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魚市場のような部位 22/45

この記事からの流れです ▼▼▼

45部位中22番目。
ようやく折り返し地点まで来ました。
暗中模索の毎日ですが、知らない世界にふれられるのはやっぱり楽しいですね 😊

さて、今日取り上げるのは、鳥距溝。
このあたりです ▼▼▼

『鳥距溝』って、なんだか変わった名称なので調べてみたら「形状が鳥の蹴爪に似ているので,鳥の距( ケ ヅ メ )“calcar avis”」と名付けられた」とありました。
しかし、『距( ケ ヅ メ )』自体が一般的な名称ではないですよね 😊

これまたよくわからないことだったので調べてみたら、こんなページに行きつきました。


「いやいや、他にもっと似てるものがあるだろう 😊」と、思わず突っ込みたくなりますね。

ともあれ、働き的には一次視覚野をふくむ視覚処理の大事な入口。
目から入った情報を最初に扱う領域です。

たとえて言えば、魚市場のような感じでしょうか。
入荷された品物をさばいて、魚屋さんやお寿司屋さんにおろす場所です。
実際、視覚の処理はその後大きく2系統に分かれ、さらにその先で細分化していきます。
大きな2系統のうち、外界の物体の形状を認識する流れは『What経路』と呼ばれます。
一方、物の位置に関する情報は『Where経路』に流されます。
頭の中で『What』『Where』が分かれるも、興味深いです。

いずれにせよ、入ってきた情報を丸っと処理しているわけではなく、色や形、動きと意味など、種類によってそれぞれ違う場所で扱われるんですね。
魚屋さんとお寿司屋さんで扱う魚が違う感じかな 😊

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