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星野源さん着用メガネについて語ってみました【オリバーピープルズ】

最近は時代が時代なだけあり過去に放送された名作ドラマの特別編の放送が目立つが、5月19日から放送されている『逃げるは恥だが役に立つ』が“ムズキュン特別編” は特に「待ってました!」という方も多いはず。ストーリーの粗筋、、いやいや主演の星野源さん演じる津崎平匡がかけるメガネを振り返ろう。

これぞ『津崎平匡』のメガネ


Bland:Oliver Peoples
Model:denison-j
Col:BK
「いや、めっちゃ普通じゃん!!!」そうなんです。普通です。ですがこの“ザ・普通”なメガネがあの陽気な印象の星野源さんをIT会社に努める超真面目で潔癖症の“プロ独身”『津崎平匡』へと確実に変身させているのです。オリバーピープルズのデザインの凄さはかける人をデザイするその幅広いデザイン力にあるのではないかと私は思います。


OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)

オリバーピープルズは以前こちらのブログでもご紹介しましたが、メガネオタク目線で簡単に当ブランドの歴史を再度振り返ります。
1986年にLarry Leight(ラリー・レイト)、弟のDennis Leight(デニス・レイト)、ラリー氏の友人であるKenny Schwartz(ケニー・シュワルツ)の三人がアメリカ・ロサンゼルスのハリウッドにて創業しました。ヴィンテージデザインを軸に、様々なアパレルブランドとコラボしたり高級デパートで展開するなど、当時としては斬新な“高級アイウェアブランド”としての徹底した経営戦略が功を奏して、世界各国でメガネブランドとしての確固たる地位を築きました。そして日本国内での大きな転換点が1989年です。オプテックジャパン株式会社(現 株式会社アイヴァン)が製造、販売ライセンス契約を締結し、国内で展開される大半が日本のメガネ産地である福井県鯖江市で製造されるようになり、オリバーピープルズのアイウェア精神と日本のメガネ精神の融合が現在の安定した認知度を生み出したと言えます。

そして昨年遂にアイヴァン株式会社との契約が終了し、国内で新たな再スタートを切ることになりました。

オリバーピープルズって何がすごいの?

この記事を読んで「へ〜平匡さんのメガネはオリバーピープルズなんだ」って思われた方はいませんか?オリバーピープルズの定番であるヴィンテージデザインをご存知だった方は意外に思われた方も少なくはないはず。そう!!そここそ当ブランドのすごいところだと私は思うのです。「このファッションにはこのメガネブランドが合うよね。」とか「やっぱり冬には重めなこのメガネブランドでしょ!」など、かけるシーンやかける人によって選択するブランドは勿論異なります。しかし、オリバーピープルズに限ってはこのブランドだけでメガネ選びを完結させることができるように思います。そしてこれは前述したオリバーピープルズのアイウェア精神と日本のメガネ精神の融合が生み出したものではないでしょうか。

最後に

いかがでしたでしょうか。今回はメガネオタクの独り言みたいな記事になってしまったように思いますが、たまにはこんなニッチな記事も書きたくなってしまうので悪しからず。是非次回からは平匡さんのメガネに注目して『逃げ恥』を楽しんでみてはいかがでしょうか。僕はガッキーのかわいい恋ダンスに注目します。
それでは皆さま最高のメガネライフを。