中学受験・さて7月
12週目!今週もよろしくお願いします!
先週からの【歴史】シリーズは今後も続けていきます。今週は7月に入ってからの重要ポイントについて書いていこうとおもいます!
7月からは成績が伸びない。
最近、生徒にカマかけることも増えています。
そして、夏以降に成績が簡単に伸びることはないと6年生になった4月から言い続けてきました。
なぜか。
「夏休み」を境に受験生は皆がみな死にもの狂いで勉強するからです。そして9月、精いっぱい勉強した夏を終えていざ模試にチャレンジ。
たいてい成績、とくに偏差値が落ちるのです。
一様の知識のインプットで得点が伸びることはあるでしょう。しかし、一方で素晴らしいことに「夏」に急成長する生徒もいます。
そうすると、相対的に「偏差値」は下がる可能性が高いといえます。
中学受験は「追っかけ」
「追っかけ」とは何か。
それまで合格ラインを下回り、最後の最後にようやく「合格」に手が届く逆転合格のパターンが大半だということです。
前述で「もう成績は伸びない」と言いましたが、「実は勉強をしていない子」「諦めている子」に限った話です。
「差」が取り返しがつかない程に開いてしまう。
そんな現実が待っており、その子は過去問演習で
「やったフリ」をする可能性が高いのです。
「やったフリ」、「とりあえずこなした」であったりカンニングなんてケースもあり得ます。
こんな過去問演習に「意味」があるでしょうか?
話を戻さなければなりません。整理をします。(笑)
夏以降、大半の生徒は合格ラインを割りながら勉強を続けていきます。
秋以降の過去問演習を経て、急成長した「追っかけ」で第一志望合格が見えてくるのです。
では「夏」の過ごし方を考える
単刀直入に、秋の過去問演習が「合格」のカギ。
この過去問演習への取り組みが合否を分けます。
では、何が「有意義」な過去問演習か。
ズバリ「夏」に基礎が固まっている生徒が
問題を解く知識を持ち、得点に変換するチカラを
養えるか、これが重要だとわたしは考えます。
つまり夏は「総復習」であり、「基礎固め」の時期なのです。
多くの参考書を揃えることも、過去問演習もまったくいらないということです。
これまでの2年間半で取り組んできたことを、40日間。ことしに限っては半分以下の時間で振り返ること。
効率的なインプットや時間があればこそ出来ることに時間を充ててほしいものです。
具体的にどんなことをすればいいのかはコメントで受け付けようとおもいます!
今週はここまでとします。
内容が薄いような気もしてますが、重要な考えだと思って書きました。
9月の模試でがんばっても成績が下がる。
分かっていれば対処も出来るものです。知らないことに直面する恐怖は避けたいでしょうから……
受験生の「夏」の位置づけを確認していきました。
今週もありがとうございました!
読んで頂き、重ねて感謝いたします。
スキ・コメント・シェアよろしくお願いします。
ではまた来週!
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