英語コーパス学会で提供した大阪のお酒
2023年9月9日(土)に関西大学で行われた「英語コーパス学会 第49回大会(30周年記念大会)」の懇親会へアルコール調達担当(勝手に命名)として参加しました。
一部のコアな参加者から絶大な支持を得たので調達したお酒を備忘録として残しておきます。(回し者ではないですが現時点で購入可能なものも多いので是非購入して今大会に思いを馳せてください)
0.調達したお店
大規模な懇親会(飲み会)を行う際には酒屋さんの協力が不可欠です。今回は私の高校生の頃からの友人の大阪府岸和田市にある とめ河酒店の三代目 に協力をお願いしました。
日本酒、焼酎、クラフトビールなどあらゆるお酒を扱う総合的な酒屋さんです。ここでのクラフトビールの取り扱いは私のわがままで始まったという経緯があります。
とにかく、彼に相談の上でビールの調達を開始しました。
*この夏にお店のオリジナルビールの制作にもいろいろあって関わりました。(それはまだ買えます!)
01. ビール
箕面ピルスナー
関西大学のある吹田市のすぐ近くの箕面市で作られているクラフトビール。ピルスナーは日本の大手ビールで作られる種類(スーパードライや黒ラベル、一番搾り、プレモル など)ですが、原料や製法の細かい違いから、大手のビールよりも麦の旨味とホップの苦味が効いていますね。ガス圧を少し高めにかけて提供したので麦の味をキレさせて少しドライな味わいを目指しました。
箕面ピルスナーは新大阪駅のキオスクで購入可能です。
おさるIPA
IPAの由来も何度か説明する機会がありました。雑学としてとてもおもしろいですね。とにかく、ホップの量を増やして苦味とアロマを強めたビールという認識です。
箕面の山には猿が多く出没するということからおさるIPAとなっています。
最近まで限定でしたが、定番化されました。
私は箕面ビールの中ではPale Aleが一番好みですが、おさるIPAは数あるIPAの中では比較的飲みやすい低アルコールでありながら、ホップのキャラクターは強めに出ているので今回のビールとして選定しました。
Yummy Shine
おさるIPAの次の樽として用意したのは、和歌山県有田郡有田川町のNomcraft Brewingで作成していただいたAmerican StyleのIPAです。
Nomcraftの創業当時にフラッグシップビールのNomcraft IPAを飲んで以来、ファンとなり、醸造所に何度も足を運び、知らぬ間にイベントのお手伝いなどをさせてもらっていると、そこでついたあだ名が「闇社員」ということで、今回機会をいただき、8月にアメリカへビール修行新婚旅行へ行った際に集めた知見を総動員して、Modern American IPAとして醸造長のアダムとレシピを作成しました。Dip Hopping製法により、ホップの苦味と香りの両方の抽出に挑戦し、かつハイアルを感じさせないキレのあるIPAに仕上がりました。
02. 日本酒
日本酒は大阪の酒造をメインで集めました。
千利休
大阪府堺市の利休蔵さんからは
下の3つ。 どれも人気がありましたが、まだまだ暑い中だったので夏酒が人気でしたね。
島田くんという新進気鋭の蔵人さんがいます。
混醸吟醸(生)夏 1.8L
生もと純吟 1.8L
島田責任仕込 純米吟醸 生詰 特A地区山田錦 袋吊り
天野酒
大阪府河内長野市にある歴史ある酒造です。
このあたりは、水が美味しくて有名で私も定期的に水を汲みに行きます。
ここでは、純米吟醸無濾過生おりがらみ を用意しました。
薄く濁ったオリを楽しめる、甘いながらもドライで飲みやすいおりがらみでしたね。
今期はもう手に入りません。
三輪福
大阪府岸和田市にある酒造です。ここも尖った日本酒を多く作っています。
純米大吟醸 米の華
にごり酒
こちらも、もう売り切れですが大人気でしたね。
荘の郷
大阪府泉佐野市(関西空港の近く)にある酒造です。
余談ですが、わたしはここのネギ味噌が大好きです。
くみたて生原酒
焼きネギ味噌
一旦 以上になります。
多くの方に楽しんでいただけたようで感無量でした。
また、英語コーパス学会の運営サイドの懐の深さと、この鎖お仕事を振ってくださった関西大学の水本先生、関西大学のチルコロさんの柔軟な運営と美味しい料理、人数を捌けずにあたふたしていたところを助けてくださった早稲田大学の近藤先生、関西大学外国語教育学研究科のソルジャー院生さんのお手伝い、とめ河酒店のサポートがあっての成功でした。
また、機会があれば(大阪で)やりたいですね。