「慎重さ」のおかげで大きな痛手は少なかった
慎重さは実行力の資質グループに属しています。つまり「実行」が前提になっているのです。とはいえ、慎重すぎて見送ることも多いのは事実。。。「活発性」上位の人からは「つべこべ言わずにとっととやれ!」とか「口先ばっかり」と言われてしまいそうですが。。。
特徴:
●最初から確実に成果を出すためにしっかりと準備をする
●何かに取り組むときさまざまなリスクを検討する。
→ YES!
●そして、それらのリスクに対し、あらかじめきちんと備えをしてから取り掛かる。
→ YES,YES!!!
「こうなったらどうする?」 「こんな時はどうする?」 と、いちいち「シナリオ立て」をしておかなければ不安で仕方がない。逆にいえば、シナリオさえ立てておけば安心して行動に移せる。
とはいえ、実際はそんなにシナリオを立てなくても大丈夫というのを経験したから、今は「何とかなる!」でスタートできるようになった。実際、何とかなることも多いし、いざとなれば予定を変えれば済むだけの話だし。
●何事もヌケなく、モレなく、ミスなくすることを大切にしている
・・・の割にはヌケ、モレ、ミスが多かったりする・・・
●「精度の高さ」が「慎重さの強み」
目指してはいるけれど、まだまだ・・・と思うのは「最上志向」のせい?
●対人関係においても慎重で、あまり親しくない人に自分から積極的にプライベートを明かすようなことはしない。
逆に、この傾向が人と親密さを築けないのかも。
たしかに「聞き役」に徹して自分のことはほとんど話さないことが多い。
●「調和性」「共感性」が上位にあると対立を避ける、人を不愉快にさせないようによく考えてから慎重に発言する
共感性3位。たしかに対立を避けたがる。
人を不愉快にさせないようにという気持ちはあるが、言葉を選ぶときもあればポケッと天然発言をしてしまうところも。
「慎重さ」のベースメント
●それまで経験のないことに対する心理的抵抗感が大きく、心配が先だってなさなか動き出せない
あるある。怖さ、恐れがとても大きい。
だから最初の資質理解講座や Points of View のワークショップも結局見送った。
意識すれば見切り発車もできるが、しっかり意識しなければこの資質が働いてしまう。そういう資質なんだから仕方がない、とあきらめるしかない。
●失敗=してはいけないもの と捉えている
確かにそのとおり。
活発性の「ダメなら別の方法を考えればいい」という軽さとは対極。
活発性に背中を押してもらうのがいいかも。
ただ、「サポートするから大丈夫だよ!」と言われても「いざとなれば知らん顔だったり、ちゃんとやれ!とか、やればできる!くらいしか返ってこないかも、、、」とリスク想定してしまうのが悲しい。。。
●(アドバイス)ベースメント使いになりかけたら、対極にある資質のエッセンスを取り入れる
●「大丈夫、何とかなる!」と見切り発車してみることも必要
●高いリスク察知能力をいかして、抜け漏れなく、失敗なく確実に成果を出す姿勢が、周囲に安心感・信頼感を与える。
ただ、、、これがけっこうしんどい。。。
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「慎重さ」があるから、大きな痛手をこうむることが少なかった。
この資質に感謝しよう。
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