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中学受験・もう9月?!

19週目に突入しました。4月の終わりにはじめ、早くも9月になろうとしています。まだまだ暑い日が続きますから、体調管理には十分にお気をつけください!

今週は受験生にとっての「9月」とはどういう時期なのか、再確認をしていこうとおもいます。



夏に終わらなかったことを。

これまでにも書いてきたことですが、もう一度。
夏に総復習して10月から過去問演習で仕上げて、
逆転合格する。これが中学受験です。

9月というのは、夏と10月の間の30日間です。

夏に終わっていないことをやり切ってから過去問に
取り組みたいですね。



夏にやったことをもう一度振り返る

「忘却曲線」はみなさんご存知かと思います。
夏の1ヶ月で詰め込んだことを1ヶ月も経てば忘れます。


そう、復習が何よりも大切なことです。
なぜなら、小6の後期になってまだ未習の単元などないのです。これから5ヶ月、ひたすら復習です。



9月明けの模試の結果は?!

そろそろ志望校を絞り込まなければ、、、
そういった時期であり、過去問の用意もしなくては。

10月のスタートにはほぼ受験確定の学校から取り組むことが懸命ですが、どの学校をどの程度実施すべきかは重要なポイントです。



なので!!

9月のうちに、この選択肢から受験するという「選択肢を全て広げておく」ことです。


第一志望であれば5年分、第二志望以下は最大3年分といったところでしょう。2周すると仮定し、1週間に2年度分が限界値です。第1回、第2回と複数回の受験もあり得るでしょうから、

3年分×2回分×2周→12回、第二志望でもこれだけ取り組むことが必要になってきます。


9月で受験校を絞り込み、過去問演習の準備をしておくことが親と塾講師の役割です。生徒にこの調整をさせてはいけません。先を見通して準備や対策するのは誰がやるべき役割かということです。



前にあった素晴らしいお母様の話です。
先に言っておきますが、これは最上の例です。
簡単に真似できるものではありませんが、見習わなければいけないのではないでしょうか。

10月になる前に「過去問制覇カレンダー」なる1月までの過去問演習の予定を作成していました。

しかもしかも、問題の用意だけではなく解答用紙のコピーまで済んでいるのです。更にはファイルが用意され、点数の記入シートに合格最低点まで記入されているのです。

このお母様は共働きの家庭で、普通に仕事をされている方です。それでも「塾要らず」と言いたくなるほどに几帳面な方でした。

受験校の絞り込みにはリサーチはカンペキ。受験の戦略として、この学校を合格したら翌日はこの学校を受験するという「場合分けのチャート」まで用意されていました。


この話から何が言いたいか。
勉強には一切口を挟まれたことはありません。全くです。勉強のサポートのみに貫徹されていたのです。
受験生の母親を全うされ、生徒自身が何を思うか。

ただひたすらに受験勉強に励むことでしょう。
そして恩返しを、現にその生徒はよく出来た子です。
基準は「生徒本人」です。紹介せずにはいられませんでした。




話を広げすぎてしまいましたが、まとめます。
9月は生徒は「ひたすら復習」を、
親と塾講師で「受験校の絞り込みと過去問演習の準備」をして欲しいということです。

小学生には学力面だけでなく、精神安定も大きな要素になり得ます。親と塾講師は、精神安定をもたらす存在である認識が必要です。


合格に向けてのラストステップ頑張ってほしいです。
今週は以上です。ありがとうございました!!


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