姪が鬼滅の伊黒さんの飴をくれた話

私はいつまでたっても週刊少年ジャンプを読むタイプの大人だったが、仕事が忙しくなって2週連続買い逃したのをきっかけでジャンプは卒業していた。しかし鬼滅の刃は読んでいた。

というのも、姪が小学校で鬼滅が流行ってて読みたいと。それを聞いた妹が私に読んでみて姪に読ませてもいいか判断してほしいとのことだった。妹が読めばいいじゃないかと思うが、妹は漫画をあまり読まず、読んでも学園もの仕事ものしか読まないのである。SF、ファンタジー、怪奇系は特に嫌いなようだ。昔、私の置いてあった寄生獣のコミックスを触ることすらできなかった。

というわけでその時の最新巻まで妹が買ったものを全巻借りて3日で読んだ。めちゃくちゃ面白かった。残酷なシーンはあるが、基本勧善懲悪というか主人公が良い子なので大丈夫では?と言って漫画を返した。

姪だけでなくその弟もはまっている。漫画は読んでないだろうからいわばキャラ萌え?なのか、善逸が大好きなようだ。姪は、カナヲとしのぶさんと禰豆子が好きと。とにかく可愛い女の子が好きなのであろう。

かりんちゃんは誰が好き?と聞かれた。かりんちゃんは伊黒さん一択だ。オタクの友達同士で話した時も伊黒さんが断トツ人気だった。なんならベタすぎて恥ずかしいとまで思ったが、姪には「めずらしいね」と言われた。伊黒さんのキャラ造形、正直オタクが好きな要素詰め込まれすぎてベタなくらいのキャラなのだが、小学生には珍しかったのかと思った。

そしてこないだの日曜日、姪から預かったものがあると親から渡されたのが伊黒さんの絵がついた飴だった。覚えてくれたことが嬉しすぎてちょっと涙ぐんだ。姪に「ありがとう」と電話したら、「新刊出たからまたかりんちゃんに貸してあげるね」と言ってくれた。本当に嬉しい。はやく新刊貸してほしい。

本当は限界オタクなのでジャンプ+で最終回までリアルタイムで読んでたけど…姪には待てない大人と思われたくないので読んでないことにしてるので…伊黒さんの活躍シーンやその先を言いたくてしょうがない姪に早く話してほしいから…。

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