見出し画像

経営者向け視察ツアー@宮崎県小林市〜5つの進出メリットとは?〜

「日本のひなた宮崎県」というキャッチフレーズで知られ、一年を通して比較的温暖な気候の宮崎県。南西部に位置する人口約4.4万人の小林市では2022年度現在、IT系スタートアップ企業を含む都市部を本拠地とする企業のサテライトオフィス誘致に力を入れています。

小林市は雄大な霧島連山の恵みを受けた「名水」の地として有名です。ことし行われた全国和牛能力共進会で、4大会連続となる内閣総理大臣賞を受賞した宮崎牛、メロン・ブドウ・梨・キンカン・マンゴー・イチゴといった果物などの農業が盛んですが、これらも「名水」の恩恵を受けた賜物でもあります。畜産農家の中には、地産地消と健康に配慮したオーガニック野菜づくりやにチャレンジするなど、若い生産者の活躍も見られます。

こうした基幹産業の農業のみならず、ITなど新たな産業を誘致し、特に若い世代の雇用促進を目指したいと考えています。小林市の外から来て、新たな事業拡大や新規事業展開など、小林市でチャレンジしたい企業を積極的に探しています。

小林市進出のメリットについて

1. 整備されたコワーキング&イベントスペースがある

小林市が整備したコワーキングスペース「TENOSSE」は、起業の支援拠点と移住する人のための交流拠点として利用されています。コミュニティ・マネジャーが常駐しているので、外から来た企業でも、地元企業や地域住民と触れ合う機会に恵まれます。プライベート空間が確保された月額15,270円で借りられる簡易オフィスの他、ミーティングルームやフリースペースも無料で使えます。

小林市の中心地にあるコワーキングオフィス「TENOSSE」

2. IT系企業の競合が少なく、若者の採用に優位である

基幹産業が農業であることから、IT企業のオフィス立地はほとんど例がありません。そのため、進出については話題性も高く、都市部で展開されるような競合企業との採用争いに関する心配は無用です。小林市は地元で働きたい「地元志向」の若者も一定数いて、仕事がないことが課題でもあるので、若者雇用でも優位に働きます。

3. 市の補助金メニューの他、県の立地制度も活用できる

小林市ではオフィス立地の企業を対象に、一定の雇用要件を満たせば「人件費」「家賃」「通信費」「オフィス改修費」の項目で適用期間と最大補助額の範囲内で、補助金が支給されます。宮崎県も「人件費」「通信費」「オフィス改修費」の補助制度を設けており、雇用条件を満たせば市と県の両方の補助金取得が可能です。

4. 宮崎空港・鹿児島空港のどちらからも車で1時間で行ける

東京や大阪など都市部からのアクセスでは、宮崎空港と鹿児島空港のどちらからも便利です。いずれも空港から1時間程度で小林市の中心街まで来ることができます。空港の選択肢が2つもあるので、飛行機の便の本数も多く、スケジュール調整もしやすいのが特徴です。

5. 生活に便利で、美味しい店舗と本格サウナ施設もある

コワーキングスペースの「TENAMU」のビルにはスーパーマーケットがあり、国道沿いには衣類・食品・家電まで生活に必要な店舗がズラリと揃っています。和牛オリンピック3連覇の宮崎牛、甘くて美味しい果物などの地元の素材を取り扱った飲食店などグルメな店舗も多く、食の楽しみも小林生活ならではです。また、市内にはフィンランド式サウナを備えた温泉施設「すきむらんど温泉かじかの湯」もあり、仕事で疲れた身体を頭の先から癒してくれます。

源泉を使用した水風呂のあるサウナ施設のある「かじかの湯」

視察ツアーについて

宮崎県小林市へサテライトオフィスを展開したい、またはオフィスを移転したいなど、新たなチャレンジと事業拡大を検討中の経営者向けに、現地視察ツアーを企画しています。
※令和4年度の募集は締め切りました。

スケジュールについて

1泊2日のスケジュールです。エントリーしていただいた後、貴社の進出条件などの事前ヒアリングを行い適切なプランをご提案します。

【過去の事例】
・1日目(午前11時〜午後6時頃まで)
 - 市内の立地環境視察(エリアごとの特徴紹介)
 - 小林市職員と昼食
 - 小林市担当課から立地制度のご案内
 - 市長面談と各課の取り組み紹介
 - 市内事業者訪問
 - ハローワークや教育機関に雇用状況ヒアリング
 - 市内キーパーソンと夕食
・2日目(午前9時〜正午くらいまで)
 - 小林市担当課と振り返りミーティング
 - 県内事業者訪問

小林市の"キーパーソン"

小林市にUIターンして活躍しているキーパーソンの他、商工観光課の本事業へのメッセージをまとめた記事をご紹介します。