調教されたい貴方達

こんにちは
はじめまして、ケイです。

今回はみんな大好き「調教」についてのお話です。
ちなみに、これからするお話は私個人のSM観なので
これが絶対に正しいとか、それ以外は間違っているとか、そういうものでは無いことを予めご了承ください。

SMクラブなどで使われる「調教」という言葉。
私は何年もこの表現に違和感を持っていました。
試しに調教という言葉をひいてみると

ちょう‐きょう〔テウケウ〕【調教】
[名](スル)動物目的に応じて訓練すること。「盲導犬として―する」「―師」

goo国語辞典

と、出てきます。
つまり
馬を速く走れるように訓練したりとか、犬を麻薬を探知できるように訓練したりとか、そういったことを「調教」と呼ぶわけです。
つまり、人間(第一者)にとって都合がいいように訓練することですね。

では、SMにおける調教とは何なのでしょうか。
乳首を性感帯になるように開発して。あるいはアナルで感じるように、より大きなものを飲み込めるように開発して。
時には鞭やパドルでスパンキングをして。
……これはどんな目的に対する訓練なのでしょうか。
というかこれは訓練なのでしょうか。

私の話をしましょう。
私は主従関係に重きを置くドミナントです。
私のもとで長く仕える従者たちは
一様に
顔を見た瞬間には「お荷物を持たせていただいてよろしいでしょうか」と伺いを立て
私が会計を済ませている間にタクシーを呼び
一歩屋外に出れば日傘を持ち
そしてホテルに行けば正座で灰皿置きになります。
そして就寝前にはどんなに眠たくとも日報を書き、就寝前の挨拶をしてから床に就くのです。
勿論、従者が自身の主人を慕う気持ちから出る行動ではありますが
これらはすべて私の「調教」の結果だと思っています。
私は、私の「理想の従者」にするべく、調教をしているわけですね。

さて、あなたがされたいのは本当に調教なのでしょうか。
ぜひコメント欄やメッセージでのご感想をお待ちしております。

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