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仕訳の本質?ど素人簿記3級学習者が見つけた視座を高くしてくれる本

仕訳の本質って何?
コツコツと簿記3級の学習を積み上げている中で、
単純な問いかけが私の中で湧き上がりました。
一旦立ち止まる チャンス。
ふと、そういえば 仕訳の本質ってなんなんだろう?
簿記の目指す先、会計の本質 今の自分の背丈に合う
レベルで考えてみようとしたときに、
何か視座を高くするチャンスがあることを感じました。

調べる中で、簿記3級以上の学習をされている方達に、最適な指針を与えてくれるんじゃないか?と思えた…!ので、共有したいなと思いまして、私のプロセスを記すようにしました。簿記の達人の方には、”おいおい”と言われてしまうかもしれません汗
同じ”同志(簿記3級の受験者)”に向けた、こんな視点も良いかも!ということで書いています!

仕訳の本質というので簡単にサーチしてみると、
大津広一さん という、会計士の方が書いた記事を見出すようになりました。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00299/051900001/
そして、こちらの著者がさらに、このページの中で出典として紹介してくださっていた書籍があり、そちらの書籍に触れてみました。

その方の書籍が、稲盛和夫さんの、
実学 〜会計と経営〜


という書籍です。

この書籍を読みながら、
・会計の本質とは何か?
・経営の本質とは何か?
・会計の原理原則とは何か?

このような本質ってなんだ?ということに関する用語が序盤からガシガシ出てきました。
私が求めていた知識(知恵)が、現場をたくさん経験してきた方から
文章を通して学べることを強く感じたのでした。
分量も分厚い本というわけでもなく、実にシンプルに描かれていることもあって、あっという間に読み終えてしまいました。
簿記3級レベルを学んでいるからこそ、読みやすいです。
(逆に言うと、簿記の学習を全くしていないと良くわからないかもなと思いました)
簿記3級レベルで学習した内容について、
なるほど…!そう考えるのか!と思える部分が、実感が湧くように描かれています。
例えば、減価償却の話が出てきますが、
簿記の学習では、減価償却の話を学びながら、耐用年数が法律で選定されているという話を学びます。
特に初学者のような私にとっては、どこか受け身になりすぎていて、
耐用年数は、法律で定まっているのだなと思い込んでいました。
しかし、稲盛さんは

「法定耐用年数」を使うという慣行に流され、償却とはいったい何であり、それは経営的な判断としてどうあるべきなのか、という本質的な問題が忘れられてしまっているのである。だから、京セラにおいては法定耐用年数によらず、設備の物理的、経済的寿命から判断して「自主耐用年数」を定めて償却を行うようにした。

稲盛和夫. 稲盛和夫の実学 (Japanese Edition) (p.23). Kindle 版.


そんな筈があるか!すべて一律なわけがないと、脳内をリフレッシュしてくださりました…!
教科書の型にハマった用語を丸覚えするのではなく、よく考えて会計することの大切さについてを初学者の指針として(も)与えてくださってます!
簿記(or 会計)との付き合いは、会社で活動する以上、一生切り離せるものではないかと思います。だからこそ、簿記3級を志す学習者だからこそ、”本質”に近づいた心・考えの姿勢を序盤で手に入れて、取り組んでいけたら良いかなと。

簿記もっと広く言うと会計というものに、なぜなのか?と、体当たりでぶつかっていくことの大切さを、稲盛さんの文章を通して学ばせていただけたように思います。ぜひ、お手に取って読んでもらい、私がおーっ!!簿記学習の序盤に知れて良かった!と思えるような、”同志”が増えてもらえたらと思って、今回の記事を執筆いたしました。
今、Twittterの方では簿記に関する学習録をつけていますので、
もし何かご意見など ありましたら、そちらの方にDMでもメッセージをくださればと思います。

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