(雑記)お盆と仏教の関わり

 お釈迦様の弟子に、目連という方がいました。

 木蓮は神通力があり、他の世界(天上界、餓鬼界、阿修羅界、畜生界、地獄界)に行けたそうです。

 ある時、目連は亡くなった親に会いたくなり、神通力を使って各世界を、見回りました。しかし、何処にも親は見当たりません。何と、餓鬼界に親はいたのです。

 生前、他の子供を押しのけてまで自分の子供を優先するような欲に駆られていたそうです。目連は自分の親が餓鬼界にいることを目撃し、食事を与えようしました。

 しかし、餓鬼道に墜ちた親の目の前で食事は燃えてしまい、益々親を苦しめることになりました。

 人間界に戻った目連は、お釈迦様に相談した結果、長く苦しい修行から戻った僧たちに食事を与え、労をねぎらうことをしなさいと言いました。

 そう。日本のお盆は、餓鬼界に落ちてしまった親を救う大切な行事なのですね(´・ω・`)


 
 先祖の霊が自宅に帰ってくる。自分達に出来ることは、餓鬼道に落ちてしまったかもしれない先祖の霊に対して、沢山の食事でお迎えしたいものですね(∩´∀`)∩ワーイ


 お盆って、そういう大事な行事なのです。

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