デッキ紹介【ガリスユベルの水舞踏】
前回のあらすじ
https://note.com/ka429yl/n/n419cd0013a0f
みなさん超絶お久しぶりです。
ユベルがまさかの新規をいただいて喜びに舞ったあの日からもうすぐ1年が経とうとしています。
あまりの新規パワーの高さに振り回されつつデッキをこねくり回して、ようやく納得のいった【ガリスユベル】を組むことができました。
前回の【迷宮ガリスユベル】というようなデッキタイトルをつけるとすれば【ガリスユベルの水舞踏】でしょうか。
はい、とにかく細かいことは置いておいて、とりあえずレシピをどうぞ。
デッキレシピ
コンセプトは『ユベル新規を活かしつつガリスでユベルを弾にして打ち込むことで大ダメージを与えたい!!!!』です。
この『ユベル新規を活かしつつ』というところがポイントで、あまりのパワーに(ガリスで投げる必要ないじゃん、、、)になってしまいました。(正直今も場合によってはこれ)
その最たる要因がこれです。
そう、おなじみ《ナイトメア・ペイン》ですね。
こいつが場にあるだけで全てのユベルが能動的に反射を行えるようになってしまい、ライフを刈り取る能力が飛躍的にアップします。展開途中で《ファントム・オブ・ユベル》が横展開してきてエンド火力になるなんてこともザラです。
どうやっても強いこのカード、私の答えは『こいつをサーチしない!』でした(逃げ)
というわけで、ナイトメアペインを『なるべく』使用せずにガリスユベルの戦闘を介さないバーンをなんかうまいことやってる風に見せつつ戦いたいというデッキに仕上がりました。
それではデッキの動かし方や目指すところを紹介していきます。
目指す盤面(どう準備したいか)
最初にガリスを説明しておきます。
デッキトップを墓地に送ってモンスターだったらレベル×200倍のダメージを与えながら特殊召喚する最強モンスターです。
まずは目指す盤面、というよりはどのような状態がガリスバーン始動の準備が整ったのかというところからです。
手札に《星見獣ガリス》
場に《ユベル-Das Abscheulich Ritter》
墓地に《ゾンビ・キャリア》
がある状態でリッターをバウンスする手段を確保した状態が理想です。
そもそも何をもって【ガリスユベル】とするのか、という観点から見ると『リッターをバウンスしてドラッヘを出力。手札にきたリッターをガリスの弾にして打ち出す』という流れが最低限必要となります。
以前は《ビッグウェルカムラビュリンス》を使用していましたが、これはサーチのしやすさはあるものの、罠であるため少し遅く、かなり引き運に左右されてしまうところがありました。
そこで今回目をつけたのがこちら。
モンスター効果からサーチができるバウンス魔法!《御巫の水舞踏》!!
やはりユベルと御巫。
同じコンセプトを持ったカード群は惹かれ合う運命(サダメ)。
というわけでガリス着火のために用意したいカードはこの通り。
それぞれの役割は下記の通り。
《星見獣ガリス》→デッキの主軸
《ゾンビ・キャリア》→ガリスのデッキトップ固定用
《ヴァレルロード・R・ドラゴン》→解門のコストとユベル進化用セルフブレイク
《御巫の水舞踏》→リッターをバウンスして弾確保&ドラッヘの出力
《七精の解門》→スピリットオブユベルの蘇生
《スピリット・オブ・ユベル》→マチュアクロニクルのサーチ、ユベル進化への始動
上記カードの内、スピリットユベルと解門はどちらもスローンから触ることができ、スピリットユベルに関しては墓地にいればいいため、終末の騎士があればいいわけです。
その他のカードをまとめて集める方法なんてあるわけ、、、
ありました、、、!!!
というわけで初動の紹介をしていきます。
初動
このデッキの初動は、、、
ランク3をたてろ!!!以上!!!
初動のランク3から上記カードを集めるために選んだカード群がこちら。
初動で使用するカード
ランク3を組むためのカードの説明から。
《魔界初現世行きデスガイド》
ランク3したいならまぁ入るよねのカード。説明不要
《魔サイの戦士》
デスガイドから呼ぶ。ランク3組んだついでにユベルを墓地に送るって書いてある。
《サイコウィールダー》《サイコトラッカー》
緊急テレポートから持ってくる。素引きしててもレベル3がいたら場にだせるため、ランク3のお供にとても良い。
《ベイゴマックス》《タケトンボーグ》
召喚権を使わないランク3最強セット。
《カオスコア》
召来神や解門から持って来れるレベル3。
召来神からカオスコアを出力して水舞踏→ハレSSとかでも無理矢理ランク3を組むことができる。(水舞踏をランク3成立に使用する流れは最終手段)
初動の流れ
まずはこちらの画像をご覧ください。
ランク3成立から手札に《御巫の水舞踏》を加えながら、《ギガンテックスプライト》《メルフィーキャシィ》《虹光の宣告者》を並べることに成功しました。
これで相手にターンを渡し、動きに反応してキャシィとアーデクを起動することができれば《星見獣ガリス》と《ヴァレルロードRドラゴン》を用意することができます。
また、初動の流れで《終末の騎士》が手札にあるため、ここで解門を用意することができていれば、2ターン目にはガリスバーンの着火準備が完了していることになります。
ガリスのバーンルート
それではこのデッキの目的であるガリスのバーンルートを紹介します。
初動が通り、《星見獣ガリス》《ヴァレルロードRドラゴン》《御巫の水舞踏》が手札にあり、《七精の解門》を確保できているという状況からのスタートです。
上記の画像でわかりますでしょうか。意味が解らない方はご質問いただければと思います。
上記ルートで最低保証バーンダメージは
①ガリス→リッター:2200
②ガリス→ライオット:1600
③ヴェヒター素材5体:2500
で6300バーンが確定しています。
ガリスキャリアで闇次元の戦士を出すことによるキャリア再利用と、妖神 不知火によるガリス除外からのマチュアで回収するムーヴがスムーズなので、非常に気に入っています。
上振れするとヴェヒターの素材が6体になることもあったり、ガリスで投げつけるモンスターが両方ユベルになったりと、大ダメージが期待できます。
相手の盤面には全く触れることがないので、最後にヴェヒターで小突いてゲームを終わらせましょう!
ガリスとゾンビキャリアについて
ここで、2回目のガリスを投げつけた際に、プロキシーFマジシャンによるヴェヒターのための融合素材として使用したキャリアとガリス。
もう一度シンクロすることも考えられるので、現在検討しているルートがこちら。
神子イヴからのダークダイブボンバー!!!
ヴェヒターの融合時ダメージが1500になる代わりに、ヴェヒターを射出することで追加ダメージ2400が上乗せされます。
一気にワンショットが狙える水準に押し上げられそうです。エクストラ枠との兼ね合いがあるため、色々な検討をしているところです。
やっぱ、ダークダイブボンバーを使いたい気持ちが強いですよね、5Ds真っ盛り世代としては。
その他の動き
ガリスバーン以外の勝ち筋は、正直ありません。ガリスルートやり切った後のヴェヒターの攻撃が通らなければ泥試合確定です。
ただ、ユベルの地力が強いため割となんとかなることは多い、はず。
以前はサブプランを用意していたのですが、今回はガリスバーンに振り切って組んでみました。
上で記載したダークダイブボンバーのルートを取るか、以前のようにメンタルチューナー採用からカオスビースト周りのプランを採用するか、デッキ完成への道は険しいですね。
その他の採用カードの説明
メインの動きでほとんどのカードを使用していますが、数枚触れていないカードがあるため採用理由を紹介してみます。
《D-HERO Bloo-D》
初動でイゾルデを出力した際にサーチする選択肢として。初手で解門+スローンを確保できており、さらにランク3も出せるような状況の場合、《終末の騎士》を召喚する必要がなくなるため、単体最強の《D-HERO Bloo-D》を採用しています。
横展開が苦手なわけではないため、場合によっては《D-HERO Bloo-D》を出して場を制圧していくこともあります。
《御巫舞踊-迷わし鳥》
ガリスルートに入った際に水舞踏で出てきたハレにサーチしてもらうカード。展開中に適当に装備させて墓地に送っておけばヴェヒターの素材としてハレをもう一体出力することができます。
エンド火力が足りない場合でも、ハレがダメ押ししてくれる可能性も出てくるので、墓地に送り得なカードです。別に火叢舞でもいいんですが、持ってなかったのでこのカードを採用しています。というレベルです。
《エターナル・フェイバリット》
マチュアを素引きしている場合にスピリットユベルでサーチするカード。これ表にしてるだけで相手は勝手に超融合を警戒してくれるので開き得です。
このため、ヴェヒター2枚目を検討する必要があります。
《S:Pリトルナイト》
お手軽妨害カード。初手でランク3を組めない場合に解門シリーズがある時、召来神とカオスコアでお茶を濁すために採用しています。
割とひとまず殴りにきてくれることがあるため、1ターンを乗り切ることができる場合が多いです。
乗り切った後はカオスコアを解門で蘇生して、レベル3モンスターを通常召喚からランク3を作っていきましょう。
《クロシープ》《マスカレーナ》《アストラム》
趣味枠です。ファントムユベルがすぐに出てくるので、クロシープからマスカレーナアストラムをいつでも出せるよ!というだけなので、ここの枠がまだ検討の余地ありといったところ。
面白い案があったら教えてください。
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございました。
以前は罠型のガリスユベルをご紹介しましたが、今回は罠がエターナルフェイバリットのみという振り切った構成になっています。
ガリスユベルと言っているのにガリスが1枚採用というところも、デッキを突き詰めることができていると感じており気に入っている部分です。
闇次元の戦士と妖神 不知火の『このデッキのために生まれたのでは?』と思う噛み合いのおかげで、うまぶることもできており、対戦した方の反応もお陰様で上々だと感じています。
まだまだ発展途上のスタイルだとは思っていますので、次回ご紹介できる際にはまた一段階進化した《ガリスユベル》をお届けできるよう日々精進してまいります(望んでいる方がいるとは思いませんが)
それでは、皆さんも良いユベルライフを!
シーユーネクストユベル〜!