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Xデザイン学校大阪分校・ベーシックコース #06ストーリーテリング

今日は講座の中でも山場の回だという。
私たちE班は、前回作成した「上位下位分析」をやり直して、今回の講座を受講した。

バリューシナリオは面白かった。
上位下位分析をした後、チームでどういうデバイスが想定されるのか、ざっくり話し合ったのだけど、仕様を書く欄がまるでない。

それもそのはず、デバイスなどとは関係なく、ユーザーのニーズを書くところなのだから。

普段の自分の思考のステップとはちがっていて、対比が鮮明で面白かった。
ユーザーのニーズは事業者が想像して考えるニーズとは別物なんだけど、
日頃、ユーザーのニーズを自分都合に引き寄せて捏造している、自分の姿がよく見えた。

ふだん、クライアントの話を聞くときは、どういう形になるのか頭に置いて話すのだけれど、

・アクティビティシナリオ:ユーザーが行う作業を抽象的に書く。
・インタラクションシナリオ:ユーザーが行う作業をインターフェースの構成要素で書く。

を書くことで、作る前に使い手との接点を検討するんだなと思った。
授業では、アクティビティシナリオはまるでナラティブには書けなかったけれど、ペルソナをつくる、ユーザーインタビューで肉感を伴う言葉をたくさん拾えたら、そういう風に書けるかもしれない。

今回の授業で、今までインターフェースをつくるとき、いかに混沌とした状態で作っていたのかよく分かった。
分解して、
・ユーザーのシーンを描き、
・そこにどういう操作があるか書いてから、
ようやくインターフェイスのデザインに着手するんだ。

授業の前に、チームメンバーがそれぞれペルソナシートを改めて書いた。
3枚あったペルソナシートの中から、提案するメーカーのアセットを絡めれるかは心許なかったが、一番ユーザーのニーズが明確なものを選んだ。
提案先のメーカーへのビジネスインタビュー次第なのかもしれないが、アセットへの理解の仕方と活かし方は、どうアプローチをすすめればいいかは宙に浮いたままだ。

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