セミファイナル1回戦

Mリーグセミファイナル展望

レギュラーシーズンも終わり、明日16日月曜日からセミファイナルが始まるMリーグ。

コロナウイルスの蔓延で人が集まるイベントが中止になっていくさなか、自宅で観戦できるMリーグ。手軽に見ることができます。

ってなわけで、私は麻雀素人で僭越ではありますが、セミファイナルの展望をつらつらと書いていきます。

セミファイナルスタート時点の順位

セミファイナル

チーム別展望

セガサミーフェニックス

昨年の雪辱を果たし、レギュラーシーズンをトップで通過。さらに、個人タイトルをチームで独占。と、昨年末から続いている調子を持続させている好調チーム。私の一押しです。

レギュラーシーズンの貯金が247.8ptあり。ABEMASとの差が110.8pt。展開によってはABEMASにはまくられてしまうかもしれませんが、レギュラーシーズン同様に前向きに打っていれば通過は固いと思います。

逆に、危うくなる場合があるとすれば、必要以上にポイントを守りに行くような戦いをしたときでしょう。もちろん、危ない橋を渡る必要はありません。

レギュラーシーズン終盤でも、魚谷さんの東一局国士無双上がりからの、最高得点を記録した時のように、加点するべき時、前に出るべき時は前に出る。という姿勢を忘れなければいける。

というか、そういうマインドになるタイプの選手ってフェニックスにはいない気がするから杞憂に終わるかもしれません。

渋谷ABEMAS

レギュラーシーズン最終盤。勝負所で多井さんを連投し、きちんと勝ち切るうえ、今期絶好調な白鳥さん。終盤になって調子を上げてプラスポイントでシーズンを終えた日向さん。この三人に加え。絶不調ながら、不気味な存在の松本さん。役者のそろっているチーム。

このチームには最大の作戦「戦術多井」を繰り出せること。NBAでレブロンジェームスが一人局面を打開する攻撃力を発揮する「戦術レブロン」というのがありますが、このチームには、多井連投を繰り出し局面の打開を図るという作戦があります。野球でいえば、権藤・権藤・雨・権藤。みたいなものです。

大変なチームです。

でも、ほかの選手たちも強いから、たちが悪い。

白鳥・松本・日向でそこそこ通過を決めれるならそれでよし。難しくなれば多井連投。そんなチームです。

KONAMI麻雀格闘俱楽部

ここも、ある意味ABEMASと構成が似ているチーム。

寿人さんという絶対的エースがいて、前原さん。藤崎さん。の、ベテラン二人が細かい麻雀を打ち。高宮さんという寿人さんをしのぐ攻撃力を持つ淑女なベルセルクがいる。これは、強い。

通過できないパターンがあるとすれば、セミファイナル前半で持ち前の攻撃力が裏目に出てポイントを大きく落とし、条件戦を突き付けられると厳しい印象があります。その時は、前原・藤崎コンビで何とかするんでしょうね。

それでもダメなときは、一発逆転を狙って破れかぶれの寿人・高宮で大逆転。こう考えると、どの位置にいても最後の最後までファイナル通過を狙える一番面白いチームなのかもしれません。

KADOKAWAサクラナイツ

ここも強いんだよなぁ。

驚異のMリーグ最年長沢崎さんがレギュラーシーズンの最多試合出場。そして、チームのポイントゲッターでもある。

ただ、長いシーズンでお疲れなのか、終盤戦は破竹の勢いだった前半戦ほどの元気がないのが気になるところ。ただ、試合数をこなさないとリズムが取れないタイプなので、セミファイナルでの起用法がどのようになるのかが見もの。

本来のエースである内川さんは、四暗刻単騎に振り込んだあの場面は、結果的に当たってしまったが、ドリブンズを這い上がらせなかったという意味でシーズン1,2を争うグッドプレイ。すごい胆力だと思います。こういったプレイを、セミファイナルでも見せてくれるでしょう。

この二人がどれだけポイントを伸ばせるかでセミファイナル通過が決まると思います。が、そんなとき岡田さんのもう一押しがあれば、ファイナル進出がずっと現実のものになってくると思います。

TEAM雷電

最近、萩原さんが強いのか。弱いのか。で、話題になっているこのチーム。実際、レギュラーシーズンでは萩原さんは成績という意味での結果を残すことができませんでした。

逆に、注目を浴びたのはセレブ打法黒沢さん。公私ともに充実したシーズンを送っておりノリに乗ってます。レギュラーシーズンでは瀬戸熊さんよりポイントを稼ぎ、格闘俱楽部の高宮さんと同様にチームの稼ぎ頭でした。

このチームがファイナルに残るためにするべきことは、とにかく流れを引き寄せること。高打点・爆発力でいえばセガサミーや格闘倶楽部に負けないぐらいの高打点よりのチームなので、一撃でいいところまで行き、あわよくば抜け出せれば、チャンピオンまで見えてくる夢の見えるチーム。

その代わりあっけなく敗れ去るというという淡泊なところもある。昔のパリーグのチームみたいw。

ちなみに、萩原さんについては、自分のスタイルを変えないっておっしゃっていましたが、ブランディングは完璧なので、このセミファイナル・ファイナルで真逆のうち回しを見せれば、全チーム大混乱。特に人読みが得意な多井さん。あたりは大混乱に陥ると思うんだけどなぁ。面白いよ。きっと。

U-NEXTパイレーツ

辛くも6位で昨年の雪辱果たす、セミファイナル進出。このチームもABEMAS同様「戦術小林」という戦い方ができるし、実際それで、セミファイナルに残ることができました。

デジタル派雀士のそろっているこのチームにとって、ほかのチームのような高打点の爆発力勝負とはいきません。どちらかといえばポイントを持っている状態から守備的に守るほうが得意に見えます。

逆に、現在の状態のようにポイントを稼ぎに行かなければならない状態は非常に厳しいといえます。

小林さんについては、「ロボ」といわれる愛称通り、感情を挟まず淡々とプレイしているため問題はないが、朝倉さん、石橋さんについては非常に心配です。このインターバルの間メンタルが回復して入ればいいのですが。

いっそのこと、Mリーグで見せる冷たいまなざしを見せる瑞原プロを前面に出して戦ったほうが面白いかもしれません。

総括

ポイントを持っているチームが有利とはいえ、1,2試合で簡単に順位が変わってしまう差しかないとしか言えない。ただ、条件戦を突き付けられる下位チームについては、非常に厳しくなるので早めに抜け出したいところでしょう。

逆に厳しい条件戦を勝ち上がる大逆転劇を見たい気持ちもありますが。

私の最終的な勝ち上がりチーム予想ですが。

セガサミーフェニックス

渋谷ABEMAS

KONAMI麻雀格闘俱楽部

TEAM雷電

以上です。

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