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"見届ける"ということ

こんばんは。

皆さまお元氣ですか?

香音です。

カオンと読みます。

これ、毎回言おうと思います。

なぜならば、わたしがまだこの名前に慣れていないからです。笑

前回の記事で、「世界線を超えてあなたと」という曲に込める想いについて書かせていただきました。

https://youtu.be/OxyHFPjg9vc

慶一くんのストーリーを少し書かせて頂きましたが、これはわたしにとってはひとつの挑戦なんです。

自分の過去の、蓋をしていたい経験なんて、人に晒すもんじゃないって。

ずっとそう思っていました。

健康の仕事をすることも、それが根っこの理由だとしても。

必要なければ話さないし、表に出すこともないと思っていました。

なにせ重たいし。

それを見せられたとして相手は困るだろうし。

伝えたからと言って現実は何も変わらないし。

そう思ってました。

今でもそうです。

体質改善は氣軽にやってください。笑

痩せたい、綺麗になりたい!!

立派な動機です。

氣軽にダイエットのひとつくらいな氣持ちで始めて、

それが結果的に病氣の予防になってるってことが狙いなので。笑

でも今回、あえてこのストーリーを表に出して表現してみたのには理由があります。

"見届ける"ということ

これを学ばせてくれた、ある1人の女の子との出逢いがありましたので、伝えさせて下さい。

体質改善のお客さまの、ひとりでした。

人懐っこいようで、堅く人と一線を引きながら。

開いてそうで、閉じている。

会いにくるけど、心がここにあるようでない。

そんな印象を受ける不思議な女の子でした。

彼女もまた、大切な人の死を受け入れられずにいる1人でした。

何となく、昔の自分を見ているような、そんな氣持ちにさせられました。

1年くらい関係を紡いだ先で、一歩踏み込んでみた日がありました。

わたしが過去を晒け出すことで、何か彼女にとってのきっかけになれば良いなと思い。

わたしの経験を伝えました。そうしたら、彼女もポツリポツリと、蓋をしていた過去を話してくれました。

言葉にもしたくないシーン、認めたくない現実、後悔、いまもなお理解できない真実も。

彼女の痛みが流れ込んできて、また自分の中の痛みともリンクして涙が止まりませんでした。

彼女もまた泣きながら、ひとしきり吐き出してくれました。

何もかけられる言葉は出なかったですが、ただ嬉しかったです。彼女の閉じていた心が少しずつ開いて行く姿を見て、なんだかとても報われました。

この時、氣付いたんです。

ああそうか、彼女はわたしに何かをして欲しいだなんて求めてないし、わたしが出来ることなんて何もない。

でも、こうして苦しんでた事実を、ただ見届ければ良いんだ。誰かに見届けてもらえてることで、こんなにも救われるんだって。

"見届ける"ということ、に氣付いたんです。

良くがんばったね。

その姿を、ちゃんと見届けたよ。

受け止めたよ。

偉かったね。

そう言って抱きしめました。

同時に、昔の自分を抱きしめているような感覚もありました。

その日から、彼女の表情がパッと開けたように感じました。よく話すようになり、なんだか心なしか生身の彼女に戻ったように思えました。

現実は変わらないし、彼女の心の傷が癒えることはないでしょうが、それでも少し彼女とわたしが報われたのであれば、それは意味のある時間だったと思います。


"見届ける"ということ。

要はこれを、皆さんにやってもらおうというわけですよね。笑

わたしも少し勇氣を持って晒け出すので、皆さま見届けてやってください。そして少しだけわたしの心を軽くすることで、報われてください。笑

そして、まだ心に蓋をしている人は、わたしの姿を見てください。こんな公の場で晒けてみているのだから、大切な人ひとりくらいには、見届けてもらってください。

その人にとっても、かけがえの無い喜びになります。あなたが負担と思ってることは、案外受け手にとっては嬉しいことなのです。

求めず、溺れず、ただ見届けてもらうことくらいは、そんなに重たいことでもないです。

なんてことを、偉そうに言ってみましたがどうでしょう。笑

あくまで色んな考え方があるので、これはわたしのひとつの体験談として聞き流して下さいね。


皆さまに、こうして歌を聞いてもらって、知ってもらって、それだけでわたしの心は満たされています。

本当に本当に、ありがとうございます🙏✨

伝えたいことはただそれだけです。✨


長くなりましたが、ここまで読んで下さった方、ありがとうございます。

今日もここに生あることに感謝して。

皆さまの健康と幸せを祈っています。

それでは、おやすみなさい。

香音



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