善き活動を続けるコツ
昨日は、経営実践研究会の神奈川定例会でした。
神奈川県民センターに50名ほどが集まり、石井造園の社長:石井直樹さんにお話を聞かせていただきました。
石井造園は、文部科学大臣賞や環境 人づくり大賞などを受賞されている、神奈川が誇る優良企業です。
本当にたくさんの素敵な取り組みをされていますが、わたしがグッときたのは、それらの活動のモットーです。
曰く
『ついでに、無理なく、達成感のある活動』
苗木の寄付など、石井造園さんの取り組みは、そのほとんどが本業に結びついています。
仕事とまったく関係のないボランティアだと続きにくいところ、本業の『ついでに、無理なく』できることをしっかりと考えられているわけです。
そして、『達成感』。
その活動をすることによって、従業員に誇りの生まれることも重視されています。
たとえば、おもしろい取り組みの1つに、各売上の1〜999円を積み立てる『緑化基金』があります。
たとえば、245,350円の見積りを出して一旦通ったとします。
しかし、ゼネコン相手だったり、ちょっと機転のきくお客さんだと、精算の時に「350円は切り捨ててよ」なんて話になりがちです。
しかし、石井造園さんでは、それを単純に切り捨てるのではなく、「下三桁の端数は緑化基金として寄付をします」と回答するそうです。
すると、値切られることがなくなる 😊
もちろん、言葉通りの活動をされていて、2022年度には総額542,511円を寄付されています。
まさに『塵も積もれば山となる』感じです。
しかも、このアイデアを出したのは従業員さんだったとか。
石井造園さんの清々しい社風が感じられる逸話です。
ちなみに、石井さんの語り口はちょっと落語家っぽくて、暖かいお人柄も伝わってくる、楽しい時間でした ❣️
『トラスト・プロジェクト』は、画像生成AIを使って未来のヴィジョンを描き出し、共有する企画です。
明るく、幸せな未来を思い描くことで、その景色を引き寄せます。
概要解説のnote記事はこちらです ▼▼▼
早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け
みんなで行くには進め方が大切ですね 😊
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