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おいしい出汁をとる

年々和食がすきになる。

ジャンクフードも好きだし丁寧な生活とは程遠い人間だけど、今日は美味しいものを食べたいなって日は、出汁をひく。

もちろん毎回じゃないです。普段の味噌汁は顆粒だしです。

出汁の取り方もいろいろあるけど、わたしは一発で美味しい出汁を取れるこのレシピを使っている。

敬愛するレシピブロガーのjunaさん。中学生の頃からこの方のブログを読んでいる。娘さんも大きくなって…と親戚のような気持ちで見ています。

junaさんは家庭料理の可能性を情熱を持って追求している方だなあと思う。おうちでできる最大のおいしい料理を、お金持ちの料理研究家とかじゃなくて主婦のjunaさんが考えているところが説得力があって、いいなと感じる。家族においしいものを食べさせたいという情熱をいっしんに注いでいる。「だれでも手軽に」というよりかは、「情熱がある人は付いてきて」って感じのところがロックでかっこいい。(私の解釈です、すみません)

junaさんのブログを見ていなかったら、出汁を取ろうなんて考えていなかっただろうな。ていねいにとった出汁がこんなにもおいしいことを知らせてくれて感謝。



で、今日は久しぶりにこの出汁をひいてお気に入りのメニューを作った。

出汁に塩をひとつまみいれる。

あたたまった出汁に洗った小松菜を入れる。

少量の魚醤(塩や醤油でも可。でも魚醤だとほんっとにおいしい)をもみこんだ豚バラを入れる。

火が通ったら完成。写真のはしいたけの薄切りも入れてる。


本当にこれだけなんだけど、小鍋仕立てのようなスープのような、本当に名もなき料理だけど、とにかく出汁が美味しくてこの冬10回以上作った。

これと白いご飯にぬか漬けなんてあれば涙流して食べてしまう。ぬか漬け挫折したけど引っ越したらまた始めようかなあ。引越し先の近くに、野菜が安いスーパーがありますように。



今日の一曲

あのうた/馬場俊英

今何を頑張っている 何を目に映している
ふたりで見た夢は 最後まで夢だったけど
届けたい 届かない
君は覚えているか
ほら耳を澄ませば 聴こえるよ 胸の中
送る言葉はもうないけれど
愛のうた


雨の日に聴きたくなる馬場さんの歌は多いけどこれもそのひとつ。インディーズアルバムだから音源がないね。。鴨川というアルバムに収録されています。辛い思い出が優しくなってきた頃にゆっくり振り返る歌、いやまだこれは瑞々しく辛いような気もするけど…。今の馬場さんが優しい陽だまりの中の樹だとしたら、この頃の馬場さんはすごく、殻というか、かたくて切ない強さがあるなあ。全然うまく喩えられなかった。わたしはこの頃の馬場さんの音楽、すごく好きです。長く音楽を書いてくれている人だからこそ、この頃の曲はこんな感じだなあと思えて楽しい。






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