案はRFCの中ではdraft版として扱われるのですが、draft提案は各メーカーがこぞって案だしをしてきます。

それは、最終的にRFCとして自社の案が通れば以降の製品販売に有利に働くからです。

入札時のRFPの要件としてRFCxxxを満たす事やRFCに記載がないけど細かい部分の要件があったりすると思います。

SRやSRv6のような新しい技術というのは、どうしても先行して技術開発をしていくメーカーでないと対応していない機能が多くなってきてしまいます。

この為、RFC標準として自社案が採用されるということは大きなアドバンテージを得ることにつながります。

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