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グルーヴコースターというゲームを絶やさないでほしい

どうもケーすり(@K_sr)です。

前回に引き続いて趣味の話をします。今回は音楽ゲームについて。皆さん音ゲーは好きですか?大した腕は持ち合わせてないですが僕は好きです。小学生の頃太鼓の達人を友人の家でやったのがきっかけですっかり音ゲーが好きになり、誕生日だかクリスマスだかでPS2と太鼓の達人を買ってもらった記憶があります。確かそれがCS4代目。その後5代目7代目と入手。あとなぜか2代目がありました。

当時は版権曲ばっかやってましたね。オリジナルって子供からすると知らな~いってなりますもんね。太鼓の達人自体は今でも好きですが、ACでは飲み会の後に音ゲー知らない友達とやるのが多くて後はCSをぼちぼちという感じです。(PS2の後はDSヨーカイとSwitchをやりました。)

時は流れて中3~高1くらいの頃、当時オタクになったばっかりでニコニコ動画に死ぬほどはまり込んでいた時期にBEMANIシリーズの楽曲と出会います。難しそうなゲームが並ぶ中で一番とっつきやすかったゲームがjubeatでした。これによってゲームセンターに行って音ゲーをやる趣味ができたといえるでしょう。始めたては下手なプレーを見られたくないとの理由で休日の朝に家から自転車で20分くらいにあったROUND1に行ってました。

そこからアーケードゲームにはまり、出かけた先にゲーセンあればちょっとjubeatをプレイしてましたね。友達も巻き込みながら楽しく遊んでいたと思います。受験生の時も塾の近くにゲーセンがあったので(今はもうない)、自習の合間に行ってましたね。吉野家のカレーを食べてゲーセンで1クレだけjubeatをやって勉強に戻っていたのが懐かしい。jubeatもあんまりACではやらなくなったなー。iPadではちょくちょくやってます。

晴れて大学生になった僕でしたが、次に出会ったゲームがmaimaiというセガのゲームでした。2人プレーが基本のゲーム筐体をしていて、ネットで知り合ったコミュニティ間で流行っていたので自分も布教されました。このゲームは今でもゲーセンに行ったときにプレイすることが多いです。

その時一緒に遊んでいた友人から教えてもらったゲームが2014年当時無印のグルーヴコースターでした。ここからが本編です。

ここで一度グルーヴコースターがどんなゲームか紹介しておきましょう。下の画像のような縦長の画面に引かれたレールに沿って進む自機(=アバター)にノーツ(=ターゲット)が当たるタイミングでノーツに対応する操作をする1レーン型の音ゲーです。beatmaniaに代表されるような操作箇所が多い多レーン型のゲームではなく操作は両手に1つずつあるブースターと呼ばれるコントローラーで行います。

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このゲームの最も特徴的なところは、判定ラインが固定されておらず、アバター・ターゲットともに画面中(3D空間)を動き回るところにあるでしょう。この特徴によって、初見では難しいという第一印象を持つ人が多いのではないでしょうか。僕もそのうちの一人です。しかしそれは曲を覚えたりリズムに乗って叩くことの爽快感の裏返しでもあります。

音ゲーを反射で目押しするガチ勢タイプには少し合わないかもしれませんが、曲を覚えて叩くことに楽しさを見いだせる人ならばこの楽しさにはまることでしょう。

そしてこのゲームの一番推したいポイントが「AD-LIB」。画像のようにコースの何もないところにもノーツが隠れている「隠しノーツ」です。

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皆さんも音ゲーの最中にリズムに合わせて空打ちする経験がおありかと思います。そういった感覚的な部分が評価され、その時に音が鳴るのはとても気持ちいいです。ゲームを進めていくと、FULL CHAINという評価を得るためにはノーミスでクリアかつアドリブをすべて叩く必要があることに気付くはずです。譜面によってはヒントはありますが基本覚えて叩かねばならなくなります。そこは好みの問題ですが、音ゲーは覚えゲーがベースにあると考えてる人にはちょうどいいくらいの記憶負荷だと思いますね。超難解なものでなければ、曲と合わせてアドリブを覚えるようにすると3回も聴けばすべて叩けるようになると思います。このゲームはもともとスマホゲーで、何度もプレイすることが前提のゲームデザインになっているのでこういった覚えゲー的な要素が強いのではないかと思っています。

このゲームがほかのAC音ゲーと大きく異なるところは、「譜面演出の自由度の高さ」だと思っています。各音ゲー、譜面で文字や図柄を表示させたり譜面を傾けたりいろいろな方法で演出を作っていますが、このゲームはいとも簡単にそうした演出要素を取り入れることができますし、演出だけで難易度調整までできてしまいます。ターゲットがコース外から飛んでくるのはチュートリアルから存在しますし、

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表示を重ねて先読みをしにくくして難易度をあげたり

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偽のコースを作って惑わすなんてこともできます。

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背景演出でPV再現なんてのもお手の物

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他社音ゲーの再現だって簡単にできます

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beatmaniaのように譜面と一緒に動画・MVを流すのは昔からされていることですが、このゲームは譜面そのものがMVで映像と一緒にゲームが楽しめる感覚になります。

3D空間を動き回るので、最初の触れ込みは「音と光のジェットコースター」でした。大画面をくまなく使った譜面、ノーツ処理時や演出の光ですっかり中毒になってしまいました。初期のころは明らかに先が見えない理不尽なカメラワークだったり3D酔いするような見づらい視点だったりがあってそこが欠点だったのですが、最近追加された譜面にはそのような傾向がなく、初めてでもとっつきやすいと思います。(最近はもう少し演出に特化して攻めたカメラワークだったりノーツ色での演出をまたやってほしいなと思ってるくらい)

さて、そんなグルーヴコースターですが、最近撤去されるゲームセンターが多くてとても嘆いています。中には筐体を撤去してGROOVE PARTITIONというオプションの防音仕切りだけ置いている不届きなゲーセンまである始末。何とか生き延びてTAITOに筐体リプレースをさせるべくこの記事を書いています。(影響力無いけど) このゲームをなくしてはいけない。

よく分からないゲームに触れるのって気が引けるのはわかりますが、画面への没入感はどんな音ゲーよりもあると思うので、ぜひ音ゲー好きな人もそうじゃない人もプレイしてみてください。

次回もグルコスについて書こうと思います。細かい仕様や譜面傾向をまとめてみたいなーと思ってます。

✌('ω')✌