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私の血肉となっている漫画

自分地固め期間中なので、石の話を再開するのはもう少しお待ちください。
自分の内面をもう一度再構築して、もっとよい記事をお届けします。

そんな中、丁度よいお題があったので参加しようと思います!

3月のライオン

羽海野チカ氏のまだ連載中の漫画ですが、
この漫画と後述のうしおととらだけは一生手放したくない。

この漫画は、繊細なタッチの絵だと思って油断してると、真正面から木の棍棒で思い切りぶん殴られます。もしくは容赦なく心を抉られます。
代表作のハチクロの緻密な心の描写とはまた違った、なんというか、侠気あふれる感じもします。

誰もが持ってる心のオモテウラを、一切の無駄と不足の無いコマと絵と台詞で描ききっていると思うエゲツない漫画だと思います。

それでいて、どの登場人物もとても愛おしく感じるのです。

うしおととら

一言で言って、最高です!

冒険活劇としては、この漫画を超えるのはそうそう無いと思います。
とにかく絵がめっちゃうまい!
物語もそれと40巻に満たない巻数なのに、漫画の世界観の奥深さと広がりの壮大さを物凄く感じます。
その上、破綻なく伏線が回収されていく気持ちよさ。
この漫画は一気読みをオススメします!
ストーリーに感情移入したまま迎えるラストはハンカチ必須!

ARMS

著者の前作、スプリガンの流れでこの漫画も好きです。
オーバーテクノロジー、人間にとって過ぎた力を手に入れたとき、
それとどのように向き合い、付き合っていくかを考えさせられる漫画です。

「人の足を止めるのは、絶望ではなく諦め。人の足を進めるのは希望ではなく意思」

という台詞は、今でも自分の座右の銘となっています。

山の厳しさというのもそうなんですが、
三歩たちレスキューが救助した人たちが、山を通して映し出される人生、バックボーンがとにかく俺は泣けました。
三歩はでけーなと。

これを見つけたのは、肩の脱臼の治療に行っていた整形外科。
作中には、脱臼どころではない大怪我も沢山描写されるのにね。(笑)

自分は山はやりませんが、でもいつか行ってみたいと思うようになりました。

ファイブスター物語

とある界隈では、ナガノ博士としてやっぱり金色のMSを作っちゃったりしてますけど(笑)

これはもう漫画というか、ファイブスター物語というジャンルって言っちゃっていいんじゃないかと。
古事記とかそういう類のものですね。
何しろ、もう年表まで発表されてて、物語の結末をみんな知っているのですから。

永野護氏という「創造主」の世界を覗くのが楽しいのです。

だから、氏の視点が変われば劇中のメカも変わるし、人物も変わる。
そういうモノなんです。

ただ、どの時代であってもデザインはすごい、これはもう本当にすごい。
仕組みから立ち上げたデザインなので漫画という体を取っている工業デザイン集と言ったほうがいいかもしれません。
男の子心はそこをくすぐられるわけで。

願わくば、私が生きている間に、描ききってほしいと思いますが、それはないかな。
なくても良くて、ただ未発表のデザインは出し切ってほしい、そうすれば脳内補完が可能なので。

#私を構成する5つのマンガ

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