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Sierra Nevada Hazy Little Thing IPA

心斎橋の成城石井で見つけて購入したアメリカのカリフォルニア州にあるSierra Nevada Brewing の代表的なHazy styleのビールで、コロナ禍により新婚旅行でこの醸造所の醸造家向けプログラムを受講し損ねるという

個人的には因縁?の醸造所

Sierra Nevada Brewingはアメリカにおいて、カスケードホップを大量投入してAmerican Style Pale Aleを定義づけたとされるほど有名かつ圧倒的な完成度のSierra Nevada Pale Aleが有名。
アメリカのみならず、日本においてもちょっと品揃えのいいスーパーなら手に入るPaleAleで知名度を誇っています。
日本では1缶500円〜700円くらいですが、アメリカのスーパーでは以下のような感じ

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6本で$9.99(約1092円(21年8月17日))ということは、1本182円!?
衝撃の価格ですね。

いずれにせよ、このビールは伝説的なビールかつ、日本での入手が非常に容易なのでまずは、Pale Aleをお試しいただいた方がいいと考える一方で、今回の本筋の紹介となるHazy Little Thing IPA はまた新しい1面を見せてくれます。

Hazy というのは、Haze(もや・霞)という名詞の形容詞形です。

上の説明によると、この濁りはホップやタンパク質の性質によって生じているようで、透き通っているイメージが多いビールを濁らせた種類の総称です。

一方で濁るほどホップが投入されているということで、フルーティーな苦味があり、非常に飲みやすいビールが多いです。おすすめのHazyIPAを以下に並べます。

和歌山 Nomcraft BrewingEBBESESSION 
Session Hazy IPA  ということで、優しいながらもガツンとフルーティーな苦味があります。
愛知県名古屋 Y.Market Brewing のLupulin Nectar 
初めて飲んだ時に「うまっ」と声が出たビール
グレープフルーツのような柑橘感を持ちながら、エグくない苦味が最後に残ります。
スコットランドの BrewDogHazy Jane
これは、上の二つよりはスッキリしていて飲みやすく
六本木の直営店でも割と見かけます。
缶は酒屋さんや成城石井でもよく並んでいます。

といったように、日本でも人気が高い濁り系のビール Hazy ですが、
Sierra Nevada のHazy Little Thing は上で紹介したビールの平均値的な味でフルーティーながらキレがあり、ホップの味もガツンとくる飲み飽きないビールでした。

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個人的評価(★は4段階)
苦味:★★★
香り:★★★
旨味:★
飲みたいシチュエーション
カラッと晴れた(低湿度の)初夏か初秋の昼過ぎにベランダで飲みたい。

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