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【ブルアカ】最終編&カルバノグの兎編2章が良すぎたのでネタバレマシマシで感想を語りたい

 こんにちは、あまねく奇跡の始発点編はいいぞ。最近復帰してからのモチベーションがエグい初心者先生です。

 正直時間を気にしてコンテンツに触れにくくなった自分がここまで読破するとは思ってなかった。いざ読んでみたらストーリーに惹き込まれて時間が溶ける溶ける。現行最後のストーリーであるカルバノグの兎編2章まで読み終わったので、今余韻と熱があるうちに感想を書こうと思い立ち、今書いている次第です。なのでここから先はメインストーリー全てのネタバレが含まれますので未読の先生方はご注意ください。


 ブルーアーカイブのメインストーリーは時系列通りに章が進み、事件のたびに生徒と力を合わせ、危機を脱する/問題を解決するというのが大体の展開でした。時にはほとんど生徒の力のみで解決することもあるけど。

いやあ、飛鳥馬トキは強敵でしたね…

 今までのストーリーの流れを見て思ったのが、「時系列順に事件と事件がつながって大きな事件を全員で解決する」この構図、MCUで見たなと。感覚がMCUをエンドゲームまで追ってた時のものとほぼ一緒だったんですよね。そりゃ好きになるわ。

 早速あまねく奇跡の始発点編について触れたいと思うんですが、あまりにも先生の精神がブレない。でも完成された存在じゃない。なんだろうな、精神性がまぶしい。本当にすごい大人だな、って感じる。まだこっちが子供なだけなのかもしれないけれど、こんな大人になれるわけないってのがどうしても先にくる。それはそれとして先生もプレ先も好きです。

 色彩の嚮導者となったプレ先がこの世界に来たのは自分がやり遂げられなかったことを託すためなんだろう。プレ先がどんな苦難を乗り越えてこの世界に来たのかは分からないけれど、セイアとの接触とベアトリーチェの儀式によっておおよその時間軸は把握してただろうし、それでこの世界の先生じぶんなら色彩を覆せると判断してここに来たのかもしれない。

 プレ先とシロコ*テラーが来たことによって未来は変わりそう。特に今も残っているシロコ*テラーは特大の変数だろうし。カヤのクーデターは既定路線なのかと思ったけれど、カイザーによるクーデターが成功するとカヤは脱落しそうだし変わった未来の結果なのかな。キヴォトス市民の反応から色彩の被害が予想より大きく取り上げられなかったことからどれが本来起きるはずの出来事なのかというのが分かりにくいですね。

 あと気になるのが、ゲマトリアの持っているメタ情報。学園×青春×物語RPGというブルーアーカイブのジャンル、そしてキヴォトスという超大規模学園都市という舞台、そこにおいて唯一の肩書を持つ先生は、ご都合主義とか主人公補正みたいな強力な優位性を持つ。そして色彩は物語の外からやってきて、そういった物語要素をない交ぜにしてしまう存在。セイアの予知夢によるとキヴォトスは最後に虚無へと還る結末を辿るため物語を白紙にする舞台装置みたいなものなのかもしれない。

 ただ先生や生徒たちは単なるキャラクターではなく、その世界に生きる人たちだから、先生がフランシスへ啖呵を切ったように未来を乗り越えるため奮闘する。そして色彩を退け、本来の物語を取り戻す。

 後日談(2)でフランシスが言及していた「最終編」に関する部分。正直理解ができていないけれど、先生が行ったのはあくまで色彩の打倒であり物語に関する干渉じゃないと思ってます。確かにない交ぜにしたジャンルは色彩の打倒によって戻るが、最終編に関する細工はプレイヤー=先生にはできないんじゃないか。なにか物語、もしくはテキストに関われる存在が他にもいそう。

 あと物語要素に関連する話として、連邦生徒会長が物語において先生よりも優位性を持つ、もしくは同等の優位性を持っていたんじゃないかと思った。全生徒の頂点である連邦生徒会長超大規模学園都市キヴォトス唯一の先生。2人の意見が割れた際に、先生は否定はしないけれど衝突する。ここで生徒会長が犠牲を含んだ成功を積み重ね続けて最後の最後ですべてが最悪な結果になったとしたら、「ここに至ってからあなたの方が正しかったことを知るなんて」という言葉にもつながりそう。だからプレ先のように同じ状況で同じ選択をする先生に託し、その優位性を高めるために失踪したのでは。理由が「連邦生徒会長がいること」にならなければ失踪する必要性もないだろうし。そして2周目において連邦生徒会長は失踪し、先生は絶対的ともいえる優位性を持つことになる…とか。

 最終編だけじゃなくカルバノグの兎編についての感想も。正直カヤは徹底的にシャーレを排除しようとするのかと思ってました。まぁ現在のシャーレを相手にするのって、D.U.以外のほとんどの有力校を相手にするのとそんなに変わらないしさすがにリスクが高すぎるか。それでもやっていることがなんかみみっちいというか超人とかのたまう割には…って感じでした。形とか権威にこだわって幼さが隠せてないキャラだった。

 ただ最後の「誰に謝れば…」は本当に何も分かっていないんだなという教育者である先生の視点だからこその怖さがあった。時間はかかるかもしれないが反省した姿が見られればいいな。

 RABBIT小隊のみんなが時間が経つにつれてなつくというか関係がラフになっているのが結構好き。最後のシャワーの下りとか女子高の先生みたいだなと感じた。

 ここ最近のストーリーで連邦生徒会の力が本当に弱いんだなってことが描写されているから、何かしら改革をしなきゃD.U.内の行政機関どまりなんですよね。百花繚乱編で色彩または無名の司祭/名もなき神に関する内容と連邦生徒会長の椅子に座っている謎の人物について触れそうなので楽しみですね。


 メインストーリーに関する感想はこんなところですかね。RABBIT小隊といえばって曲でもある「Usagi Flap」を聞きながら書いていたんですが、本当にいい曲すぎる。EDMが好きなジャンルのひとつであることもあいまって、いい曲がありすぎて最高なんですよね。他だと「SAKURA PUNCH(Hard Arrange)」とか体験として最高だったのが「Polyphonic」。今タイトル画面や4.5thPVで使われている「Our New Story」とかも良いですよね。4.5thPV、情報量と魅せ方が最高過ぎて何回も見てしまう…。

 切り方がいいんだこれが。特にクズノハのシーンがかっこいい。これこそ神秘って感じがする。うわ~~~!!気になる~~~!!

 言いたいことに関してはまだありますがとりあえずここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました。また僕は車掌を̪シバいて切符と鞄とホイッスルをもらう仕事に戻ります。それでは。

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