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和歌山特産品 ~梅~

みなさん、こんばんは。
鎌倉央昇(かまくらひろのり)です。

今回も和歌山の特産品についてお伝えいたします。
今回は和歌山の大特産品の「梅」について書いていこうと思います。

高級梅「南高梅(なんこうばい)」とは?

梅干し

梅干と言えば、紀州産南高梅。梅で、日本で一番のブランドです。それは、「皮が薄く、種が小さく、果肉がやわらかい」からです。
南高梅の品種は、和歌山県のみなべが発祥の地です。和歌山県で栽培され、梅干、梅酒、梅エキス、梅菓子、梅ジュース等、梅素材を活かして、たくさんの商品になって日本中はもちろん世界でも好評だそうです。

和歌山で栽培されている主な品種

南高(なんこう)
 皮が柔らかく果肉が厚く、干し梅としては最高級品種で、
 和歌山県(みなべ 町)で誕生した和歌山を代表する品種です。
 ジュース用、梅干し用とどちらにも適した品種です。
古城(ごじろ)
 6月上旬から収穫が始まります。果肉が厚く種が小さく、
 梅ジュースや梅酒用に適しています。

梅ができるまで

(1)植え穴の準備と植え付け
植え穴の準備と植え付けは11月から12月に行うそうです。
植え穴には、完熟した堆肥、苦土石灰、ヨーリンを施し、土とよく混和し、埋め戻します。
植え付け後、50センチ程度に切り、植え付け間隔は7メートル×7メートルとするそうです。

(2)整枝・剪定
11月から12月に実施します。

(3)受粉対策
梅は一部を除き、実をつけるためには、親和性のある他の品種の花粉が必要です。南高や古城は、小梅などの受粉樹を混植します。

(4)施肥
果実の肥大をはかるために、4月から5月に実肥をやります。
果実を収穫後、6月から7月に礼肥をやります。
11月から12月には基肥をやります。

(5) 収穫
・品種別の収穫期
 小梅:5月上旬から6月上旬
 南高:6月中旬から7月中旬
・用途別による収穫期
 塩づけ用
  緑色が薄れ、陽光面が赤みを帯び、全体がやや黄色くなった完熟果を
  収穫する。
  適した品種:南高、小梅
 梅酒・梅ジュース用
  果実が青いうちに早めに収穫する。
  適した品種:南高、古城

いかがだったでしょうか。
今回梅について記事にすることで、梅の育て方等新しく知ることが
多かったと感じます。

みなさんは「紀州南高梅」が和歌山の特産品だとご存じでしたか?
この記事を機に知って頂ければ幸いです。

今後も和歌山の魅力を発信していきます。
次回もお楽しみに♪


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