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「在り方とやり方」

こんにちは学校をつくる美容師おかみこと神田真宏です
今回のテーマは「在り方とやり方」です。

僕は美容師をやっていますが、
美容師はヘアスタイルを提供するだけでなく
ヘアスタイルの手入れをするためのアイテムをお客様に紹介する事もあります

商品を売るときに、売る目的と売り方をキチンと準備しなければいけない

準備をするときに
売り方から手をつけてはいけない

スキルとして売り方を身につけることは大切なことだけど
それよりも目的からキチンと準備ていかなければいけないと僕は思います。

なぜ
美容師がヘアケアアイテムやスタイリング剤を
お客様におすすめして購入してもらわなければいけないのか、
その目的が欠けた状態で、商品を売ることに執着してしまうと
やり方は良くない方に進んでしまうかもしれない
いわゆる押し売りのようになってしまう可能性が、、

今回のテーマを思いついたきっかけになる話を
少し詳しく書いていきます

先日、職場で商品販売のトレーニングがあった時のこと
スタッフが交代でお客さま役になり、
実際の営業中を想定した商品の紹介をするトレーニング

それぞれスタイリストのやり方でお互いの話の仕方や要点の伝え方
受ける側も参考になるし、フィードバックがタメになる

今年入社したばかりのスタッフが
お客様へ商品をお勧めするためのスキルとして役に立つから
いろんなスタイリストの話の仕方などを吸収できる体験として
とても良い取り組みだと思う

ただ

この時、僕は引っかかったことがある

スタッフたちは目的を持っているだろうか


お客さまに商品を紹介するときに
やらなければいけないから紹介している
と思ってやっていないだろうか

まずは
目的の部分を育てる必要があるのではないかと感じてしまった

決して悪い取り組みではないけど
今一つ成果が出ないのは
きっと、
その取り組みの意味を理解していないスタッフが多い可能性は無きにしもあらず


過去は確かにやり方からあり方を学んでいくという文化があった
僕もその環境で育ってきたから、すごくわかる

でも今はそこに意味がなかったら伝わらない

、、、


これからは

意味の共有はどんなことでも必要になってくる
一昔前のように
「会社で決まっているから、これを売るんだ!」
そんな話では、モチベーションも上がらないし、タメにもならない、
成果も出ない

教育する側も、今やっていることに対して
もう一度見直す必要がある

むしろ、やり方は外でいくらでも情報があるから
想いや意志の共有こそ、
これからの組織には必要なことだと感じます


これからは意味の共有を逐一していこうと思った出来事でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


目標は学校を作ること人を活かす学校を作りたいです。最近はいろんな人とコミュニケーションが取れる方法を考えています。何かこれから生きる人に残せるモノを作りたいと思っています。