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メタバースの現在

と言っても、世の中全体の動向ではなく、個人的な関心についてです。
というのも、『メタバース』が注目をされたのは一昨年/2022年のこと。
昨年/2023年は『AI』一色という感じで、メタバースは『オワコン/終わったコンテンツ』とも言われているから。
そのあたりに関して、思うところをつづっておきたいな、と 😊

まず最初に、巷の取り上げられ方には一喜一憂をしていません
歴史的に見れば、メタバースの技術的な意味は非常に大きく、それはセカンド・ルネサンスの象徴的表現と言えるからです。
そのあたりのアカデミックな指摘については、こちらをご覧ください ▼▼▼


つまり、『終わった』というよりは、『始まり損ねた』という表現の方がしっくりくるわけですが、とはいえ、世論の熱が一旦冷めてしまったことは事実。
そして、理由は違いますが、わたし自身も最近はやや距離を取っていました。

その理由というのは、数多あまたあるプラットフォームの中で最も魅力を感じたSpatialが思い切り迷走しているから。
当初、誰でも簡単に美しいメタバース空間がつくれる点(=個人ユースの広がり)に無茶苦茶ワクワクしたのですが、今やSpatialはゲーム分野に全力で舵を切り、極端に入口を狭くしてしまいました。

ましてや、ゲームがつくれることを売りにするのであれば、FortniteやRobloxにかなうはずもなく……
技術力が追いついていないので、バグで固まる頻度も増えています。
要するに、残念ながら『Spatialを推せなくなってしまった』というのが、わたしが活動を減速させていた理由です。


Spatialは、方向性が激変しました


ともあれ、メタバース自体への関心が薄れたわけではありません。
その歴史的重要性は、わたしにとって引き続き大きな希望の源泉です。
なので、今は「あらためて、おもしろいプラットフォームにチャレンジしたい」と思っているところ。

国産プラットフォームという点でClusterにもひかれますが、最も注目しているのはConectiの展開です。
どういう使い方ができるかはまだ未知数ですが、とにもかくにも『楽しそう』なのがいいですね 😊


なお、大規模メタバースの展開については、引き続き大企業は力を入れています。
そこはそこで『オワコン』などではありません。

個人的には、大規模展開にはさほど魅力を感じない(=リアルと同じく集客で悩むことになるから)のですが、メタバースの可能性を進めてくれているという意味では、すべてのチャレンジをリスペクトしています 😊


そろっていることは美しく、違っていることはおもしろい

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