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失敗について考えるマガジン

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たくさん挑戦する人ほど、うまくいかないことや失敗も多い。失敗から何を持ち帰るかを大事にしたい。失敗について考えるためのマガジンを作ってみました。
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2020年4月の記事一覧

とあるダメな新米コピーライターの昔話。

先日、博報堂の先輩と飲みながら「昔話」をした。とある「コピーのかけないコピーライターの話」だ。 そのコピーライターは、本当にダメなコピーライターだった。広告のイロハもわからず、きちんとした文章を書く訓練もされていない。出身が理系だったからか「間違ってはいないが、おもしろくもない」そういうやつだ。 そんな中、新規プロジェクトが始まった。上司のCDが言った。「この仕事はお前がメインのコピーライターをやれ」まだ入社2年目のそのコピーライターにとって、始めてメインをつとめる仕事だ

楽観的であいまいな空気と間柄。名著「失敗の本質」から学ぶ。

お疲れさまです。 感染リスクやコミュニケーションのストレス、先行きが見えない不安。いろいろネガティブな気持ちになりやすい時期かと思います。 こういう時は「なんで~ぐらいできないんだ?」「~はダメだ」「こんな時期に~するな」といった批判的な意見が拡散されがちです。 東日本大震災のときもそうでした。 今回、コロナウイルスに対する国際的な軽視はもちろん、組織レベルから個人レベルまで多くの失敗やミスがありました。これからも予期せぬ事態がおきるでしょうし、それに伴う失敗やミスが